トゥモロー・ネット、「話せるAI」機能を搭載した「CAT.AIマルチAIエージェント」で業務自動化を加速

AIツール・サービス紹介

株式会社トゥモロー・ネットは、AIを活用したコミュニケーションプラットフォーム「CAT.AIマルチAIエージェント」に、新たに「Voice LLM」機能を正式にリリースしました。この新機能は、まるで人間と話しているかのように自然な対話をAIが実現することで、企業の様々な業務を自動化し、よりスムーズな顧客対応を可能にします。

CAT.AI

AI活用の課題を解決

近年、企業でAIの活用が進んでいますが、「チャットボット」「ボイスボット」「生成AI」といった様々なAIが個別に導入され、それぞれのAIが連携できていないという課題がありました。これにより、情報がうまく共有されず、業務全体の効率化が進みにくい状況が生じていました。

トゥモロー・ネットは、この課題を解決するため、「CAT.AIマルチAIエージェント」を強化しました。今回の機能拡張により、音声でのやり取りと、文章を生成するAI(LLM:大規模言語モデル)を組み合わせることで、複数のAIが協力し合って業務を進める「マルチモーダルなAI連携」を実現しています。

新機能のポイント

1. 次世代ボイスボット機能

この機能では、人の声を認識する「音声認識(STT)」、AIが声で話す「音声合成(TTS)」、そして文章を理解・生成する「LLM(大規模言語モデル)」という3つの技術が連携します。これにより、AIと人が途切れることなく、まるで人間同士のようなスムーズな会話ができるようになります。

AIは話している人の意図や気持ちを理解し、決まった質問だけでなく、様々な質問にも柔軟に対応します。また、会社の顧客情報システム(CRM)や予約システムなど、他の業務アプリと連携することで、声だけで様々な手続きを完了させることが可能です。これにより、コールセンターや社内のヘルプデスクにかかる負担が大きく減り、お客様の問い合わせ対応がより早く、正確になります。

2. LLM連携による性能向上

大規模言語モデル(LLM)を活用することで、長い文章を短くまとめる「文書要約」や、自然な文章をAIが作る「自然文生成」、そして質問の内容に合った情報を探し出す「意味検索」といった作業が自動でできるようになります。

また、社内の資料や知識データベースとAIを連携させることで、お客様からの質問に対して、AIが最適な回答を自動で作り出し、すぐに答えることができます。さらに、複数のAIエージェント同士が会話の内容を共有できるため、これまで難しかった複雑な業務も、AIたちが協力し合って処理できるようになります。

「CAT.AIマルチAIエージェント」とは

「CAT.AIマルチAIエージェント」は、複数の専門的なAIエージェントが連携して、お客様からの問い合わせ対応や様々な業務を自動で行うAIコミュニケーションの仕組みです。中心となる「リードエージェント」が他のAIエージェントたちをうまくまとめ、一つだけでは難しい複雑な業務も同時に処理できます。

このシステムは、金融、保険、行政といった公共サービスから、予約システム、公式アプリまで、幅広い業界で活用されており、業務の効率化を強力にサポートします。トゥモロー・ネットは、お客様がストレスなく問い合わせができる「エフォートレス」な体験を提供し、お客様の満足度(CX:顧客体験)を高めるAIサービスの開発・提供を目指しています。

「CAT.AIマルチAIエージェント」の詳しい情報は、以下のリンクをご覧ください。

トゥモロー・ネットについて

株式会社トゥモロー・ネットは、「Visionary AI Orchestrator(ビジョナリーAIオーケストレーター)」として、AIで新しい社会を創造することを目指しています。AIの基盤となる設備(インフラ)から、AIを動かすためのシステム(プラットフォーム)、そして実際に使うアプリやサービス、操作画面(ユーザーインターフェイス)に至るまで、最適なAI環境の導入を支援する総合的なAIソリューション企業です。

これまで培ってきた豊富なインフラ導入の実績を活かし、AIに必要な高性能なサーバーの選定や運用、自社開発のチャットボットやボイスボット、生成AIとの連携、マルチAIエージェントといった最先端のAIソリューションを使って、ITシステムの構築を一貫して提供しています。社会インフラ、金融、流通、コールセンター、行政サービスなど、あらゆる分野でのAIニーズをサポートし、社会をより良い未来へと導くことを目指しています。

トゥモロー・ネットに関する詳細は、以下のリンクをご覧ください。

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