磐田市で生成AIを活用した「子育てチャットボット」実証実験がスタート!
静岡県磐田市は、SDT株式会社と協力して、生成AIを搭載した「子育て分野」のチャットボット実証実験を始めました。この取り組みは、子育て中の皆さんがもっと便利に、そして効率的に必要な情報を手に入れられるようにすることを目的としています。
近年、共働き家庭が増えたり、働き方が多様になったりしたことで、役所の窓口が開いている時間に情報を取りに行くのが難しいという声が増えています。そこで磐田市とSDT株式会社は、生成AIの技術を使って、いつでもどこでも子育て情報にアクセスできる仕組みを考えました。

実証実験の期間と内容
この実証実験は、2025年12月1日から2026年3月31日までの予定で行われます。子育て支援に関する質問に自動で答えたり、保育園や幼稚園、手当や助成金といった情報を提供したりするのが主な機能です。24時間365日いつでも利用できるため、忙しい子育て世帯にとって大きな助けとなるでしょう。
チャットボットは、磐田市の公式ウェブサイト内にある「子育て応援ページ」から利用できます。
磐田市子育て応援ページ

チャットボットの便利な特長
この子育てチャットボットには、いくつかの便利な特長があります。
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磐田市の情報に特化: 磐田市の子育て支援制度や手続き方法など、地域に合った正確な情報を提供します。
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24時間365日いつでも相談可能: 役所の窓口が開いていない時間でも、子育てに関する疑問や相談にすぐに対応してくれます。
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生成AIによる自然な対話: 最新の生成AI技術が、皆さんの質問の意図を理解し、まるで人と話しているかのように自然な言葉で適切な情報を提供します。
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簡単な操作性: 専用のアプリをインストールする必要がなく、ウェブブラウザから手軽にアクセスできます。
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最新情報の自動更新: 職員の方が手作業で更新しなくても、ホームページの最新情報(制度変更や新しい支援策など)が自動的にチャットボットに反映されます。
期待される効果
このチャットボットの導入によって、次のような良い効果が期待されています。
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子育て世帯は、時間や場所を気にせず必要な情報にすぐにアクセスできるようになるため、子育ての不安や疑問を早く解消し、生活がより便利になるでしょう。
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役所の職員は、簡単な問い合わせ対応にかかる手間が減ることで、より専門的な相談に集中できるようになり、行政の仕事がスムーズに進むことが期待されます。
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この取り組みは、行政サービスをデジタル化する「DX推進」の成功事例として、他の分野にも広がる可能性を秘めています。

今後の展望と「Panorama AI」について
今回の実証実験で得られた利用状況や皆さんの意見を分析し、チャットボットの精度をさらに高め、機能を充実させていく予定です。将来的には、本格的な運用を開始したり、子育て以外の行政分野にもこのチャットボットを導入したりすることも検討されています。
このチャットボットには、SDT株式会社が提供する生成AIサービス「Panorama AI」が使われています。「Panorama AI」は、以下のような特徴を持つ生成AI活用のプラットフォームです。
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RAGによる独自データの活用: 独自の情報を元に回答を生成するため、より正確な情報を提供できます。
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用途に応じたLLMの選択: 状況に合わせて最適なAIモデルを選んで利用できます。
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ハルシネーションの抑制: AIが間違った情報を生成する「ハルシネーション」を減らす工夫がされています。
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迅速な回答の生成: 質問に対して素早く答えることができます。
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ユーザーによるコンテンツ管理: 利用者がコンテンツを管理しやすいように設計されています。
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利用状況の確認: サービスの利用状況を把握できます。
「Panorama AI」のWebサイト
https://panorama-ai.net
SDT株式会社は、これからも生成AIの技術を使って、自治体のデジタル化を進め、住民の皆さんの生活をより良くすることに貢献していくとのことです。

