スターティアレイズのiPaaS『JENKA』とAI-OCR『DX Suite』が自治体業務と社内DXを加速させる秘訣

AIツール・サービス紹介

自治体業務のDXを推進:『JENKA』と『DX Suite』の導入事例

スターティアレイズ株式会社が提供する「iPaaS『JENKA』」とAI inside株式会社が開発する「AI-OCRサービス『DX Suite』」が、AMUSE株式会社の業務効率化に大きく貢献した事例が公開されました。
AMUSE株式会社は、このサービスを活用して自治体向けの給付金支援業務を自動化し、住民への迅速な給付と業務の標準化を実現しています。

AMUSE iPaaS「JENKA」と AI-OCR サービス「DX Suite」の導入で、自治体向け BPO 事業の作業工数とコストを大幅削減!さらに社内 DX も実現

AMUSE株式会社とは

AMUSE株式会社は、「システム」と「人」を組み合わせた「Hybrid BPO」を強みとする企業です。イベント運営、人材派遣、BPO事業など多岐にわたるサービスを展開しています。
特に自治体向けの給付金支援業務では、OCR(光学的文字認識)による電子化とデータ連携の仕組みを確立し、効率的で精度の高い運用を提供しています。

導入前の課題:時間と手間がかかるデータ入力

AMUSE株式会社はこれまで多くの自治体で給付金支援業務を担ってきました。近年、行政のデジタル化が進む中で、同社はサイボウズ株式会社のクラウドサービス「kintone」を基盤としたシステム活用を進めていました。
しかし、給付金申請ではオンラインと郵送の2つの方法があり、特に郵送で届く書類は、スキャンしてPDF化し、手作業やRPA(ロボットによる業務自動化)でkintoneに入力・アップロードする必要がありました。
この二重の作業が原因で、データの集約に時間がかかり、審査業務が滞る、残業が増えるといった課題に直面していました。

『JENKA』と『DX Suite』による自動化の成果

自治体向け給付金支援業務の劇的な効率化

紙の申請書類をスキャン・PDF化した後、クラウドストレージ「Box」にアップロードするだけで、その後の処理がすべて自動化される仕組みが構築されました。
具体的には、アップロードされた書類はAI-OCRサービス『DX Suite』で文字が読み取られ、そのデータが自動的に『kintone』に登録されます。
これにより、郵送申請書類のデータ集約にかかる時間が大幅に短縮され、手作業が不要になりました。担当者は、例外対応や審査といった、より重要な業務に集中できるようになり、業務の滞留や残業増加といった課題も解消されました。
さらに、自治体ごとに異なる日付や住所などの表記形式も、iPaaS『JENKA』上で自動的に変換・整形されるため、多様な要望に柔軟に対応できるようになり、短期間でのデータ提供が可能になりました。

社内業務のDXも加速

自治体業務で得た自動化のノウハウは、AMUSE株式会社自身の社内業務にも応用されました。特に、請求処理の完全自動化を実現しています。
以前は、請求書の処理にOCRと手入力を併用しており、入力の負担やミスが課題でした。
これを解決するため、『JENKA』と『DX Suite』を組み合わせ、請求書のアップロードからOCR処理、データ入力、電子帳簿保存までの一連のプロセスを自動化しました。
結果として、手入力作業はゼロになり、業務コストの削減と処理の正確性向上を両立。入力ミスや情報のばらつきがなくなり、社内業務の標準化が実現されました。

AMUSE株式会社 齊藤氏のコメント

AMUSE株式会社のDX推進部 統括マネージャーである齊藤氏は、今回の『JENKA』と『DX Suite』の活用が、「システム」と「人」を融合させる「Hybrid BPO」戦略において大きな一歩となったとコメントしています。
『JENKA』の柔軟なデータ連携機能とスターティアレイズのサポート体制に感謝を述べるとともに、iPaaSの「無限の拡張性」に期待を寄せています。
今後は、このノウハウを活かして、他の企業や組織のDX推進を支援し、長期的に進化し続けるビジネス基盤の構築に貢献したいと考えているとのことです。

iPaaS『JENKA』について

『JENKA』は、2023年4月に提供が開始された国産のiPaaS(Integration Platform as a Service)です。様々なクラウドサービス(SaaS)を繋ぎ、データを自動で連携させるサービスで、プログラミングの知識がなくても簡単にAPI連携を行えるのが特徴です。
情報システム部やIT人材が不足している中小企業でも、手軽に業務自動化を進めることができます。
連携サービスにはMicrosoft365、Googleアプリケーション、OpenAI GPT、Slack、Chatwork、LINE公式アカウント、LINE WORKS、kintone、Salesforce、Dropbox、Box、Zoom、BowNow、DX Suiteなどが含まれます。

詳細はこちらをご覧ください:

スターティアレイズ株式会社について

スターティアレイズ株式会社は、国内の労働力減少という社会課題に対し、労働生産性向上を目的としたRPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』などの業務効率化ツールを提供しています。
企業の業務改善とDX推進に貢献しています。

HP:https://www.startiaraise.co.jp/

スターティアホールディングス株式会社について

スターティアホールディングスグループは、DXソリューションとITインフラを通じて中小企業のデジタルシフトを支援しています。

HP:https://www.startiaholdings.com/

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