株式会社CLIPは、eスポーツをはじめとするオフライン大会で、切り抜き動画を活用した新しいマーケティング手法を確立したことを発表しました。この新しい仕組みは、オフラインイベントの盛り上がりをインターネット上に広げ、チケット販売やイベントへの来場を増やすことを目指しています。
オフラインイベントを「切り抜き動画の素材」に
これまで、切り抜き動画は主にライブ配信の映像から作られることが多かったですが、CLIPではオフラインイベントそのものを「切り抜き動画の素材」として捉える新しい方法を考え出しました。会場での白熱した試合や、観客の感動が最高潮に達する瞬間をすぐに動画にして発信することで、イベントに参加していない人にもその魅力を伝え、次のイベントへの期待感を高めることができます。
有料チケット購入者・来場者に「切り抜き権利」を付与
この新しい方法の大きな特徴は、イベントの有料チケットを購入した方や、実際に会場に来た方だけに、そのイベントの切り抜き動画を作ってSNSなどで発信できる権利を与える点です。これにより、次のような効果が期待されます。
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熱気をすぐに発信できる: イベントが終わった直後、参加者が最も興奮している状態で、自分たちで動画を作ってSNSに投稿できます。
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UGC（ユーザー生成コンテンツ）が増える: イベントに参加した人が「熱狂的な情報発信者」となることで、たくさんの投稿が生まれ、それがさらに多くの人に広がる仕組みです。
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新しい感想の形: これまでの文字による感想だけでなく、実際の映像を使った「体験の共有」が可能になり、より魅力的な口コミが広がることが期待されます。
チケット販売や来場に直接つながるマーケティング
このモデルは、単にイベントの記録映像を流すだけでなく、「次の参加につながるマーケティング素材」として機能するように設計されています。
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感動を最大限に引き出す: イベントの名場面やハイライトを通じて、「このイベントを現地で体験したい」という気持ちを強くします。
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集客の流れを作る: 切り抜き動画をきっかけに、次の大会のチケット購入や来場へと直接つなげるサイクルを作り出します。
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幅広いイベントに応用可能: この方法はeスポーツだけでなく、音楽ライブ、スポーツ大会、演劇、映画イベントなど、様々なオフラインイベントで活用できる汎用性の高いモデルです。
今後の展望
CLIPは今後、スポーツリーグや音楽フェス、キャラクターイベントなどの主催者に対し、このモデルの導入を積極的に提案していくとのことです。「イベントと切り抜き動画」「チケットとUGC」「来場者と情報拡散」を組み合わせた、新しいイベントマーケティングの標準となることを目指しています。
株式会社CLIP 代表取締役 山本真司氏のコメント
山本真司氏は、「切り抜き動画は、もはやオンライン配信だけのものではありません。オフラインイベントで生まれた熱量を、そのまま動画に変換し、次の来場やチケット購入へとつなげることができる時代になりました。有料チケット購入者に切り抜き権利を付与することで、イベントが終わった“その瞬間”から、最も熱量の高い拡散が生まれます。スポーツでも、音楽でも、映画でも、あらゆるイベントが切り抜き動画マーケティングの主戦場になっていくと考えています。」とコメントしています。
株式会社CLIP 会社概要
株式会社CLIPは、AI技術を使って動画の切り抜きを自動で生成し、著作権などのIP権利管理もまとめて提供する、新しいコンテンツプラットフォームです。YouTubeやTwitchの動画、ラジオ音声、ドラマ、さらには漫画や写真、新聞、小説などの活字コンテンツまで、様々な形式から「見どころ」をAIが自動で切り抜く機能を提供しています。また、ショート動画を軸にした切り抜き動画マーケティング支援や、IPの権利処理・収益分配・管理を一元化する基盤も提供しています。
同社は、あらゆるコンテンツの魅力を最適な形で再編集して届ける新しい体験作りを進めており、映像・音声・活字・漫画・画像といった多様なIPの流通と価値を最大限に高める「次世代の総合コンテンツ流通インフラ」の構築を加速しています。
- 株式会社CLIPのウェブサイトはこちら: https://clip.dev/
