パナソニック コネクトの「顔認証SDK」が日立製作所の指静脈認証システムに採用!より安全で便利な認証システムが実現

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パナソニック コネクトの「顔認証SDK(ソフトウェア開発キット)」が、株式会社日立製作所の指静脈認証管理システムに採用されたことが発表されました。この連携により、日立製作所のシステムは顔認証機能が加わり、さらに安全で使いやすい認証システムへと進化します。

顔認証SDKのイメージ

顔認証SDKとは?

「顔認証SDK」は、パナソニック コネクトが開発したソフトウェア開発キットです。これは、事業者が独自のシステムやアプリに、パナソニック コネクトが持つ世界最高水準(※)の顔認証技術を簡単かつ迅速に組み込むためのツールです。特に、パソコンのログインやデバイス認証の分野では、すでに35万ライセンス以上が提供されており(2025年11月時点、パナソニック コネクト調べ)、官公庁、自治体、医療、金融といった高いセキュリティが求められる場所で広く利用されています。

※2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリーで世界1位を獲得しています。

主な特長

  1. なりすまし防止などセキュリティ対策に優れた顔認証精度:高度な技術で、偽装を困難にします。
  2. 自社サービスへの組み込みやすさ:開発キットとして提供されるため、既存のシステムにスムーズに導入できます。

日立製作所の指静脈認証管理システムへの貢献

今回の採用により、日立製作所の指静脈認証管理システムには、顔認証によるPCやタブレットなどの端末へのログイン機能が追加されます。さらに、席を離れると自動的にロックがかかる「離席ロック機能」や、なりすましを検知する機能なども搭載され、利用者はより便利で、かつ高いセキュリティレベルでシステムを利用できるようになります。

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