福岡空港国際線ラウンジにAI翻訳ディスプレイ「VUEVO Display」導入
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、2025年11月1日より、福岡空港の国際線エアラインラウンジ「ラウンジ福岡」の受付に、リアルタイム翻訳ディスプレイ「VUEVO Display(ビューボ ディスプレイ)」を導入しました。
この取り組みは、増え続ける外国人利用者への多言語対応を強化し、受付スタッフと来場者のコミュニケーションをスムーズにすることを目的としています。

導入の背景:増加する外国人利用者と多言語対応の課題
福岡空港は、九州の国際的な玄関口として、海外からのお客様が非常に多く訪れています。国際線の航空会社共用ラウンジでも、多くの外国人利用者がおり、ラウンジの利用条件など、少し複雑な内容を外国語で説明する際に、コミュニケーションの難しさを感じることがありました。
特に、英語だけでなく、中国語や韓国語など、さまざまな言語への対応を強化することが求められていました。しかし、これまでの翻訳機では、受付カウンターの限られたスペースに置くのが難しかったり、空港特有のたくさんの音がある環境では、正確に音を拾えず、翻訳が不安定になることが課題でした。
このような状況の中、場所を取らずに設置でき、かつ周りの音が多い場所でも正確に音を拾うことができる「VUEVO Display」が選ばれました。
「VUEVO Display」とは?透明ディスプレイでリアルタイム翻訳
「VUEVO Display」は、AI(人工知能)の技術を使った通訳デバイスです。話された言葉をその場で翻訳し、透明なディスプレイに多言語の字幕として表示します。
スタッフと来場者の声を自動で認識してすぐに翻訳してくれるため、お互いの表情を見ながら、まるで直接話しているかのように自然に会話ができます。また、空港のようなざわついた環境でも、音をはっきりと拾うことができるため、従来の翻訳機よりも正確でスムーズな対応が可能になりました。
このディスプレイの導入により、英語はもちろん、中国語、韓国語など、来場者の言語に関わらず、案内や入室条件の確認が簡単に行えるようになります。これにより、スタッフの負担が軽くなり、利用者の満足度も高まることが期待されています。
「VUEVO Display」についてさらに詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、コンピューターの技術と、音や光などをコントロールする独自の技術を組み合わせることで、私たちの生活を豊かにする製品を開発しています。特に、体の不自由を助ける「ヘルスケア&ダイバーシティ」と、オフィスや工事現場での課題を解決する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」の2つの分野に力を入れています。
同社は、進化の速いコンピューターと、ゆっくりとしか進化しない私たちの体をうまくつなぎ、より良い価値を社会に提供し続けています。

