NHKテクノロジーズ監修の動画ぼかしソフト「AVCLabs Video Blur AI」、Inter BEE 2025で新バージョン先行公開&来場者限定で年内無料ライセンス提供

AIツール・サービス紹介

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動画内の顔や物体をAIで自動的にぼかしたり、モザイクをかけたり、消去したりできるソフトウェア「AVCLabs Video Blur AI」の新バージョンが、「Inter BEE 2025」で先行公開されます。このソフトウェアは、NHKテクノロジーズの監修を受けており、すでに多くの放送局や企業で利用されています。

AIが動画編集をサポート

「AVCLabs Video Blur AI」は、動画に映り込んだ顔や物、ロゴ、ナンバープレートなどをAIが自動で探し出し、ぼかしやモザイク、消去といった処理を簡単に行える専門ソフトです。特に、個人情報の保護や著作権の処理が必要な場面で活躍します。

製品概要イメージ

このソフトウェアは、NHKをはじめとする約400室の放送局やCATV局の編集室に導入されている「オフライン版」と、民放各局や映像制作会社、一般企業、教育機関など約300の組織で使われている「ダウンロード版」の2種類があります。

Inter BEE 2025で最新機能を先行体験

2025年11月19日(水)から21日(金)まで開催される「Inter BEE 2025」では、NHKテクノロジーズのブース(ホール8 小間番号 8501)で、「AVCLabs Video Blur AI」の次期アップデートで追加される予定の最新機能が先行公開されます。

来場者には、年内無料でダウンロード版を利用できるライセンスが特典として提供される予定です。

誰でも簡単に使えるスタンドアローン型ソフトウェア

「AVCLabs Video Blur AI」は、特別な動画編集ソフトがなくても、これだけで動く「スタンドアローン型」のソフトウェアです。AIが顔や物体を自動で検出してくれるため、利用者は対象を選んで、どのようにぼかすかなどを指示するだけで作業が完了します。映像編集の経験が少ない方でも、短時間で操作を覚えられるように作られています。

スタンドアローン操作イメージ

さらに、新しく追加される「キー信号出力(マスク保存)」機能を使えば、「AVCLabs Video Blur AI」で作ったぼかしの範囲を、他の動画編集ソフトでも再利用できるようになり、作業の効率が上がります。

ユーザーの声を取り入れた進化

「AVCLabs Video Blur AI」は、利用者の意見を元に、この1年間で5回のアップデートと約20の新機能を追加してきました。動画内の不要なものを消す「動画消しゴム」機能や、特定の顔を登録して管理する機能など、より実用的な機能が強化されています。これらの機能は、ダウンロード版だけでなく、オフライン版の利用者にも順次提供される予定です。

次期アップデートで追加される新機能(Inter BEE 2025で先行公開)

Inter BEE 2025では、以下の新機能が実際の画面とともに紹介されます。

  • 商品・ロゴ・全身など多様な対象へのぼかし対応
    顔だけでなく、商品、ロゴ、人物の全身、背景、建物、車体全体など、さまざまなものをクリック一つで選択し、追従して隠すことができるようになります。

  • 動画消しゴム機能
    動画に映り込んでしまった不要な物体や文字、字幕などを、周囲の映像になじませながら消去できる機能です。古い映像のキズやノイズを取り除く際にも役立ちます。

    動画消しゴム機能

  • 動画編集ソフトとの連携を容易にするキー信号出力(マスク保存)
    ぼかしをかける範囲を「マスクデータ」として出力できるようになります。これにより、既存の動画編集システムや合成処理ソフトとスムーズに連携し、より高度な編集が可能になります。

    キー信号出力イメージ

  • 顔画像(出演者リスト)のインポート/エクスポート
    あらかじめ顔写真を登録しておき、「ぼかし対象外」としたい人物のリストとして活用できます。また、AIが認識した顔をリストとして出力することも可能で、複数の動画や編集端末間で共有することで、作業の効率がさらに向上します。

    顔画像リスト機能

  • ぼかしの着色・マスコット画像登録
    ぼかしの色を変えたり、顔の部分にマスコット画像を重ねたりできるようになります。これにより、プライバシーを守りながらも、人物の識別性を高めたり、番組や動画の世界観を表現したりすることが可能になります。

    ぼかし着色・マスコット画像1
    ぼかし着色・マスコット画像2

安心のローカル処理とセキュリティ

「AVCLabs Video Blur AI」は、AIによる解析を含め、ほとんどの処理をパソコンの中で完結させる設計です。そのため、映像データが外部のサーバーに送られる心配がなく、放送局や企業内でのプライバシー保護や機密情報の取り扱いにも配慮されています。特に「オフライン版」はインターネットに接続しない環境でも使えるため、セキュリティが非常に厳しい現場でも安心して導入できます。

Inter BEE 2025 出展概要

Inter BEE 2025 ロゴ

  • 名称: Inter BEE 2025

  • 展示ブース: ホール8 小間番号 8501 株式会社NHKテクノロジーズブース内

  • 会期:

    • 2025年11月19日(水) 10:00~17:30

    • 2025年11月20日(木) 10:00~17:30

    • 2025年11月21日(金) 10:00~17:00

  • 会場: 幕張メッセ(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1)

  • 入場: 無料(全来場者登録入場制)

  • 出展者情報ページ: https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/detail.html?id=1760

来場者限定特典:年内無料ライセンス提供

来場者限定特典イメージ

NHKテクノロジーズブースに来場すると、「AVCLabs Video Blur AI」ダウンロード版を2025年内無料で試せるライセンスが提供されます。詳細な申し込み方法やライセンスの取得手順は、会場で配布されるチラシやブース内の案内で確認できます。

製品概要・価格

「AVCLabs Video Blur AI」は、個人クリエイターから放送局まで、幅広い環境で導入しやすい価格設定がされています。

製品名 AVCLabs Video Blur AI Windows版
型番 MV23L006-LW
JAN 4570000438500
価格 ダウンロード版 1ライセンス PC1台あたり 税込30,000円(買い切り・永続) オフライン版 価格・構成は個別見積もり
製品名 AVCLabs Video Blur AI Mac版
型番 MV23L010-LM
JAN 4570000438517
価格 ダウンロード版 1ライセンス PC1台あたり 税込30,000円(買い切り・永続) オフライン版 価格・構成は個別見積もり

製品の詳細情報や動作環境については、以下のページをご覧ください。

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