AIがセキュリティチェックシートの回答を自動化!「QUICK CHECK」が複数サービス対応を強化

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セキュリティチェックシートの悩みをAIが解決!「QUICK CHECK」が進化

企業がお客様に新しいサービスや製品を提供する際、そのサービスがどれくらい安全かを「セキュリティチェックシート」という書類で確認してもらうことがあります。この書類への回答は、専門知識が必要で、時間も手間もかかる大変な作業です。

株式会社AIセキュリティソリューションズが提供するAI(人工知能)ツール「QUICK CHECK(クイックチェック)」は、このセキュリティチェックシートへの回答をAIが自動で提案し、業務を効率化するサービスとして注目されています。

この度、「QUICK CHECK」が、複数のサービスや製品(以下、プロダクト)をまとめて管理し、それぞれのセキュリティチェックシートに対応できるような大きなアップデートを実施しました。

QUICK CHECK 複数プロダクト対応強化のシステム図

なぜ複数プロダクト対応が必要だったのか?

クラウドサービスなどを提供する企業では、お客様ごとに異なる形式のセキュリティチェックシートに対応する必要があります。提供するプロダクトが増えれば増えるほど、この作業にかかる時間は増えてしまう傾向にあります。

また、複数のプロダクトを提供している企業では、それぞれのプロダクトの仕様や運用方法が違うため、過去の回答をうっかり別のプロダクトに流用してしまい、間違った回答をしてしまうリスクがありました。さらに、「このプロダクトのことはこの人しかわからない」というように、回答が特定の人に集中してしまう「属人化」も課題となっていました。

アップデートで何が変わった?

今回のアップデートにより、「QUICK CHECK」は大きく3つの点で進化しました。

  1. 複数のプロダクトをまとめて管理
    1つの管理画面で、複数のプロダクトをまとめて管理できるようになりました。プロダクトを簡単に切り替えることで、それぞれのプロダクトに合ったチェックシートの回答を進めることができます。

  2. プロダクトごとに回答を整理
    各プロダクトのチェックシートの回答履歴が、それぞれ紐づけて管理されます。これにより、後から「どのプロダクトで、どんな回答をしたか」を簡単に確認できるようになり、監査や担当者の引き継ぎ、知識の蓄積がしやすくなります。

  3. AIの学習内容をプロダクトごとに設定
    AIが回答を提案する際に参考にする「学習データ」(過去の回答やセキュリティに関する資料など)を、プロダクトごとに個別に指定できるようになりました。これにより、AIはそれぞれのプロダクトの特性に合わせた、より正確で矛盾のない回答を提案できるようになります。

「QUICK CHECK」とは

「QUICK CHECK」は、過去の回答データを活用して、セキュリティチェックシートの回答をAIが自動で提案し、業務の効率化をサポートするサービスです。

今回のアップデートによって、複数のプロダクトを持つ企業でも、セキュリティチェックシートへの対応がより正確かつ迅速に進められるようになり、担当者の負担軽減と業務品質の向上に貢献することが期待されます。

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