AI時代の新しい学び方!日本で欧州基準のMBA・DBAプログラムがスタート

2026年2月1日、渋谷Web3大学株式会社が、ポーランドのUniversity of Information Technology and Management(UITM)と提携し、新しい教育プログラム「SGX(Shibuya Global Executive)Professional Program」を開講します。このプログラムでは、ITや経営、そして最近注目されている生成AIの知識を統合的に学び、これからの時代に活躍できるリーダーを育成することを目指しています。
第1期生として、2026年2月・3月・4月に入学するMBA(経営管理学修士号)とDBA(経営管理学博士号)のそれぞれ20名限定で、本日より募集が開始されました。
プログラムの詳細は、以下の公式サイトで確認できます。
https://www.sgxprofessional.com/
なぜ今、このプログラムが生まれたのか?
生成AIの進化によって、私たちの働き方や学び方は大きく変わろうとしています。これまでの「知識を覚える」だけの教育では、新しい時代に対応することが難しくなってきました。SGX Professional Programは、このような時代の変化に対応するため、3つの大切な要素が組み合わさって誕生しました。
- 生成AIの進化と学び方の変化: AIがどんどん賢くなることで、私たちはより創造的な仕事に集中できるようになります。
- 欧州の新しい教育制度: 欧州の大学が海外でも質の高い教育を提供できるようにする制度(Validation Programme)を活用しています。
- 「人間中心のテクノロジー活用」という考え方: UITMと渋谷Web3大学が共通して持つ、「テクノロジーを人のために使う」という教育の考え方が深く結びつきました。
ポーランドのUITMは、AIを人間の能力を広げるパートナーとして積極的に取り入れ、環境への配慮も重視している大学です。一方、渋谷Web3大学は、ブロックチェーンやAIといった最先端技術の知識と実践力を高めるコミュニティを築いてきました。この二つの教育機関の協力によって、この画期的なプログラムが実現しました。

プログラムの3つの大きな特徴
1. IT戦略×実践×サステナビリティを学ぶ
このプログラムでは、従来の経営学に加えて、UITMが得意とするITマネジメント、データサイエンス、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略が標準で組み込まれています。さらに、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)といった、これからの時代に不可欠な「持続可能な経営能力」も養うことができます。
2. 生成AIと協力して深く学ぶ
生成AIは、人間の仕事を「置き換える」ものではなく、私たちの知性を「サポートする副操縦士」として活用されます。AIが大量の資料を分析したり、情報を整理したりする役割を担うことで、私たちは「新しい意味を生み出す」ことや「倫理的な判断をする」といった、人間ならではの重要な部分に集中して学習できる環境が整っています。
3. 欧州の基準を満たした、世界に通用する学び
このプログラムは、欧州高等教育圏(EHEA)のBologna Processという国際的な教育基準に沿っています。そのため、日本にいながらにして、欧州の大学と同等のMBA/DBAプログラムを修了したという国際的に認められた資格を得ることができます。
募集概要
SGX Professional Programの募集詳細は以下の通りです。
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プログラム名: SGX Professional Program(UITM POLAND MBA/DBA)
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開講日: 2026年2月1日
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募集定員: 第1期生(2026年2月・3月・4月入校)
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MBA:20名限定
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DBA:20名限定
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期間:
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MBA:12ヶ月(1年間)
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DBA:24ヶ月(2年間)
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授業形式: オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式
- オフライン会場:WeWork渋谷スクランブルスクエア39F
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指導言語: 日本語(課題や論文は英語)
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応募資格(目安):
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MBA:大学卒業以上、3年以上の実務経験
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DBA:修士号取得者、または大学卒業後10年以上の実務経験
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学費:
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MBA:340万円(税込)
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DBA:390万円(税込)
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※入学金・受講料合計、入学申請料33,000円が別途必要です。
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第1期生募集について
このプログラムに参加するには、まず個別相談会(面談)への参加が必要です。個別相談会では、プログラムの詳細説明に加え、参加を希望される方のこれまでの経験や学びたい理由、将来の目標などを話し合う大切な機会となります。
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個別相談会形式: オンラインまたはオフライン(渋谷)
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申込方法: 公式サイトより予約
渋谷Web3大学 代表取締役社長CEO 北村 元氏のコメント
渋谷Web3大学の代表取締役社長CEOである北村 元氏は、このプログラムにかける熱い思いを次のように語っています。
「教育は本来、人を自由にする力であるべきです。しかし、現実には学歴がその後のキャリアや収入を左右し、多くの人が『学歴というチケット』を手に入れるための競争に追われています。学びそのものが目的ではなくなってしまったこの状況が変わらない限り、教育は人々の格差を固定してしまう原因にもなりかねません。
私たちは、学歴ではなく『実際に考え、行動する力』で人が評価される社会を作りたいと考えています。テクノロジーを使い、人と人がつながり、それぞれの才能や倫理観を社会に還元していく——これこそが、私たちが考える『学びの再設計』です。
MBAやDBAは、単なる肩書きや資格を得るためのものではありません。学びを通じて『現実を良い方向に変えるリーダー』へと成長するためのプロセスです。教育とは、人の優劣を決める仕組みではなく、人間がもう一度『つながるための仕組み』を取り戻すための活動なのです。意識が未来を創る——その確信のもとに、このプログラムは動き出しています。」
University of Information Technology and Management (UITM)について

UITMは1996年にポーランドのジェシュフに設立された私立大学です。ポーランドは、EUの中でもITエンジニアやサイバーセキュリティの専門家を多く輩出している国として知られ、GoogleやMicrosoft、IBM、Intelといった世界的なIT企業の研究開発拠点も集まっています。UITMは、このような環境の中で「ITと経営」を実践的に学ぶことを重視し、技術をただ理論として学ぶだけでなく、経営判断や戦略に応用できるような教育を行っています。世界70カ国以上から学生が集まり、約6万人の卒業生が80カ国以上で活躍する国際的な大学です。
渋谷Web3大学株式会社について


渋谷Web3大学株式会社は、2021年1月に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。渋谷Web3大学の運営や、今回のSGX Professional Programの運営(UITMからのライセンス供与を受けて)を行っています。
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会社名:渋谷Web3大学株式会社
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所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
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代表者:代表取締役社長CEO 北村 元
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設立:2021年1月
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事業内容:渋谷Web3大学の運営、SGX Professional Programの運営(UITMライセンシー)
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URL:



