
株式会社ZEALS(ジールス)が、AI技術を使ってWEIN/BACKSTAGE GroupのCEOである溝口勇児氏の考え方や声まで再現した「AI溝口」を開発しました。これは、有名人ご本人が認めた「声で面接をするAI」としては日本で初めての試みとなります(※2025年12月26日現在、同社調べ)。
この新しいAIは、採用活動をもっと効率的に、そして応募する方にとってもっと良い体験にするために作られました。
「AI溝口」とは?
「AI溝口」は、溝口勇児氏がこれまで話してきたことや、物事をどう考えるか、何を基準に評価するかといった情報をAIが学び、さらにご本人の声の特徴まで再現したAIエージェントです。まるで本物の溝口氏と話しているかのような、リアルな対話体験ができます。
このAIは、ただ質問に答えるだけのAIではありません。対話を通じて応募者の考えを深く掘り下げ、その人のやる気や覚悟をしっかりと見極めるように作られています。24時間365日いつでも稼働し、誰に対しても公平に質問を投げかけ続ける「デジタル上のもう一人の溝口勇児」と言える存在です。
この取り組みによって、企業は採用候補者との最初の対話や面談をスムーズに進められるようになります。また、応募者は時間や場所を気にすることなく、自分の考えとじっくり向き合う機会を得られます。これにより、企業と応募者の両方にとって、より納得のいく採用活動が実現すると期待されています。
「Omakase.ai」で採用が変わる
今回の「AI溝口」の実現には、ジールスが提供するマルチモーダル接客AIエージェント「Omakase.ai(おまかせエーアイ)」が中心的な役割を果たしています。
Omakase.aiは、特定の人物の考え方や価値観、判断基準をAIが理解し、対話の流れに合わせて質問を変えながら、応募者の思考力や考え方を読み取ることができます。さらに、対話が終わった後にはその内容を冷静に分析し、SからDランクで評価したり、次のステップに進むべきか判断したりするプロセスまでをAIが一貫して行えます。
「AI溝口からの挑戦状」というページでは、応募者はAI溝口との対話を通じて自分の考えを言葉にし、問いに真剣に向き合います。この対話の内容は、単に記録されるだけでなく、考えの深さや姿勢を評価するデータとして整理され、実力に応じた次の選考へとつながります。これにより、履歴書や肩書きだけではわからない「対話の質」そのものが評価される、新しい採用の形が生まれます。
溝口勇児氏からのコメント
WEIN/BACKSTAGE Group CEOの溝口勇児氏は、デモを見た際に「これだけの短期間でこのクオリティーのAIを作ってきたことに驚きを覚えました。同時に彼らが本気で技術を磨いてきたことが伝わってきました」とコメントしています。また、「こういう取り組みが、きっとこれからの採用のスタンダードになっていくと思っています」と、このAIが採用の未来を変える可能性に期待を寄せています。
Omakase.aiについて
Omakase.aiは、お客様のサポートだけでなく、売上を増やしたり、商品を購入してもらうこと(コンバージョン)を可能にする、多機能な接客AIエージェントです。企業にとっては、仕事のコストを減らすだけでなく、直接利益を生み出す「営業担当」のような役割も果たします。
売上を上げたり、お客様の体験を良くしたりするだけでなく、採用活動、社員教育、ブランド体験といった様々な分野で、人と深く向き合うAI体験を実現できます。
関連リンク
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「AI溝口からの挑戦状」ページ: https://ai-mizoguchi.backstage.inc/
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株式会社ZEALS 公式サイト: https://zeals.ai/jp/
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Omakase.ai 公式サイト: https://www.omakase.ai/jp

