AI英会話スピークバディ、製造業の海外展開を支える新コンテンツ「グローバル製造業英語」を提供開始
AI英会話アプリ「スピークバディ」は、製造業をはじめとする国際的なビジネスの現場で役立つ新しいレッスンコンテンツ「グローバル製造業英語」の提供を開始しました。

現場で求められる英語力に対応
近年、日本の製造業では、国内市場の縮小や円安の影響で、海外への事業展開が活発になっています。国際協力銀行(JBIC)の調査によると、2023年度には製造業企業の海外売上高比率が過去最高の40.0%に達し、今後も海外事業を強化・拡大すると答えた企業は62.0%にものぼっています。
このような状況の中、海外の生産拠点や取引先とのやり取りで、英語でのコミュニケーションが日常的に必要とされています。しかし、現場でスムーズに英語を話せる人材が不足していることが課題となっています。この課題は製造業だけでなく、グローバルに事業を行うあらゆる企業に共通しています。
国際協力銀行(JBIC)「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告(2025年)」の詳細はこちらで確認できます。
新コンテンツ「グローバル製造業英語」の概要
「AI英会話スピークバディ」は、2016年9月に登場した日本発のAI英会話アプリです。AI技術(音声認識、生成AI、自然言語処理など)と第二言語習得理論を組み合わせることで、効率的に英会話力を高めることができます。このアプリの特徴は、実際に起こりそうな会話シーンを物語形式で学べる点です。学習者は物語の主人公になり、AIキャラクターとの対話を通じて、大切なフレーズや発音、語彙などを総合的に学べます。
今回新たに提供される「グローバル製造業英語」は、国際的に事業を展開する製造・生産関連企業をモデルにしたコンテンツです。個人・法人問わず利用でき、無料体験期間中にも試すことができます。また、2023年から好評の、生成AIを搭載したフリートーク機能「バディチャット」も利用可能です。
ストーリー設定

このコンテンツでは、生活雑貨の製造・販売を行う「LifeBuddy社」が舞台です。学習者は本社の生産管理担当として、ベトナムの自社工場や海外への製品展開を担う国際事業部のメンバーと協力しながら、製造や納期調整、トラブル対応などを進めていきます。出張やオンライン会議などを通じて、リアルな国際ビジネスを体験できます。
主なシーンは以下の通りです。
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工場視察:新しい材料のテスト、チームへのアドバイス
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国際事業部との交流:担当者との挨拶、ベトナム工場の説明
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製造プロセスの説明:商品の作り方や材料の調達について
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定例ミーティング:生産量や納期、会議日程の調整
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海外展開計画:製品の仕組み、サイズ、材料、コスト、販売戦略の議論
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文化・出張調整:旧正月の休暇や出張の手配に関する相談

対応レベルとキーフレーズ例
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第1章「海外展開に向けた連携」:初級(CEFR A2・英検準2級・TOEIC 225〜385)レベル
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第2章「トラブルを乗り越えて」:中級(CEFR B1・英検2級・TOEIC 550〜665)レベル(12月公開予定)
キーフレーズの例としては、「I noticed that 〜(〜に気づきました)」「let me know when 〜(〜の時に教えてください)」「I’d like to reschedule 〜(〜の予定を変更したいです)」など、ビジネスでよく使う表現が学べます。
開発のポイント
- 「現場で使える」実践英語を楽しく学べる構成:製造業で働く方々の英語に関する悩みや、海外拠点とのやり取りでよくあるエピソードを反映しています。生産現場の雰囲気を感じながら、楽しく学習できるよう工夫されています。
- 初級者から中上級者まで役立つ設計:日常業務での依頼や確認、報告といった基本的な表現から、意見や提案を伴うより高度なやり取りまで、段階的に練習できます。特に要望が多かった初級レベルの表現を多く取り入れることで、幅広いレベルの人が利用しやすい内容です。
- 多国籍チームでの協働に必要な異文化理解×実務英語を体験:さまざまな国籍のAIキャラクターとの対話を通じて、異なる文化や働き方の違いを学び、グローバルチームでの信頼関係の築き方や調整のプロセスを英語で疑似体験できます。これにより、実務で役立つ英語力だけでなく、異文化コミュニケーション能力も磨けます。
コンテンツ開発責任者からのコメント
コンテンツ開発責任者は、今回の「グローバル製造業英語」について、生産現場で役立つ英語を学べるだけでなく、幅広い層に楽しんでもらえるコンテンツを目指したと述べています。
例えば、今年の夏に話題になった「クールネックリング」という身近な商品を題材に選ぶことで、製造業の専門的な会話に慣れていない人でも親しみやすく学習を始められるように工夫されています。また、多くの日本企業が工場を持つ東南アジアの中から、プラスチック製品の製造が盛んなベトナムを舞台に選ぶことで、現地の文化背景を理解しながらコミュニケーションを体験できる構成となっています。
海外の仲間と協力して、商品が作られる過程から消費者の手に届くまでを描くことで、製造業でよく使われる表現や語彙を実践的に学びながら、ものづくりの楽しさや異文化に触れる喜びを感じられるレッスン内容になっているとのことです。
「AI英会話スピークバディ」について

「AI英会話スピークバディ」は、2016年9月にリリースされた日本初のAI英会話アプリです。最新のAI技術と第二言語習得理論を融合させた学習体験は高く評価されており、2025年11月時点でApp Storeの評価は「4.6」を獲得しています。これまでに500万人以上の学習者が利用し、企業や自治体、教育機関など180以上の導入実績があります。
詳細はこちら:https://app.speakbuddy.me/
受賞歴
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グッドデザイン賞(2021年)
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第20回日本e-Learning大賞(2023年)
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Google Play ベスト オブ 2023「優れたAI部門」部門賞(2023年)
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日本サブスクリプションビジネス大賞(2024年)
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第14回 日本HRチャレンジ大賞 奨励賞(2025年)
株式会社スピークバディについて

株式会社スピークバディは、「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」ことをミッションに掲げ、AI英会話「スピークバディ」の開発・運営、オンライン英語コーチング「コーチバディ」の運営、英語学習Q&Aサイトの運営などを行っています。
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会社名:株式会社スピークバディ
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代表者:代表取締役CEO 立石剛史
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設立年月日:2013年5月
今後も「AI英会話スピークバディ」のさらなるアップデートを重ね、画期的な英会話体験を提供していくとのことです。

