静岡・七間町で映像の祭典!生成AIとXRで街を彩る『しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ2025』作品募集&上映会開催

クリエイティブ活用

しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ2025

静岡市葵区七間町で、生成AI(人工知能)やXR(現実世界を拡張する技術)を使った映像作品の祭典『しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ2025』が開催されます。このイベントは、誰でも動画制作に挑戦できるワークショップから、歴史ある映画館「静岡東宝会館」での作品上映、さらには街中でのAR(拡張現実)展示まで、幅広い活動を展開します。

イベントの主な特徴

このイベントには、特に注目すべき3つのポイントがあります。

  • 映画館デビューのチャンス: 自分で作ったAI映像作品が、静岡東宝会館の大スクリーンで上映される貴重な機会です。

  • 最先端技術と街づくり: 生成AIを使った動画や、AR(拡張現実)技術を駆使して、七間町の風景やキャラクターを魅力的に彩る作品が募集されます。

  • 豪華な審査員と都市データ活用: 業界の第一線で活躍するクリエイターが作品を審査します。また、「アーバンデータチャレンジ2025」の静岡拠点としても連携し、都市データの活用も推進されます。

開催の背景

静岡市七間町は、江戸時代から芝居小屋や映画館が立ち並び、エンターテインメントを提供し続けてきた歴史ある街です。しかし、時代の変化とともに、そのあり方も進化が求められています。そこで、県内の映画館運営会社やITソフトウェア企業、アニメクリエイターが協力し、市民が生成AIなどの最先端技術を学ぶ機会を提供。作品を「受け取る」だけでなく、「創り出す」エンターテインメントを通じて、人材育成、文化醸成、そして街の魅力発信を目指します。

コンテスト募集要項

技術や経験は問わず、誰もが想像力をAIやXRで形にできるコンテストです。

  • 募集期間: 2025年12月3日(水)〜2026年1月5日(月)23:59まで

  • 募集部門:

    • 生成AI部門: AIツールを使って生成した動画を組み合わせ、一つの映像作品を作成します。

    • XR部門(AR): 2D画像を3Dに変換したり、実物をスキャンして加工したりして、七間町通りをバーチャルに彩るAR作品を作成します。

    • 静岡市特別部門: 「未来の都市生活」をテーマに、理想の街並みや豊かな暮らしの様子を表現します。

  • 応募方法: 公式Webサイトから応募できます。

※ワークショップを受講していない方も応募可能です。一人で複数の部門や作品に応募することも歓迎されています。

上映会・審査発表会 開催概要

一次審査を通過した作品の上映と、各部門の最優秀賞が決定されます。

  • 日時: 2026年1月31日(土)16:00-18:00

  • 場所: 静岡東宝会館(静岡市葵区七間町12)

  • 入場: 無料(詳細は公式サイトをご確認ください)

  • 交流会: 同日19:00-21:00(静岡東宝会館近辺を予定)

審査員のご紹介

業界の第一線で活躍するプロフェッショナルが、応募作品を審査します。

  • 佐藤 文昭 氏(株式会社A440)
    佐藤 文昭 氏
    ゲームプログラマー、研究開発を経て独立。XR・エンタメを軸に、文化・教育・観光など多様な領域で体験設計と制作に携わっています。
    「みなさんの自由な発想から生まれる新しい映像表現に出会えることを、とても楽しみにしております」

  • 川崎 将護 氏(Studio51株式会社)
    川崎 将護 氏
    セルルックCGアニメーターとして活躍後、Studio51にてゲーム・アニメ等のCG映像制作全般のディレクションを担当しています。
    「ツールとしての生成AIを上手く活用して、制作者の持つ好みや意図、熱量、癖などが乗った作品を楽しみにしています!」

  • 遠藤 基次 氏(CafeGroup株式会社)
    遠藤 基次 氏
    富士市出身。VFXやフルCG制作に長年携わり、現在はCafeGroupにて高品質な映像制作と体制構築に従事しています。
    「AIによって誰もが想像を映像へと具現化できる時代になりました。その中で生まれる、あなたならではの感性を見てみたいと思っております。」

「アーバンデータチャレンジ(UDC)2025」静岡拠点としての活動

このイベントは、地域課題の解決を目指すデータ活用コンテスト「UDC2025」の静岡拠点活動として登録されています。

  • 静岡市特別部門: セミナーで習得した技術を使い、都市データを取り入れた動画制作が可能です。

  • XR部門: 静岡市が提供するオープンデータやキャラクターを活用したAR作品の応募が可能です。

これにより、映像制作を通じて、市民が技術を活用して地域の課題解決に貢献する「シビックテック」の推進も目指します。

企業協賛・個人協賛募集中

本イベントの趣旨に賛同する方からの協賛が募集されています。

体制

  • 運営(主催): しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会(代表:日映株式会社 森岡加理武)

  • 共催: CITY(Community for Immersive-reality Technology)、UDC(アーバンデータチャレンジ)

  • 協賛(順不同):

    • <スペシャルスポンサー> 一般社団法人ふじのくに情報ネットワーク機構(FINO)、株式会社SBS情報システム、鈴与システムテクノロジー株式会社

    • <ゴールドスポンサー> シビックテック・ラボ

    • <ブロンズスポンサー> CafeGroup株式会社

  • 後援(順不同): 静岡県、静岡市、静岡県教育委員会、七間町名店街、静岡商工会議所、静岡新聞社・静岡放送、静岡第一テレビ、テレビ静岡、静岡朝日テレビ

本件に関するお問い合わせ先

しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ実行委員会事務局

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