
2025年11月1日、金融専用スマートデバイスの開発やプロの方向けのアルゴリズム取引システム開発を手掛けるMacroTrade Instruments合同会社が、AI MQL合同会社に仲間入りしたことを発表しました。
AI MQL合同会社は、MT4/MT5といった金融取引のプラットフォームやAIの「開発・保守・運用」を専門とするフィンテック企業です。特に、システムがきちんと動くかを確認する「品質保証(QA)」や、安定して使い続けられるようにする「サイト信頼性エンジニアリング(SRE)」に強みを持っています。
参画の目的と生まれるメリット
MacroTrade Instrumentsは「資産を『見る』だけでなく『感じる』」という考え方のもと、新しい金融デバイスや高度なアルゴリズム取引システムを提供してきました。今回のAI MQLへの参画によって、MacroTrade Instrumentsの革新的な技術と、AI MQLが誇る厳しい品質チェックや安定運用の体制が一つになります。
AI MQLは、選ばれたお客様と一緒に具体的な価値を作り出す「価値共創モデル」を進めています。この参画により、次のような大きなメリットが生まれると考えられます。
イノベーションと信頼性の両立
MacroTrade Instrumentsが開発する高度なアルゴリズム取引システムや金融専用デバイスは、AI MQLの「盾」(SRE、安定して動かす技術)によるサポートを受けることになります。これにより、プロの投資家(プロップトレーディングファーム)のように、システムが止まると困るお客様に対しても、最高の信頼性を持つ解決策を提供できるようになるでしょう。
「矛(AI)」の強化への貢献
MacroTrade Instrumentsが持つアルゴリズム開発のノウハウは、AI MQLがお客様の競争力を高めるために提供するオーダーメイドの「矛」(AI、戦略的なAIシステム)と融合します。AI MQLのAIをシステムに組み込む技術と、MacroTrade Instrumentsの取引システム設計能力が合わさることで、さらに強力で価値の高いカスタムソリューションの開発に貢献します。
ソリューション領域の拡大
MacroTrade Instrumentsが持つ金融デバイスの開発能力は、AI MQLのサービス範囲をソフトウェアだけでなく、実際に触れる機械(ハードウェア)へと広げます。これはAI MQLの「アジャイルなサービス拡張」戦略にも合致しており、両社の技術を組み合わせた独自の価値あるサービスを素早く開発し、提供できるようになるでしょう。
今後の展望
MacroTrade InstrumentsはAI MQLの一員として、これまで以上に大胆な技術革新を追求していくとのことです。AI MQLの持つしっかりとした品質管理と安定運用の基盤の上で、MacroTrade Instrumentsの技術を最大限に発揮し、プロの投資家や先進的なフィンテック企業といったお客様に対し、ソフトウェアとハードウェアの両面から他に類を見ないソリューションを提供していく予定です。
各社について
MacroTrade Instruments合同会社
「資産を『見る』だけでなく『感じる』」をコンセプトに、金融ソフトウェアと日本初の金融専用スマートデバイスの開発を手掛けています。為替レートなどを生活空間に常時表示するデバイスのほか、為替、先物、株式、暗号資産を対象としたプロフェッショナル水準のアルゴリズム取引システムの設計から運用までを一貫して提供しています。
公式サイト: https://macrotrade-instruments.jp/
AI MQL合同会社
MT4/MT5(MQL4/MQL5)とAIの開発・保守・運用・テストを請け負うフィンテック企業です。高度な技術的課題を抱えるプロの投資家や専門フィンテック企業を対象に、オーダーメイドのソリューションと厳格なSRE(サイト信頼性エンジニアリング)を提供する「価値共創型パートナー」です。お客様の技術的な競争力とシステムの安定稼働を両立させることを目指しています。(投資助言に該当する業務は行いません。)
公式サイト: https://ai-mql.com
