Low Codeがみずほ銀行などから4億円を調達!大手企業のAI活用をサポート

ビジネス活用

Low Codeがみずほ銀行などから4億円を調達!大手企業のAI活用をサポート

AI(人工知能)の導入が進む現代において、企業がAIをただ導入するだけでなく、日々の業務でしっかり使いこなすことが重要になっています。そんな中、株式会社Low Codeが、みずほ銀行をはじめとする金融機関から総額4億円の資金を調達したことを発表しました。

この資金は、大手企業がMicrosoft製品の生成AI(Microsoft 365 Copilotなど)やAIエージェントを業務にうまく取り入れ、社員が使いこなせるようにするための支援体制を強化するために使われます。Low Codeは、AIを“使いこなす”社会の実現を目指しています。

資金調達

なぜ「定着化」が重要なのか?

最近、多くの大手企業で生成AIやAIエージェントが導入されています。しかし、「導入したものの、どう活用すればいいかわからない」「現場の仕事にどう生かせばいいのか分からない」といった声が多く聞かれ、せっかく導入したAIが十分に活用されていないという課題が目立っています。

こうした課題に対し、Low Codeは創業以来、Microsoft製品の生成AIやAIエージェント(Microsoft 365 Copilot、Microsoft Copilot Studio、Microsoft Power Platformなど)の活用を「定着化させる」ことに特化して支援してきました。その結果、支援を受けた企業では、週に90%近くの社員が生成AIに触れるようになるなど、「AIを使う文化」を根付かせることに成功しています。Low Codeのこの取り組みは、多くの企業から高く評価されています。

AIの活用は、今後、一般的な質問への対応から、より専門的な業務に特化した形へと変わっていくと予測されています。この大きな変化の中で、より多くの企業を支援し、日本の大手企業の生産性を高めるために、今回の資金調達が決定されました。

調達した資金の使い道

今回調達された資金は、主に以下の二つの目的で活用されます。

  1. 事業を支える「人材」の採用・育成
    AIと組織の変化、そしてITコンサルティングという難しい分野を切り開くため、一緒に挑戦するプロフェッショナルな人材を積極的に採用し、育成環境を整えます。単に人数を増やすだけでなく、一人ひとりの強みを伸ばし、長く活躍できるような体制を築くことを目指します。

  2. 社内AIオペレーションの構築
    まずLow Code自身が最先端のAI活用を実践し、AIを使いこなすモデルケースとなります。そこで得た貴重な経験や成功例を、お客様へのサービスとして提供することで、社内の取り組みがお客様の価値向上と社員自身の成長に直結するサイクルを強化します。

出資者と代表からのコメント

みずほ銀行からの期待

みずほ銀行ロゴ

株式会社みずほ銀行の山岡 英貴氏(五反田法人第一部 部長)は、Low Codeが生成AIやローコード技術を活用し、企業の業務改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)を現場レベルから支援している先進的な企業であると評価しています。業務プロセスへの導入支援や、企業が自力でAIを使いこなせるようにする推進を通じて、現場に根付くDXを実現しているLow Codeの事業モデルは、日本企業が抱える課題解決に大きく貢献するものだと期待を寄せています。みずほ銀行は、Low Codeのさらなる成長と発展を力強く支援していくとのことです。

代表取締役 文山氏のメッセージ

文山泰汎氏

株式会社Low Codeの代表取締役である文山 泰汎氏は、創業2期目で予想を上回る資金調達ができたことに感謝の意を表明しました。この結果は、Low Codeが解決しようとしている課題に対し、社会からの「共感」が多く集まった証だと考えています。文山氏は、今の日本企業に必要なのは、新しいツールを導入することではなく、今あるAIを「現場が使いこなす」文化を育むことだと語っています。そのため、Low Codeはシステム開発やライセンス販売は行わず、現場に寄り添い、人々の行動変容と定着を追求することが、日本の生産性を変える唯一の方法だと確信しています。

Low Codeは今後、100名規模の組織へと拡大する予定です。この時期に参加する人々は、会社の「DNA」を作る大切な仲間となります。文山氏は、変化を楽しみながら学び続けられる「知的好奇心」と、現場の人々に寄り添う「誠実さ」を持った人材を求めています。「誰もがAIを当たり前に使いこなし、人が本来の価値を最大限に発揮できる」そんな文化を日本中に広げたいという思いを語っています。

AI業界への第一歩を踏み出すイベント

Low Codeでは、組織の拡大に伴い、現在採用を強化しています。今のスキルよりも「ポテンシャル(可能性)」を重視しており、独自の育成方法で、未経験からでもAI活用やコンサルティングのプロフェッショナルへと成長できる環境が整えられています。

「AI業界に挑戦してみたい」「興味はあるけれど自信がない」という方に向けて、以下のイベントが企画されています。AIの知識は問わないとのことなので、少しでも興味がある方はぜひ参加を検討してみてください。

イベント情報

  • 1. 【初めてAI業界に転職を考えている方へ】話題の最新AIツールを一緒に触って楽しむ「AI体験会」

    • 日時:2025年12月22日(月)19:00~21:00

    • 場所:Low Code Office

    • 事前申し込み制・先着順

  • 2. 【生成AI/AIエージェント時代、キャリアに迷うあなたへ】僕たちが考える市場価値を高める「キャリアセミナー」

    • 日時:2025年12月23日(火)12:00~13:00

    • 場所:オンライン

    • 事前申し込み制

株式会社Low Codeについて

Low Codeのチーム

株式会社Low Codeは、Microsoft出身の代表が2024年2月に創業しました。「生成AI/AIエージェントで業務を楽にし、やりたいことに注力できる世界」を目指し、Microsoft製品(Microsoft 365 Copilotなど)の生成AI活用機能やAIエージェント構築機能を活用した業務改善と、全社での定着化を独自に進めています。

多くの企業が直面する「現場で使われない」「業務への落とし込み方が分からない」という「定着の壁」を解決することに特化し、実際の業務への適用から社員が自力でAIを使いこなせるようになるまでを一貫してサポートしています。単に技術を導入するだけでなく、現場で“使われ続ける状態”を作り出すことがLow Codeの最大の特徴であり、企業の生産性向上と持続的な組織の変化に貢献しています。

会社概要

Low Codeロゴ

  • 会社名:株式会社Low Code

  • 所在地:東京都品川区西五反田

  • 代表者:代表取締役 文山 泰汎

  • 創業:2024年2月

  • 事業内容:Microsoft 製品(Microsoft 365 Copilot など)の生成AI活用機能・AIエージェント構築機能を活用した業務改善および定着化支援

  • ホームページhttps://lowcode.co.jp/

※Low CodeはMicrosoftおよびMicrosoft製品提供元とは資本関係や公式パートナー契約はありません。

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