株式会社SHIN-JIGENは、2025年11月25日にTokyo Innovation Baseで開催された内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局主催の「マッチングピッチ2025」に登壇しました。SHIN-JIGENのエッジAI事業統括である岡本球夫氏が、オンサイトラーニングエッジAIによるインフラの異常検知技術について紹介しました。

「マッチングピッチ2025」とは?
このイベントは、政府が掲げる「スタートアップ育成5か年計画」に基づき、スタートアップ企業を支援するための取り組みの一環として開催されました。行政機関(国や地方公共団体)が、新しい技術やサービスを持つスタートアップ企業と出会い、社会や行政の課題解決につなげることを目的としています。
SHIN-JIGENのインフラ異常検知ソリューション
SHIN-JIGENが「マッチングピッチ2025」で紹介したのは、オンサイトラーニングエッジAIを活用したインフラ設備の異常検知ソリューションです。
「エッジAI」とは、AIによる情報処理を、インターネット上の大きなデータセンター(クラウド)ではなく、実際に機器が置かれている場所(エッジ、つまり現場の端末やデバイス)でおこなう技術のことです。これにより、情報をリアルタイムで処理できたり、データの安全性が高まったり、通信にかかる費用を抑えたりするメリットがあります。AIの力をより身近な社会活動や日常生活に役立てる「インフラの概念を変える技術」として注目されています。
SHIN-JIGENのソリューションは、このエッジAIが現場で学習する「オンサイトラーニング」という特徴を持っています。これにより、インフラ設備がいつもと違う動きをしていないか、故障の兆候がないかを素早く見つけ出すことができます。例えば、水道管や水流ポンプなどの公共インフラにおいて、異常が発生する前にそれを予測し、大きなトラブルを防ぐ「予知保全」を実現します。

イベントでは、社会や行政の課題を効率的に解決する新しい技術やサービスとして、SHIN-JIGENのソリューションがピッチ登壇とデモ展示を行いました。参加した行政機関や企業、他のスタートアップ企業との間で活発な意見交換が行われ、SHIN-JIGENの技術をインフラ分野で活用するための良いきっかけとなりました。
今後の展望
SHIN-JIGENはこれからも、ロボティクス(ロボット工学)とエッジAIの知識や経験を活かし、「未来実装」という考え方のもと、私たちの生活や社会をより良くしていくための取り組みを進めていくとのことです。

関連情報
-
内閣府「マッチングピッチ2025」公式ホームページ:
https://j-startup-city.csti-startup-policy.go.jp/matchpitch2025 -
株式会社SHIN-JIGEN 公式サイト:
https://shin-jigen.co.jp/ -
SHIN-JIGEN 公式note:
https://note.com/shin_jigen
会社概要
-
名称: 株式会社SHIN-JIGEN
-
所在地: 奈良県奈良市
-
代表者: 代表取締役兼CEO 藤本 弘道
-
設立: 2022年5月
-
企業説明: ロボティクスとAIの技術で、日々の暮らしやビジネス、福祉の分野に新しい製品やサービスを提供し、未来を現在に実現する「未来実装カンパニー」です。
お問い合わせ先
お問い合わせページ:
https://shin-jigen.co.jp/#CONTACT

