360Channel、藤井隆氏のMV制作でGoogle AI「Veo」などを活用!過去の名曲がAIで新しい映像体験に

クリエイティブ活用

360Channelが藤井隆氏のMVプロジェクトに参画

株式会社360Channelは、藤井隆氏とGoogle AIが協力するプロジェクト『Music Video with Gemini』に参加しました。

このプロジェクトで、360Channelは藤井隆氏の代表曲である『プラスティック・スター』『Dark Night』『くちばしは黄色』のミュージックビデオ(MV)制作において、Googleの動画生成AI「Veo」や、さまざまな情報を理解できるAI「Gemini」などの技術を使って、映像素材の作成とAIへの指示出しを担当しました。

雪山でスキーを楽しむ男性の隣に、黄色いエア看板

Googleの最新AIで楽曲の世界観を拡張

このプロジェクトは、藤井隆氏のこれまでの名曲に、Googleの最新AI技術を使って新たな映像表現を加える挑戦です。藤井氏自身が過去に制作したコマーシャルフィルム(CF)などのオリジナル映像が持つ雰囲気やコンセプトを大切にしつつ、360ChannelはAIの力を借りて、当時は表現しきれなかった想像の世界を形にしました。「オリジナルCFの拡張」をテーマに、AIだからこそできる表現力で楽曲の世界観をさらに広げています。

照明機材を調整しているアジア人男性のポートレート

担当MVとAIによる「世界観の拡張」ポイント

『プラスティック・スター ( MV with Gemini )』

  • オリジナル(CF): ゲレンデを爽快に滑り降りる映像でした。

  • AIによる拡張: 元の「爽快感」というテーマを、空を飛ぶ「チューブマン」の視点へと広げました。AI動画生成モデル「Veo」を使うことで、チューブマンが世界中の空を飛び回り、スキー場へダイナミックに舞い降りる様子など、現実では撮影が難しいアングルや、ふわふわとした浮遊感のある美しい映像が実現しました。
    ▶YouTube視聴ページ:https://youtu.be/9j_WwPWiqdg?si=-07bcZGFzCcqLUmh

『DARK NIGHT ( MV with Gemini ) 』

  • オリジナル(CF): 謎の男を追いかける藤井氏や、時計の演出などが印象的でした。

  • AIによる拡張: 元の設定や構図を、まるでSF映画のような近未来の世界へと拡張しました。ネオ・トーキョーのような夜の街並みや、どこまでも続く螺旋階段など、AIが描く力を使って、楽曲が持つクールな世界観がSF映画のような壮大なスケールで表現されています。
    ▶YouTube視聴ページ:https://youtu.be/u5_EXdSiqrI?si=ksSmjEoODSRU3jAs

未来的な都市の夜景を背景に、スーツ姿の男性が光り輝く通路を走っています

『くちばしは黄色』

  • オリジナル(CF): 子どもや犬、女性の写真を撮る藤井氏の姿が描かれていました。

  • AIによる拡張: 「記憶・写真」というモチーフを、現実と記憶が入り混じる幻想的な世界へと広げました。部屋全体が写真の渦になったり、街並みが記憶のように変化したりと、「Past Forward」などの技術を使って、まるで記憶の世界に飛び込むような感動的な映像体験を作り出しました。
    ▶YouTube視聴ページ:https://youtu.be/HA8SVsciy6s?si=Gpzc9bDaTUFjmiSO

今後の展望

360Channelは、今回のプロジェクトで得られた「Veo」をはじめとする最新AIモデルの操作技術や、プロの映像制作でAIを活用するノウハウを活かし、これからもエンターテインメントや企業のプロモーション活動において、最先端技術とクリエイティブを組み合わせた新しい映像体験を提供していく予定です。

AI LAB.について

「AIの可能性を、創造的価値へとつなげる。」をコンセプトに設立された社内ラボです。生成AIだけでなく、自然言語処理や画像認識、位置情報技術といった最新テクノロジーを使い、新しい価値を生み出したり、現場の課題を解決したりすることに挑戦しています。映像制作や製品開発での実践的な活用を中心に、研究・検証・情報発信を行い、技術が社会やビジネスでどのように役立つかを追求しています。社内外のクリエイターやエンジニアと協力しながら、新しいビジネスモデルの検討を通じて、技術を事業へと結びつける取り組みを進めています。

AI LAB.の最近の取り組み

  • ブランド向けアプリの画像生成機能の実装

  • AIツールを使ったプロモーション動画・CMの制作

  • AIアバターの研究開発

  • AIを活用した「映像の3D化技術」の研究開発

  • G検定資格の取得推奨(G検定は、AI・ディープラーニングの活用リテラシーを測る試験です。)

株式会社360Channelについて

株式会社360Channelは、「新しいテクノロジーを身近にし、人々にオドロキを」という目標を掲げ、XR技術を中心とした総合プロデュース事業を展開しています。AIなど様々な最先端技術を駆使し、社会に新しい価値と体験を提供し続けています。

「360Channel」という文字と、数字の360を模した赤いロゴ

主な事業内容

  • 総合XRプロデュース事業:VR PARTNERS
    企画から開発、効果測定までを一貫してサポート。年間500本以上のVR動画制作実績があり、AR/VRシステム開発などを通じて多様な要望に応えています。
    ・HP:https://corp.360ch.tv/

  • AI関連事業

    • AI Caster(エーアイ キャスター)
      PR動画や研修資料、マニュアルなどを誰でも簡単に映像にできるAIサービスです。ブラウザだけで完結し、業務の効率化を促進します。
      ・体験URL:https://aicaster.360ch.tv/
  • 施設DX関連事業

    • 360maps(サンロクマルマップ)
      商業施設などのフロアマップをデジタル化し、施設内の道案内ができるサービスです。スマートフォン一つで現在地を正確に把握し、2DマップとAR技術を組み合わせたナビゲーションが特徴です。
  • メタバース事業

    • WEBmetaverse
      「ウェブサイトのように、1社に1つのメタバース空間を」をコンセプトに、アプリ不要で様々なデバイスに対応し、最短1ヶ月で自社メタバースを開設できます。
      ・HP:https://lp.webmetaverse.jp/

    • Pixel Canvas
      Unreal Engine 5を使った高品質なWebメタバースプラットフォームです。クラウドレンダリングにより、大規模で高精細な空間を素早く構築できます。
      ・HP:https://partners.360ch.tv/pixelcanvas/

  • 各サービスのお問い合わせhttps://corp.360ch.tv/contact

採用情報

360Channelでは、さらなる事業拡大のため、新しい人材を積極的に募集しています。
・採用ページ:https://partners.360ch.tv/recruit/

会社概要

  • 社名: 株式会社360Channel

  • HP: https://corp.360ch.tv/

  • 所在地: 東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト 6F

  • 設立: 2015年11月2日

  • 資本金: 2.88億円(資本準備金含む)

  • 代表者: 代表取締役社長 小松 恵司

  • 事業内容: 総合XRプロデュース事業、メタバース事業、360度動画関連事業、AI関連事業、施設DX関連事業

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