Planna Inc.とRobo Co-opが「Flow to AI」を発表、AI導入と組織変革を同時に進める新サービス
ノーコード・ローコードのデジタルスキル教育を通じて、難民やシングルマザーの雇用機会拡大に取り組む一般社団法人Robo Co-opと、米国を拠点とするコンサルティングファームPlanna Inc.は、企業のAI導入を支援する新サービス「Flow to AI」を共同で発表しました。
「Flow to AI」は、AIを単に導入するだけでなく、企業全体がAIを自然に活用できる「AI Ready」な組織へと変わるためのプログラムです。経営の大きな考え方から、日々の業務でのAI活用まで、一貫してサポートすることで、企業がAIの力を最大限に活かせる「流れ」を作り出すことを目指します。
サービス誕生の背景
最近、生成AIなどの新しい技術が注目され、多くの企業がAIの導入を進めています。しかし、期待したほどの効果が出なかったり、使いこなせなかったりするケースも少なくありません。その原因の一つとして、AIを導入する前に、会社の業務の流れやデータがAIにとって使いやすい状態に整っていないことが挙げられます。
Planna Inc.とRobo Co-opは、このような状況を解決するため、「AIに飛びつく前に、AIがスムーズに動ける土台を整える」という共通の考えのもと、協力することになりました。このサービスでは、まず業務の自動化を進め、次にAIが使いやすいようにデータをきれいに整え、最後にAIを導入するというステップで、AIの効果を最大限に引き出す仕組みを提供します。
「Flow to AI」の主な特徴
「Flow to AI」は、AI導入の準備から実際にAIを使い始め、運用していくまでをトータルで支援する「プロダクト（製品）とコンサルティング（相談・助言）を組み合わせた」AI活用プログラムです。
主な特徴は以下の通りです。
- AI Ready診断（無料）: 会社全体、データの状態、業務の内容がAI導入に向けてどのくらい準備できているかを分かりやすく診断します。
- ユースケース抽出（部分無料）: 経営層と現場の両方の視点から、AIをどこで、どのように使うと効果的かを具体的に見つけ出します。
- Pilot Flow（実証導入）: 短い期間でAIを実際に試し（PoC）、どれくらいの効果が見込めるか（ROI）を明確にし、本当に使えるかを検証します。
- 戦略テーマ実行支援: AIを会社の戦略や業務設計にしっかりと組み込み、継続的にAIを使い続けられるように支援します。
このプログラムは、「今できることからすぐに始める」ことと、「将来のために大切な準備を並行して進める」ことを両立させる、新しいAI導入のアプローチです。
両社の役割
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Planna Inc.：経営や事業の視点から、AIをどのように活用するかという戦略を立て、会社を変革するためのテーマを設計し、それを進めるための体制づくりを担当します。AI導入を経営戦略と結びつけ、変革の「方向性」をデザインします。
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Robo Co-op：自動化、RPA（ロボットによる業務自動化）、AIの実装に強みを持ち、現場の業務を効率化することや、技術が実際に使えるかを検証する役割を担います。AIの活用場所を見つけたり、どれくらいの効果があるかを試算するツールを開発し、AI活用を「動かす力」で支えます。
両社の協力により、「戦略を立てる力 × 実際に導入する力 × 社会に良い影響を与える視点」を兼ね備えたAI導入支援を実現します。
両社からのメッセージ
Planna Inc.からのメッセージ
「AIに飛びつくのは良いが、立ち止まってはいけない。できることから始めるのは大切ですが、結局のところ、きちんと『準備』をしないとAIは良い成果につながりません。『Flow to AI』は、『今できること』と『これから整えること』を両立させ、組織にAIが自然に溶け込む仕組みを作ります。」
Robo Co-op代表 金 辰泰氏からのメッセージ
「Robo Co-opでは、さまざまな背景を持つメンバーが最先端のAIエージェントを使いこなし、自分たちの業務やクライアント企業のAI活用を進めてきました。今回のPlanna社との協力によって、さらに多くの人がAIを使える社会（AI民主化）を加速させていきます。」
共同開催イベントのご案内
Robo Co-opとPlanna Inc.は、「Flow to AI」の具体的な価値をより多くの人に知ってもらうため、オンラインウェビナーと米国での対面ワークショップを共同で開催します。生成AIの基本的な知識から、企業で実際にAIを導入するためのノウハウまでを体系的に学べる内容で、企業担当者、教育関係者、起業家、一般の方まで、幅広い層が参加できます。
オンラインウェビナー概要
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テーマ: AIオートメーションのプロフェッショナルと戦略コンサルタントに学ぶ、生成AIの最新トレンドと活用実践
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日時: 2025年12月22日 (火) 16:00 ~ 17:00 (PT) ／ 2025年12月23日 (水) 9:00 ~ 10:00 (JST)
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形式: Webinar（オンライン）
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内容:
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世界の最新AIトレンド
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AIの社内導入・展開のアプローチ
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実践例：マーケティング・営業部門におけるAIエージェント活用など
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米国対面ワークショップ（2026年1月）
AI導入を検討するだけでも数カ月かかる現状があるため、このワークショップでは、会社全体でのAI導入検討をAIの力を借りて短期間で進めるハンズオン形式で行われます。各企業や部門、業務におけるAI活用アイデアを幅広く見つけ出し、初期的な費用対効果（ROI）まで試算する流れを実践することで、参加した翌日からAI導入に取り組めるようになります。
概要（ロサンゼルス・サンフランシスコ共通）
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AI導入のポイント紹介・お悩み共有
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AI自動化ユースケースの導出（AI活用）
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簡易ROIの試算（AI活用）
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Q&A・ネットワーキング
【ロサンゼルス ワークショップ】
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日程: 2026年1月15日 (木) 16:30-18:00 (PT)
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場所: Sobar（12404 Washington Blvd, Los Angeles, CA 90066）
【サンフランシスコ ワークショップ】
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日程: 2026年1月21日 (水) 16:30-18:00 (PT)
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場所: Sakae Sushi（243 California Dr, Burlingame, CA 94010）
両社はこれらの教育・学習の機会を通じて、「AIが自然に溶け込む組織づくり」を支援し、企業の変革を共に推進していく予定です。
今後の展開
2026年前半には、AI活用の準備度をオンラインで簡単に診断できる「AI レディネス診断チャットツール（仮）」のリリースを予定しています。これにより、より多くの企業が手軽にAI活用を始められる環境を整えていきます。
今後も両社は、「AIを『導入する』のではなく、『企業文化の一部として溶け込ませる』」という考えのもと、人とAIが協力して働く未来の「流れ」をデザインしていきます。
Robo Co-opについて
Robo Co-opは、世界中の難民や日本のシングルマザーと共に、助け合いの精神（コープ）のもと、デジタルスキルの再教育、IT案件での就労、そしてメンバー自身による民主的な経営を行う共同体です。5人1組のチームを作り、グループ学習で学びを深め、現場で求められるチームワークを磨きながら仕事につなげています。
Robo Co-opの使命は、多様性を尊重し、女性や外国人、特に困難な状況にあるシングルマザーや難民にデジタルスキルを提供し、子育てなどと両立しやすい柔軟な働き方をベースとした雇用機会を増やすことです。
Robo Co-opでは、あらゆる形でのご支援を募集します
難民やシングルマザーをはじめとする多様な人材が、業務委託プロジェクトを通じて社会に貢献し、事業を成長させることに協力いただける企業を広く募集しています。この取り組みに関心のある方は、Robo Co-opまでお問い合わせください。
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Robo Co-opへのアウトソース: RPA（ロボットによる業務自動化）開発をRobo Co-opに依頼することで、難民の背景を持つメンバーの就労機会に貢献できます。
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Robo Co-opのメンバーによるリスキル: すでに難民の背景を持つ人々を雇用している場合、Robo Co-opのメンバーにデジタルスキルの再教育研修を依頼できます。
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私たちのストーリーの発信: Robo Co-opのメンバーは、難民自身が「デジタル・インクルージョン（デジタル技術を誰もが使えるようにすること）」を広げようと努力しています。彼らのストーリーや取り組みを広めてくださるメディア・報道関係者の皆様のご協力にも感謝いたします。
さらにRobo Co-opでは、誰もが学び・働き・社会に貢献できる仕組みを共に育ててくださる方を募集しています。Robo Co-opのビジョンは、「デジタルを活用し多様な人材の力であらゆるボーダーを越境していく」ことです。この想いに共感し、ともに未来をつくる仲間としてのご支援をお待ちしています。
企業概要
Planna Inc.（プランナ）
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本社: California, USA
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事業内容: 経営戦略・新規事業・デジタル変革に関するコンサルティング
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URL: https://planna.in
一般社団法人 Robo Co-op（ロボコープ）
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本社: 東京都渋谷区
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事業内容: 自動化・AI・RPA領域の実装支援、リモート型人材ネットワーク構築
