自治体向けプレゼン資料AI「ChatSense」が実証キャンペーンを開始
株式会社ナレッジセンスは、自治体や官公庁といった行政機関向けに、まるで人間のように自然な文章や画像などを作り出す「生成AI」を利用できるサービス「ChatSense(チャットセンス)」を提供しています。この度、行政機関でのAI活用をさらに進めるため、「プレゼン資料AI」機能の実証実験パートナーの募集を始めました。
この実証キャンペーンに参加することで、まだ来年度の予算が確定していない状態でも、この「プレゼン資料AI」機能を試して、導入を検討できます。今回の募集は20期目となり、簡単な日本語の指示だけでプレゼンテーション資料をAIが自動で作るサービスを、セキュリティがしっかりした環境で利用できるよう支援します。
自治体でのChatSenseについて、さらに詳しくはこちらのリンクから確認できます。
https://chatsense.jp/case/gunma

ChatSenseとは?セキュリティに強い生成AIサービス
ChatSenseは、米OpenAI社が開発した「ChatGPT」という、まるで人間のように自然な会話ができるAIチャットボットサービスを、もっと安全に、そして便利に企業や行政機関で使えるようにしたサービスです。特に、セキュリティの高さや、社内データをAIに学習させる機能など、法人向けの強みが評価され、すでに500社以上の大手企業に導入されています。
ChatSenseの主な特徴
ChatSenseは、以下のような特徴で、企業や行政機関のAI活用をサポートします。

- チャット内容をAIの学習から守る機能
無料のスタータープランから、すべての法人プランで、会話の内容が外部に漏れたり、AIの学習に使われたりしないように保護する機能が利用できます。さらに、ビジネスプラン以上では、特定のIPアドレスからしかアクセスできないようにしたり、一回のログインで複数のサービスを使えるようにする「シングルサインオン」など、より高度なセキュリティ機能を追加料金なしで利用できます。 - プロンプトを社内共有できる機能など、豊富な独自機能
通常のChatGPTにはない、法人向けの便利な機能がたくさんあります。例えば、AIへの指示文(プロンプト)を社内で共有できる機能や、メンバーを一括で管理する機能、資料をフォルダで整理する機能などがあり、これらは日々進化しており、ほとんどが無料プランでも利用可能です。 - 初期費用が無料、最低利用期間の縛りがない
「まずは試してみたい」という企業や行政機関の要望に応えるため、導入のハードルを低くし、無料で使える範囲を広くしています。
ChatGPTを法人で安全に使うための対策については、こちらの記事も参考にしてください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-security
自治体特有の課題とChatSenseの解決策
最近、多くの自治体でプレゼン資料をAIで作成する技術への関心が高まっています。しかし、自治体でのAI導入には、一般的な企業とは異なる特別なサポートが必要です。
- 徹底したセキュリティ
自治体でAIを使うには、アクセス制限や認証方法、サービスの品質保証など、非常に厳しいセキュリティ基準を満たす必要があります。 - 見積もりの透明性
ITツールを導入する際、自治体では、単価見積書や納品書など、多くの書類が必要になることがあります。 - 予算がない状態での、無償での事前検証
最も大きな課題の一つが予算です。来年度の予算を決める前に、どれくらいAIが役立つのか、どんな使い道があるのかを無料で試したい、というニーズが多くあります。
ChatSenseは、これらの自治体特有のニーズに応えるため、実証実験パートナーの皆様には特別な対応でサポートを提供することを決定しました。
プレゼン資料AI機能の詳細
ChatSenseの「スライド生成AI」機能は、簡単な指示でプレゼン資料を自動で作成できる画期的な機能です。この機能について、さらに詳しく見ていきましょう。

- 社内データを何度も参照し、要点を自動抽出してスライド化
社内にあるPDF資料や会議の議事録、知識ベースなどの情報をAIが読み込み、重要なポイントを自動で選び出して整理します。人間が数時間かけて行うような資料の読み込み、構成の検討、スライド作成の作業を、AIが数分で完了させることが期待できます。 - 複数ソースを数分で解析し、5〜10枚のスライドに自動構造化
複数の社内情報を参照し、その情報をもとにスライドを生成します。ChatGPTのような要約とは異なり、AIが段階的に内容を検討し、5〜10枚程度のプレゼンテーションスライドとして、章立てや見出し、箇条書きなどを使って自動で構成します。 - 小回りの利く微修正で、人手の調整工数を削減
プレゼン資料AI機能には「自動編集機能」があり、これまでPowerPointなどで手作業で行っていた細かな調整作業を、AIが部分的に再生成することで置き換えることができます。これにより、最終的な仕上げにかかる手間を減らしつつ、スライド全体の見た目やデザインの一貫性を保ったまま、すぐに使えるレベルの資料作成を支援します。
スライド生成AI機能の具体的な料金や詳細はこちらで確認できます。
https://chatsense.jp/function/slide-gen
実証パートナーになるメリット
実証パートナーとしてChatSenseを利用することで、通常のプラン以上の特別なメリットがあります。
- AI活用方法の模索に伴走
AIの使い方が組織に浸透するまで、ナレッジセンスの経験豊富なエンジニアが週ごとや月ごとのミーティングでサポートします。職員向けの研修も開催し、ChatSenseの「プロンプト掲示板」を使った社内での知識共有方法も丁寧に伝えます。 - 実証実験に伴う広報活動の支援
AI技術の導入効果を広く知ってもらうため、一般の方にも分かりやすい記事やプレスリリースの作成を、ナレッジセンスのPRチームが支援します。 - 今年度の予算がない状態での検証
チームで約10万文字まで、無料でAIとの会話を試すことができます。また、「スライド生成AI」オプションも1ヶ月間無料で利用できます。これにより、自治体のデータを使ったスライド生成AIがどれだけ業務に役立つかを、費用をかけずに試すことが可能です。もし、もっと多くの文字数で検証したい場合は、一度相談してみると良いでしょう。
募集概要と応募方法
今回の実証キャンペーンの募集概要は以下の通りです。
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対象:日本の行政機関に属する団体(部署やチーム単位での応募も可能です)
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募集上限:最大5組織(原則として先着順となります)
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締め切り:2025年1月13日(火曜)23時59分まで
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その他:採択された組織には、実証実験の事例として共同でのプレスリリース発表をお願いする場合がありますが、これは必須ではありません。
応募はこちらのリンクからお問い合わせください。
https://chatsense.jp/contact/?utm_source=261
株式会社ナレッジセンスについて
株式会社ナレッジセンスは、企業や行政・自治体のデジタル変革(DX)を加速し、社員の生産性を向上させるために、ビジネス向けChatGPTサービス「ChatSense」や事業コンサルティングを提供しています。ChatSense以外にも、生成AIに関する複数のサービスを開発し、世界中のユーザーに提供してきた実績があります。
ナレッジセンスは、生成AIを活用して業務効率を大幅に向上させ、デジタル変革を推進したい企業や行政機関からの相談を歓迎しています。
株式会社ナレッジセンスのウェブサイトはこちらです。
https://knowledgesense.jp/
関連情報として、ChatGPTの法人契約のメリットについてもご覧ください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-business-plan
Teamsの内容を学習させる機能についてはこちらです。
https://chatsense.jp/function/rag-teams
ChatGPTとスライド生成AIの関係についてはこちらです。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-slide-ai

