佐賀県武雄市とオプティムがAIで協業!住民サービス向上の新時代へ
佐賀県武雄市は、住民の皆様からの様々な問い合わせに対応するため、AIチャットボットサービスの導入を進めています。この度、その導入業務委託の優先交渉権者として、株式会社オプティムが選ばれました。オプティムは、同社のAIエージェント型チャットボット「OPTiM AIRES」を武雄市に提供し、市民サービスのさらなる向上を目指します。

なぜAIチャットボットが必要なのか?武雄市の抱える課題
武雄市では、住民の皆様からの問い合わせが多様化し、内容も複雑になっています。そのため、電話や窓口での対応にかかる職員の負担が増えたり、担当者によって回答内容に違いが出てしまうといった課題がありました。これらの課題を解決し、もっと効率的で質の高いサービスを提供するために、24時間365日いつでも対応できるAIを活用した自動応答システムの導入が計画されました。
オプティムが選ばれた3つのポイント
武雄市がオプティムを優先交渉権者に選んだ理由として、主に以下の3点が挙げられています。
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住民と職員双方に役立つ効率的な技術
AIの活用はもちろん、回答の元になった情報を示す「参照元表示」機能、外国人住民の方も安心な「多言語対応」、そして職員が簡単に情報を登録できる「簡易なナレッジ登録」など、住民の皆様にとっても、市の職員にとっても使いやすい技術が評価されました。 -
サービス向上と業務効率化の相乗効果
住民サービスの向上と、職員の業務が楽になるという、両方の良い効果が期待できる提案内容が高く評価されました。 -
地域密着体制と豊富な実績
オプティムの佐賀本店が地域に根差した体制を持っていることや、「武雄市公式スーパーアプリ」の構築実績があることから、プロジェクトを信頼して任せられると判断されました。
「OPTiM AIRES」ってどんなAI?
「OPTiM AIRES」は、まるで優秀なアシスタントのように働くAIチャットボットです。一番の特徴は、最短5分で設定できる手軽さと、質問者の意図をしっかり理解して答える能力です。
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簡単な設定で即運用開始
Q&A、マニュアル、ウェブサイトのURLなどを登録するだけで、すぐに社内外で使えるAIチャットボットを動かせます。 -
賢く情報を探し、柔軟に回答
「この範囲で答えてほしい」とAIに大まかに指示するだけで、AIが自分で必要な情報を探し出し、質問者の意図を汲み取って、まるで人が話すような自然な回答をしてくれます。 -
タスクも自動で実行
外部のシステムと連携すれば、予約の手配や情報の検索といった作業もAIが自動で行ってくれます。

「OPTiM AIRES」についてもっと詳しく知りたい方は、以下のウェブサイトをご覧ください。
今後の展望:2026年1月サービス開始へ
「武雄市AIチャットボットサービス」は、2026年1月の提供開始を目指して、武雄市の担当部署の皆様とオプティムが協力して構築を進めています。サービスが始まった後も、市民の皆様がもっとスムーズに問い合わせできるように、機能の追加や改善が行われる予定です。
この件に関する武雄市公式Webサイトの公募情報はこちらです。
オプティムの目指す「オプティマル事業」とは
オプティムは、「Optimal(最適な、最善の)」という言葉から生まれた「オプティマル事業」という取り組みを進めています。これは、インターネットを、まるで空気のように快適で、意識せずに使えるようなサービスやインフラに変えていくことを目指す、オプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。誰もがもっと便利にインターネットを使える社会の実現を目指しています。
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