
AI翻訳がどんどん賢くなっているのに、なぜか会社全体の仕事の効率は上がらないと感じていませんか?
AI翻訳は進化しても、なぜ「手戻り」は減らないのか
生成AIやニューラル翻訳の登場で、翻訳の質は驚くほど良くなりました。しかし、実際に企業で翻訳を使う現場では、翻訳された内容をチェックする手間(レビュー工数)や、何度も修正が必要になること、承認に時間がかかることなど、「手戻り」と呼ばれる無駄な作業がまだ多く残っています。
特に、世界中に拠点があり、たくさんの言語でビジネスを展開している大きな会社では、部署ごとに翻訳のルールや使う言葉の管理方法が違うため、翻訳の品質にばらつきが出たり、作業が遅れたりする原因になっています。
翻訳のレビューや用語の管理がバラバラだと、AIの力が発揮できない
AI翻訳のシステムを導入しても、誰がどんな基準で翻訳を承認するのかがはっきりしないままでは、あいまいな運用になりがちです。
また、使う言葉(用語)が会社全体で統一されていないと、AI翻訳の精度が高くても、最終的な成果物として内容に一貫性がなくなってしまいます。その結果、また修正作業が何度も発生してしまうのです。
AI翻訳の仕組みを整えて、品質とスピードを両立
このセミナーでは、Trados EnterpriseとLanguage Weaverというツールを使って、用語の統一、翻訳のレビュー、承認といった一連のプロセスを一つにまとめて管理する新しい翻訳のやり方を紹介します。
これにより、クラウド上で安全かつ柔軟にAI翻訳を利用できるようになります。また、最新のAI技術(LLM)や特定の業界に特化したモデルを使うことで、専門的な内容でも高い精度の翻訳が可能になります。
作業の流れを自動化し、品質管理もまとめて行うことで、手戻りや待ち時間を大幅に減らすことができます。さらに、ウェブサイトのコンテンツ管理システム(CMS)などとも連携できるため、多言語のコンテンツをリアルタイムで処理し、世界展開にも柔軟に対応できるようになります。
セミナーでは、具体的な画面を見ながらデモンストレーションを行い、グローバル企業がどのように成功したかの事例も交えながら、導入による効果を分かりやすく解説します。AI翻訳をただの道具としてではなく、「会社全体を支える大切な仕組み」として活用するためのポイントが学べます。
こんな方におすすめです
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製品マニュアルやヘルプ情報など、多くの言語に翻訳する必要がある大きな会社にお勤めの方
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翻訳の依頼からチェック、承認までの流れが複雑だと感じている方
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会社全体の翻訳プロセスやシステムの運用を見直したいと考えている部署の責任者の方
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AI翻訳を使って、仕事の進め方を標準化したり、システムを新しく作り直したりすることを検討している経営企画やIT部門の方
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各拠点(海外支社など)でバラバラの翻訳ツールやルールを使っているため、品質を統一し、翻訳にかかる時間を短くしたいと考えているグローバル企業の方
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