株式会社LegalOn Technologiesが提供するAIカウンセル「CorporateOn」が、渋谷区の官民連携オープンイノベーション企画「Testbed City Shibuya」の実証実験事業に採択されたことが発表されました。

AIカウンセル「CorporateOn」とは?
「CorporateOn」は、企業の中で「これってどうすればいいの?」という疑問に答えるAIの相談相手のようなサービスです。最新のAI技術である「大規模言語モデル」と、たくさんの情報の中から必要なものを探し出す独自のシステム(RAGシステム)を組み合わせています。
このサービスには、弁護士、税理士、公認会計士、経営コンサルタントといった専門家の知識がAIによって整理され、ライブラリとして搭載されています。そのため、信頼できる正確な答えをすぐに教えてくれるのが特徴です。
例えば、会社の中で「法務のことでちょっと聞きたいんだけど」「この契約書、これで大丈夫かな?」といった質問が来たときに、担当部署が一つ一つ答える手間を減らしたり、新しい企画を考える事業部門の人が疑問に思ったことをすぐに解決したりするのに役立ちます。2025年1月にサービスが始まってから、わずか10営業日で300社以上の企業から問い合わせがあったとのことです。
詳細はこちらをご覧ください。
https://lp.www.legalon-cloud.com/corporateon/?utm_source=pr&utm_medium=release&utm_campaign=pr_release_20251110
渋谷区の「Testbed City Shibuya」とは?
渋谷区が取り組む「Testbed City Shibuya」は、社会が抱える様々な問題を解決するために、新しいアイデアや技術を持つスタートアップ企業などから解決策を募集し、実際に試す(実証実験)ことで、新しい価値を生み出す取り組みです。これにより、イノベーションの創出を促進することを目指しています。
今回、「CorporateOn」は、社会の課題解決に貢献する新しいソリューションとして、この実証実験に選ばれました。この実証実験を通じて、渋谷区の業務をより効率的で質の高いものにし、AIを活用した変革(AX)を進めることに貢献していくとのことです。実証実験の結果から得られるフィードバックをもとに、今後のサービス開発も継続していくとされています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.shibuya-startup-support.jp/testbed-city
株式会社LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、AI分野における高度な技術力と、法律・契約に関する専門知識を合わせ持つグローバルなAIカンパニーです。2017年の設立以来、AIを活用した法務サービスの開発に力を入れており、世界中で7,500社以上の企業に利用されています(2025年9月末時点)。
2025年1月からは、法務だけでなく企業全体の業務を支援する「CorporateOn」の提供も開始しました。最先端のAI技術を製品開発に取り入れ、様々な企業の課題解決をサポートしています。
まとめ
AIカウンセル「CorporateOn」が渋谷区の実証実験に採択されたことで、より多くの企業や組織でAIを活用した業務効率化や専門知識の活用が進むことが期待されます。この取り組みが、行政機関でのAI活用をさらに広げるきっかけとなるでしょう。

