
株式会社オトバンクは、個人の「認知特性」と「音声学習」を組み合わせた「音声型能力開発プログラム」の提供を開始しました。このプログラムは、脳内で言葉を処理する力、「内言語」を鍛えることで、思考のスピードと質を高めることを目的としています。
2025年12月12日に行われた効果検証では、プログラムの満足度が96.1%、業務への有効性を実感した人が97.0%と、非常に高い評価を得ています。これにより、音声学習と認知特性の組み合わせが、仕事で役立つ思考力や判断力を高める新しい方法として期待されています。
新しい能力開発手法「音声学習×認知特性」
近年、新しいスキルを学ぶ「リスキリング」や、自分で進んで学ぶ「自律学習」の重要性が高まっています。しかし、「これまでの研修が身につかない」「一人ひとりの学習スタイルに合っていない」といった課題を抱える企業が増えています。
オトバンクは、この課題を解決するため、人が情報を処理する際に得意な方法(例えば、目で見て覚える、言葉で理解する、耳で聞いて覚えるなど)である「認知特性」に注目しました。長年培ってきた音声に関する知識と認知特性を組み合わせることで、一人ひとりに最適な音声学習プログラムを作り上げました。これにより、画一的な研修ではなく、個人の特性に合わせた学習方法で、学びの効果を最大限に引き出し、実際の仕事での成果につなげることを目指しています。
「内言語」を鍛え、思考スピードを上げる
このプログラムの中心となるのが「内言語(脳の中の声)」という考え方です。私たちは文章を読むとき、文字を目で追うだけでなく、脳の中で声に出して読むようにして理解しています。この脳内での言葉の処理の質と速さが、物事を考える力、要約する力、そして素早く決断するスピードに大きく影響すると言われています。
このプログラムでは、以下の3つの要素を組み合わせて、思考の土台そのものを新しくすることを目指します。
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認知特性に基づいた最適なインプット方法: 自分に合った情報の取り入れ方を知ることで、効率的に学習できます。
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「黙読=脳内での音読(黙音読)」: 音声学習を通じて、脳内での言葉の処理能力を高めます。
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AIとの対話で思考を整理: 音声で得た情報をAIと話し合うことで、情報を整理し、実務で「使える」知識に変えていきます。
高い満足度と業務への有効性を確認

2025年12月12日、株式会社顧問名鑑の受講者206名を対象に、このプログラムの効果検証がオンラインで行われました。その結果、以下の高い評価が得られました。
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プログラム全体の満足度:96.1%(「とても満足」69.9%、「やや満足」26.2%の合算)
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今後の業務への有効性:97.0%(「とてもそう思う」68.4%、「どちらかといえばそう思う」28.6%の合算)
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継続意欲(今後の参加希望):90.8%(「参加したい」66.0%、「どちらかといえば参加したい」24.8%の合算)
受講者からは、「自分の特性に合った学習法を知ることで、効率的にスキルが身につく実感を持てた」「音声であればスキマ時間を活用でき、実務への適用イメージが湧きやすい」といった声が寄せられました。これは、音声学習と認知特性の組み合わせが、学習のやる気を引き出し、実際の仕事に役立つ強力な手段となることを示しています。
「思考のOS」をアップデートするプログラムの特長
このプログラムは、単に知識を学ぶだけでなく、脳の仕組みを理解して「思考のOS(基本的な働き)」を新しくすることを目的としています。主な特長は以下の通りです。
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認知特性に基づいた「インプットの最適化」
受講者自身の認知特性を把握し、文字情報と音声情報のどちらが脳に定着しやすいかを理解することで、最適な学習スタイルを築きます。 -
「黙音読」の概念による思考スピードの向上
音声学習を通じて脳内の言語処理能力(内言語)を鍛え、文章を読み解く力、要約する力、そして素早く意思決定するスピードを高めます。 -
AIを活用した思考の構造化メソッド
音声で得た情報をAIとの対話によって整理・検証し、実務で情報を「知っている」状態から、実際に「使える」状態へと高めます。
今後の展開について

株式会社オトバンク代表取締役会長の上田渉氏は、次のようにコメントしています。
「AIの時代を生きるビジネスパーソンにとって、文字情報をどれだけ速く取り入れ、質の高い決断ができるかが非常に重要です。なぜなら、AIの情報入出力は文字が中心だからです。このプログラムの鍵は『内言語(脳の中の声)』の質を高めることです。黙読を『脳内での音読』と捉え直し、音声学習を通じて文字情報の処理速度を上げることで、思考そのものを高速化できます。」
今回の効果検証で97%の人が「業務に役立つ」と回答したことは、音声による能力開発が実際の仕事の成果につながる可能性を示しています。オトバンクは今後、このプログラムをオーディオブック聴き放題プラン「audiobook.jp 法人版」と連携させ、企業の生産性を根本から高める人材育成の取り組みとして展開していく予定です。
audiobook.jp 法人版について
「audiobook.jp 法人版」は、ビジネス書や自己啓発書など、15,000点以上のオーディオブックを好きなだけ聴ける法人向けのサービスです。通勤中や家事の合間、就寝前など、耳の空いた時間に音声を再生するだけで読書ができるため、自分で学ぶことのハードルを大きく下げることができます。人材育成や、学びと楽しみを兼ねた新しい福利厚生として活用されています。
本プログラムや「audiobook.jp 法人版」に関するお問い合わせは、以下のフォームから可能です。
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お問い合わせフォーム: https://business.audiobook.jp/cta_contact
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「audiobook.jp 法人版」特設サイト: https://business.audiobook.jp/
株式会社オトバンクは、音声コンテンツを通じて「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」を目指しています。日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営するほか、オンラインブックガイド「新刊JP」も展開しています。
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新刊JP: https://sinkan.jp/
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株式会社オトバンク: https://www.otobank.co.jp/
また、今回の効果検証に協力した株式会社顧問名鑑は、大手企業や上場企業の取締役・部長経験者ら43,000名以上の知見や人脈を活用し、クライアント企業の業績向上を支援する「顧問名鑑」事業を展開しています。
- 株式会社顧問名鑑: https://komon.co.jp/

