文章の正確さをAIがサポートする時代へ
インターネット上には毎日たくさんの情報があふれています。商品カタログやニュース記事、マニュアルなど、あらゆる文章において「書かれている内容が正しいこと」はとても重要です。しかし、これらの情報を一つ一つ人の目で確認する「校閲(こうえつ)」の作業は、時間も手間もかかり、間違いを見落としてしまうこともあります。
そんな課題を解決するため、AI(人工知能)が文章の正確さをチェックする新機能が登場しました。
Shodoの「AI校閲」とは?
株式会社ゼンプロダクツが提供するAI校正サービス「Shodo(ショドー)」は、これまで文章の誤字脱字や文法ミスをAIが直してくれる便利なサービスでした。そしてこの度、さらに進化した新機能「AI校閲」を2025年11月18日に正式にリリースしました。
この「AI校閲」機能は、事前に登録した「背景情報」をもとに、書かれている文章の内容がその情報と合っているかをAIが確認してくれるものです。例えば、商品の名前や価格、性能といった情報をあらかじめAIに教えておけば、文章の中に誤った情報がないかを自動でチェックしてくれます。
どんな情報がチェックできるの?
「AI校閲」機能は、以下のような様々な場面で役立ちます。
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商品カタログや広告、記事に書かれた数字や性能に間違いがないかを確認する。
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プレスリリース(発表文)に書かれた製品名が正しいか、事実と合っているかを自動でチェックする。
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マニュアルに書かれた操作方法と実際の製品の仕様に食い違いがないかを見つける。
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オンラインショップの商品ページや比較記事に載っている価格や機能が間違っていないかを防ぐ。
このように、これまで人の目で一つ一つ確認する必要があった作業の負担を大きく減らすことができます。

使い方:AIに情報を教えて、チェックしてもらう
Shodoの文章作成画面で、新しく「校閲情報」を入力できるようになりました。記事や文章に関係する背景情報をここに登録しておくだけで、AIが最終的な文章の整合性を確認してくれます。
情報を入力した後、「最終AIチェック」というボタンをクリックすると、AIが背景情報と照らし合わせて文章をチェックし、情報に食い違いや間違いがないかを見つけてくれます。
AIはとても賢いですが、完璧ではありません。このAI校閲機能も、人の作業を助けてくれるツールとして活用することで、より効率的に文章を編集できるようになります。
現在この機能は、ブラウザーからShodoを利用する場合にのみ使えますが、今後はWordのアドインやChrome拡張機能でも使えるようになる予定です。
料金プランと利用方法
ShodoのAI校閲機能は、月額2,000円(税込)のビジネスプランから利用できます。例えば、5名で利用する場合は月額10,000円(税込)となります。ビジネスプランでは、企業での利用に便利なIPアドレス制限や請求書払いにも対応しています。
Shodoは14日間の無料トライアルをすぐに始めることができ、トライアル期間中にキャンセルしても費用はかかりません。
Shodoの料金プランについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://shodo.ink/pricing/
Shodoが目指す未来
Shodoはこれまで、AIが文章の誤りを直す「校正」サービスとして提供されてきました。しかし今後は、今回追加された背景情報だけでなく、さまざまな情報や状況(コンテキスト)をもとに、AIが文章の「校閲」や「編集」まで担当するサービスへと進化していく予定です。

株式会社ゼンプロダクツについて
株式会社ゼンプロダクツは、「誰もがアーティストである」という考えのもと、日々の雑務や管理作業、使いにくいソフトウェアといった障害を取り除き、人々が本来持っている創造性を仕事に取り戻すことを目指しているITスタートアップです。
Shodoの公式サイトはこちらです。
https://shodo.ink/
株式会社ゼンプロダクツについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://we.shodo.ink/

