合同会社ツーワンデジタルは、今後の事業展開と組織運営の指針として、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定・発表しました。これは、同社が目指す方向性や大切にする価値観を明確にし、今後のプロジェクト推進や採用活動の基盤とするものです。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定の背景
日本の漫画、アニメ、ゲームといったエンターテインメントコンテンツは、世界中で高く評価されています。政府も2033年までに日本発コンテンツの海外市場規模を20兆円にする目標を掲げるなど、その重要性は増しています。
この「コンテンツ」には、AI(人工知能)や最新技術と芸術表現を融合させた「メディア芸術」や「デジタルアート」も含まれます。これらは、日本の「クールで最先端」というブランドイメージを作り、訪日観光などにも良い影響を与えることが期待されています。
合同会社ツーワンデジタルは、工学(ものづくりのための科学技術)と表現の分野を融合した創作活動を通じて、このような日本のコンテンツ産業に貢献することを目指しています。そのため、自社の方向性や価値観をはっきりとさせるために、今回MVVを策定しました。
ミッション・ビジョン・バリューの詳細
ミッション
- 工学で表現を変える
ビジョン
- 時代に作用する企業へ
同社は、エンジニアリングの視点からコンテンツや芸術表現を捉え、世の中の潜在的なニーズに応え、新しい価値を生み出すことを使命としています。この活動を続けることで、未来を共に創り出す存在になることを目指しています。
バリュー(21DQ)
同社は、以下の3つの価値観を「21DQ(21 Digital Quality)」と位置づけ、日々の意思決定や行動の指針としています。
-
No “Consumption” 知的誠実
- 優れたアイデアを、ただ真似するのではなく、深く考えるための「きっかけ」として活用します。
-
Embrace Competition 切磋琢磨
- 自分の知識や気づきをチームで共有し、お互いを補い合うことで、全員が高い品質を保ちます。
-
Open System 寛容
- メンバーの選択や自律性を尊重し、決まった役割にとらわれず、状況に合わせて柔軟に動きます。
今後の展開:開発者コミュニティの立ち上げ
合同会社ツーワンデジタルは、オープンな開発者コミュニティの立ち上げを検討しています。このコミュニティでは、同社が取り組むAIやLLM(大規模言語モデル)を使ったシステム開発(試作品開発など)やデータ分析といった実際の業務をきっかけに、参加者に仕事として関わる機会を提供する予定です。
また、技術と芸術表現の両方に興味を持つ参加者同士が、情報交換や交流を行う場としても活用されることが想定されています。
参加対象は、実務経験を積みたい学生インターン・アルバイトや、副業・キャリアチェンジを考えている社会人などが想定されています。コミュニティはDiscordやSlackを使ったオンライン(フルリモート)形式で運営され、参加には簡単なオンライン面談が必要です。参加費用はかかりません。
この取り組みに先行して関心がある方は、以下の問い合わせ先までご連絡ください。
創業者プロフィール
岸田楓馬(エンジニア、データサイエンティスト、クリエイター)
早稲田大学理工学部を卒業後、2019年に合同会社DMM.comへAI・機械学習エンジニアとして入社。約6年間、数兆件を超えるビッグデータ基盤を使ったシステム開発やデータ活用業務に携わる傍ら、約5年間、インターネット上で楽曲制作を中心とした創作活動にも取り組みました。工学と表現の両分野での経験を活かし、合同会社ツーワンデジタルを設立しました。
合同会社ツーワンデジタルについて
同社は「工学で表現を変え、時代に作用する」をビジョンに掲げる学際的なスタートアップです。工学と表現の領域を横断するインターメディア分野において、システム開発、データ分析、デジタルコンテンツ制作に取り組んでいます。
-
社名: 合同会社ツーワンデジタル
-
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
-
設立: 2024年8月23日
-
代表: 岸田楓馬
お問い合わせ先
本リリースおよび同社に関するお問い合わせは、下記よりご連絡ください。
-
メール: contact@21-digital.co.jp

