農業法人の肥料需要をAIが予測!「Metareal ファーティライザートレンド」が提供開始
メタリアル・グループの株式会社ロゼッタは、農業法人向けの新しいAIエージェント「Metareal ファーティライザートレンド」(以下、Metareal FE)を2025年12月16日(火)より提供開始しました。

この「Metareal FE」は、農業法人の肥料に対する需要をリアルタイムで予測するAIエージェントです。気象情報、土壌データ、作付け計画といった情報に加え、SNSや営農掲示板、相場ニュースなどの幅広いデータをAIが分析し、肥料を使う時期や必要な量、さらにはどんな配合が求められているのかを高い精度で把握します。これにより、物流計画や価格の提案、施肥設計(肥料をどう使うかの計画)を含む営業資料を自動で作ることが可能になります。

開発の背景
これまでの肥料の営業では、天候や作物の種類によって急に需要が変わることが多く、倉庫の在庫や配送の手配が遅れると、せっかくの商機を逃してしまうことがありました。過去の実績や問い合わせに基づいて営業を行うことが一般的だったため、タイムリーな提案が難しいという課題があったのです。
「Metareal FE」の主な特徴
「Metareal FE」には、主に以下の4つの特徴があります。
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需要予測×施肥設計: 天候や作付け計画、土壌のデータから、肥料を使う時期や必要な量をAIが事前に予測します。
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高精度ターゲティング: 肥料の需要が高い地域や特に重要な農場をAIが自動で見つけ出します。
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提案資料自動化: 必要な量の見積もり、配合の設計、物流の計画、さらには取引先の信用度(与信目安)まで含んだ営業資料を一つにまとめて自動で作成します。
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市場情報統合: SNSや肥料の相場に関するニュースなどを分析し、肥料を使う戦略を考える上での判断材料を提供します。
このサービスは、肥料メーカーや商社の法人営業担当者が活用することを想定しています。
業種に特化したAIコンサルティングの強化
株式会社ロゼッタを含むメタリアル・グループは、金融業界向けの「Metareal DD」を皮切りに、さまざまな業種に特化した生成AI「シゴトオワルAI」シリーズを展開しています。このシリーズは、それぞれの業界や現場が抱える「困りごと」をより手軽に解決できるよう支援することを目的としています。
「シゴトオワルAI」シリーズの詳細はこちら:
https://www.metareal.jp/department/shigotoowaruai/
メタリアル・グループのAIコンサルティングは、「現場で使える・使いたくなるAI」を圧倒的な速さで提供することを最大の特徴としています。AI技術がどれだけ進化しても、実際に企業が現場で活用し、価値を生み出すことが最も重要だと考えており、導入企業が高速で試行錯誤を繰り返し、現場に合ったAIを提供することに力を入れています。
メタリアル・グループのAIコンサルティングの特徴:
https://www.metareal.jp/metareal-ai-experience/
メタリアル・グループについて
メタリアル・グループは「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとしています。翻訳市場では国内でトップシェアを誇り(※)、法務、医薬、金融、化学、IT、機械、電気電子など2,000分野に対応しています。顧客の課題解決や未来創造を目的とした、完全にカスタマイズされたAI開発サービスを提供しています。
※出典:ITR「ITR Market View:対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2024」翻訳市場:ベンダー別売上金額シェア(2024年度予測)
株式会社ロゼッタについて
国内最大のAI翻訳のリーディングカンパニーとして、6,000社以上の顧客基盤と技術力を持っています。製薬、製造、法務、特許、金融などの各業界に特化した専門文書作成に役立つAIサービスを提供しています。
主力サービスである高精度AI翻訳「T-4OO」は、生成AIと専門翻訳を組み合わせ、精度95%を誇ります。専門2,000分野、100言語に対応し、国内サーバーによる高いセキュリティレベル、スキャン画像PDFの丸ごと翻訳、個社の社内用語の自動反映などの特徴があります。その他にも、製薬業向け生成AIソリューション「ラクヤクAI」や議事録&翻訳AIツール「オンヤク」などを提供しています。

