介護福祉現場のDXを加速!「AI支援さん」に画像や書類を自動要約する新機能が登場

AIツール・サービス紹介

介護や福祉の現場では、日々の業務に追われながらも、たくさんの事務作業をこなす必要があります。特に、関係機関から届く紙の書類を一つ一つ手で入力し直す作業は、支援者にとって大きな負担となっていました。

そんな課題を解決するため、株式会社パパゲーノが提供する介護福祉現場向けDXアプリ「AI支援さん」に、新しい機能「AI画像読み取り機能」が加わりました。この機能を使うと、紙の書類をAIが読み取り、自動で要約してくれます。

新機能「AI画像読み取り機能」で事務作業がもっと楽に

開発の背景:なぜこの機能が必要とされたのか

障害福祉や介護の現場では、「サービス等利用計画」や「個別支援計画」といった重要な書類が、FAXや郵送でたくさん届きます。これらの書類の内容を、支援記録としてアプリなどに手作業で入力し直す作業は、多くの時間がかかり、支援者が利用者さんと向き合う時間を減らしてしまう原因になっていました。また、紙の書類をデジタルでまとめて管理したいという声も多くありました。

そこで、これらの問題を解決し、支援者の方々が本来の支援業務にもっと集中できるよう、「AI画像読み取り機能」が開発されました。

「AI画像読み取り機能」の概要

この機能は、スマートフォンで撮った写真や、スキャナーで取り込んだPDFファイルを「AI支援さん」にアップロードするだけで、AIが書類の内容を読み取り、数秒でテキストに変換し、自動で要約してくれるものです。

主な特徴は以下の通りです。

  • 画像・PDFの自動読み取り:AIがファイルを解析し、すぐにテキストデータに変換します。

  • 要約形式のカスタマイズ:要約の仕方や出力形式を、事業所のニーズに合わせて細かく設定できます。

  • 複数ファイル対応:画像は最大10枚まで、PDFは1ファイルずつアップロードして処理できます。

  • 書類作成との連携:読み取った内容は支援記録としてアプリ内に蓄積され、後で個別支援計画などの書類を作る際の参考データとして活用できます。

  • 元データの保管:アップロードした元の画像やPDFファイルもアプリ内で見たり保管したりできるため、書類のデジタル管理が進みます。

AI画像読み取り機能のUI

活用シーンの例

この機能は、さまざまな場面で役立ちます。

  • 関係機関からFAXや郵送で届いた書類を、スマートフォンで写真を撮ってアップロードする。

  • 過去の紙の記録をデジタルデータに変えて、アプリでまとめて管理する。

「AI支援さん」とは?

「AI支援さん」は、障害福祉や介護の現場が抱える課題を解決するために作られたDXアプリです。今回の「AI画像読み取り機能」の他にも、以下のような便利な機能があります。

  • AIによる支援記録の自動生成:面談の音声を録音するだけで、AIが支援記録を自動で作ってくれます。

  • AI書類生成機能:これまでに蓄積された記録データをもとに、支援計画などの書類の「下書き」をAIが自動で作成してくれます。

これらの機能により、支援者の方々は事務作業の時間を減らし、利用者さんへの「本質的な支援」に集中できるようになります。

1ヶ月間の無料トライアルも用意されているので、興味のある事業所は試してみることができるでしょう。

AI支援さんの全体像

関連情報

株式会社パパゲーノについて

株式会社パパゲーノは、「生きててよかった」と誰もが実感できる社会を目指し、事業を通じて「リカバリーの社会実装」を進めている会社です。精神・発達障害のある方を対象とした就労継続支援B型事業所「パパゲーノ Work & Recovery」の運営や、この「AI支援さん」の開発・提供などを行っています。

会社概要

  • 会社名: 株式会社パパゲーノ

  • 所在地: 東京都杉並区上高井戸1-13-1 ルート上高井戸ビル 2階A号室

  • 代表者: 代表取締役CEO 田中 康雅

  • 事業内容: 就労継続支援B型事業所の運営、AI支援さんの開発、企業のDX支援

その他の情報

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