ハードディスクが壊れ、専門業者へ復旧依頼したので、その流れ、費用、納期等について参考にしていただけると嬉しいです。
ハードディスクの壊れた症状はこんな感じだよ
パソコン起動時に、SMART Status BAD と表示される。
パソコン起動後、Iドライブとして認識されているが容量が表示されていない。
ハードディスクのヘッドの磁力の劣化により読み書きが出来ていないハード的要因
復旧費用(税別) 219,336円 (180,000円 + 35,760円)
今回、復旧を頼んだのは「デジタルデータリカバリー」さん(https://www.ino-inc.com/)だよ
OS Win7、Seagate製1TB、PC起動時にSMART Status BAD と表示される。PC起動後はドライブとして認識されているが容量が表示されない。希望の連絡時間帯はとくになし。
とフォームに入力し送信。
型番がどこに記載されているのかわからなかったので、入力しませんでしたが、このあとかかってくるオペレーターの方が、どこに記載されているか指示してくれるので、わからなければ入力しなくても問題なし。
ハードディスクを手元に置いて、オペレータの方からの電話を待ちましょう。
今回は、希望の連絡時間帯を指定しませんでしたが、フォーム送信後、約10分後にオペレータの方から電話がかかってきました。
電話がかかってくるのが思ったより早かったね!
忙しい方は、希望連絡時間帯は、しっかり時間がとれる時間帯を指定したほうがいいです。
今回の型番、症状を対応した経験のある技術者がおりますので、その技術者に作業をさせます。
費用は最終診断してからご案内しますが、5万~50万円ぐらいになります。
ソフト要因であれば、5~10数万円程度、ハード要因であれば40~50万程度のようです。
ハード要因であれば分解が必要なので、クリーンルームの無い小規模な業者では危ないようです。
実は、この時わかったのですが、10年ほど使ったハードディスクでした。それは壊れるはずです。
不良ハードディスクの梱包はこちらでする必要がありますが、楽チンで対応が早いです。
電話が終わったのが11:00前ごろでしたが、14時頃には集荷にきてもらえました。
この時の梱包の箱等は廃棄されるので、不要のもので梱包しましょう。
集荷した時間帯等にもよりますが、集荷した翌営業日に初期診断結果の連絡がきます。
初期診断では、ソフト要因かハード要因かの診断結果がくるよ。
ハード要因だとクリーンルームでの分解作業になるから高額コース確定だね。
初期診断までは無料ですが、キャンセルの場合はハードディスクを着払いで送付させて頂きますね。
引き続き分解しての診断を依頼。
もう後には引き返せません。。。
翌日、翌々日には診断結果の報告がきます。
ヘッドの磁力が劣化し、読み書きが出来ない状態です。
幸いディスクには傷がありませんが、データが正常に書き込めてないこともあるので、全てのデータ復旧は難しいかもしれません。
費用については、基本料金+成果報酬 で決まります。
成果報酬については、必要なデータどれだけ取り出せたかで決まります。
たとえばオフィスファイルや動画ファイルであったり、特定のフォルダ内のデータであったり。
その必要なデータはこちらが指示します。
必要なデータが全て取り出せた時の満額で案内され、取り出せないデータがあれば減額していく方式です。
今回の費用は、税別44万円になります。
カードでの分割払いにも対応しますよ。
44万!!?? マジっすか!!??
ただし、ただいまキャンペーンをやっておりまして、デジタルデータバックアップ(DDB)のサービスを契約頂いて、最低12ヶ月使用して頂くという条件で20万円に値引きさせて頂くことも出来ます。
こちらは月額が税別2,980円でクラウドで100GBのデータバックアップをするサービスです。
(サービス内容はどうでもいいや。4万円ほど払ったら20万円ほど安くなるなら、やるしかないよね)
それでお願いします!!
これで復旧依頼の契約をすることになります。
電話しながら、依頼書のURLがメールで送られて来て、そこで必要事項(名前だけですが)を入力し契約成立。
また、今回はキャンペーン中のサービスの利用登録するため、電話口で担当者が代わって、DDBの利用登録を済ませました。
DDBのサービス利用料金は、税別35,760円(2,980円×12ヶ月分)。
こちらで解約の手続きをする必要があります。
今回の復旧作業は、ヘッドを交換し、基板の中のソフトの書き換えをしながらデータの取り出しを行ったそうです。やはりデータは一部エラーを起こし読み込めないらしく。その報告と減額についての案内の電話がありました。
ハードディスクの容量は1TBでしたが、実際に入っていたデータは500GB未満だったようで、約1日でデータの取り出し作業は終わったようです。
取り出したデータは、外付けハードディスク(500GB)に保存され、不良ハードディスクと一緒に送られてきます。
作業終了すると、その報告と外付けハードディスクのレンタルor買取、希望受取日の確認の電話がかかってきます。
外付けハードディスクは、一般価格よりかなり高めだったので、レンタルにしました。
買取だと追加費用が発生しますが、レンタルだと発生せず、返送も着払いなので、買取の理由がありませんでした。
レンタルで依頼しても、後から買取に変更することも可能です。
いよいよ復旧されたデータが戻ってきました。
・不良ハードディスク
・復旧したデータの入った外付けハードディスク
・復旧データが暗号化されているので、その手順書
・外付けハードディスクの返送用伝票と袋
外付けハードディスクを梱包するために少し梱包材(新聞等で可)を準備するぐらいで、こちらで準備するものはとくにありません。
やっとデータが帰ってきたね~
PCのハードディスクにコピーだね
パソコンに外付けハードディスクをつなげてみると、ファイルは2つ。
lockdir.exe が復旧されたデータが暗号化されたものです。
★☆必ずお読みください.pdf に、暗号化を解除する手順が記載されています。
あとは手順書どおりにすること復旧されたデータを見ることができます。
ここまでにかかった時間は約一週間。
割り増し料金で時間短縮で対応してくれるサービスもあるようです。
高い出費になったね~
大事なデータはこまめにバックアップ取っておかないと痛い目に合うね。
それとハードディスクの寿命にも気を付けないといけないね。