AI(人工知能)を使って動画を作るサービス「WriteVideo」に、PowerPoint(パワーポイント)の資料を元にして、動画のデザインを自動で作ってくれる新しい機能「パワポ風デザイン作成」が登場しました。
この機能を使えば、これまで会社の中での説明や研修で使ってきたPowerPointのファイルを「WriteVideo」に入れるだけで、資料の色合いや配置、雰囲気をそのまま引き継いだ動画のデザインが簡単に作れます。
これまで「動画にすると資料の雰囲気が変わっちゃうな」「デザインを調整するのに時間がかかる」と感じていた方でも、今ある資料を活かして、まるでいつものスライドが動き出したかのような動画を作れるようになります。
サービスサイト:https://www.writevideo.ai/
動画にすると「いつもの資料感」が失われる課題
企業での研修、社内での説明、営業用の資料、自治体や教育現場での案内など、PowerPointは長い間、情報を共有するための標準的な方法として使われてきました。しかし、これらの資料を動画にしようとすると、次のような課題がありました。
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動画にすると、スライドの雰囲気やトーンが変わってしまう
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色や配置を動画用に作り直す必要がある
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デザインの調整のために、結局専門の人に頼んだり、外注したりする必要がある
このような理由から、「資料はあるのに動画にするのがなかなか進まない」というケースが多く見られました。特に、毎年や毎月更新される研修資料や説明資料では、一から見た目を作り直す手間が、動画を活用する上での大きな壁となっていたのです。
この課題を解決するために、「WriteVideo」はPowerPoint資料のデザインを「参考にして」動画を作る「パワポ風デザイン作成」機能を追加しました。
「パワポ風デザイン作成」機能の概要
この新機能では、動画を作る際に参考にするPowerPointファイル(PPTX形式)を選ぶだけで、その資料のデザイン要素を元に、AIが動画用のデザインを自動で作り出します。
具体的には、次のような要素が参考になります。
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スライド全体の色合いや雰囲気
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情報の配置バランス
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ビジネス資料らしい構成感
これにより、「PowerPointで作った資料を、そのまま動画にしたような見た目」を実現できます。
「パワポ風デザイン作成」の使い方
「パワポ風デザイン作成」は、「WriteVideo」の動画生成画面から利用できます。動画の内容(構成)を準備した後、[デザイン(NEW)]タブに切り替え、参考にするPowerPointファイル(PPTX)を選択することで、資料の雰囲気を踏まえた動画デザインが自動生成されます。
1. [デザイン(NEW)]で「参考にするpptxファイル」を選択する
動画生成画面の上部にあるタブを[デザイン(NEW)]に切り替えると、「ステップ1:参考にするpptxファイルを選択」が表示されます。ここで選んだPowerPointファイルのデザインを元に、AIが動画のデザインを作成します。

すでに登録されているPPTXファイルは一覧から選ぶことができ、まだ登録していない場合は画面からファイルをアップロードして追加できます。
2. (任意)ロゴを指定し、動画内に自動配置する
PowerPointファイルを選んだ後、「2. ロゴを選択」の項目でロゴの設定ができます。ロゴは必須ではありませんが、[ロゴを使用]をオンにすると、指定したロゴが動画の中に自動で配置されます。社内研修やお客様向けの資料など、配布先に合わせて会社のロゴなどを統一したい場合に便利です。

3. 画像スタイルを選択し、表現の方向性を決める
次に、「ステップ2:画像スタイルの選択」から、動画の見た目を決める画像スタイルを選びます。マンガ、ビジネス、写真、図解など、用途に合ったスタイルを選ぶことで、PowerPoint資料のトーンを活かしながら、内容にぴったりの動画を作成できます。

4. 横動画/縦動画を選び、「この内容で生成する」を実行する
画面の下部で[横動画]か[縦動画]を選び、[この内容で生成する]ボタンを押すと、選択したPowerPointファイルのデザインを参考にした動画デザインが生成されます。社内共有、研修、SNSでの配信など、動画を使う目的に合わせて、縦横の形式を使い分けられます。

WriteVideoの基本的な使い方(4ステップ)
WriteVideoを使った動画作成は、たった4つの簡単なステップで完了します。
1. 作り方を選ぶ:テキスト or 資料
作りたい動画の内容を文章で入力するか、PowerPoint、Word、PDFなどの資料をアップロードして、動画の元になる構成案を作成します。

2. 構成案を生成:アウトラインと台本を自動作成
入力した内容を元に、AIが動画の流れ(アウトライン)と、キャラクターが話す文章(台本)のたたき台を自動で作成します。アウトラインは「何を、どの順番で伝えるか」を整理した設計図のようなものです。
3. 編集して仕上げる:内容・見た目・シーンを調整
自動で生成された台本や構成を編集画面で修正し、動画を使う目的に合わせて仕上げます。話す内容、デザインテンプレート、動画のシーン分けなどを同じ画面で調整できます。

4. 公開・共有:動画として配布、多言語にも対応
完成した動画は、共有しやすい形で公開できます。また、同じ構成を使って多言語の動画を作ることもできるので、用途や地域に合わせた使い方が可能です。

紹介パートナー制度について
「WriteVideo」では、サービスの導入をさらに広げるために、「紹介パートナー制度」を開始しました。DX(デジタルトランスフォーメーション)支援に携わる企業や団体と協力し、「WriteVideo」を広めていただくための制度で、ご紹介に応じて報酬が支払われます。支援団体、教育機関、翻訳会社など、様々な業種の方が参加できます。
- 無料セミナーの日程を確認する:https://www.writevideo.ai/seminar-p
運営会社について
「WriteVideo」を運営する株式会社Xは、エンジニアメンバーの半数以上が外国籍というグローバルなスタートアップ企業です。AIとxR(クロスリアリティ)技術を活用したサービスを通じて、企業のDXをサポートしています。
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会社名:株式会社X
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所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
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代表者:代表取締役 米倉 暁
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WriteVideo:https://www.writevideo.ai/
本件に対するお問い合わせ
株式会社X
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メール:pr@xinc.co.jp
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電話:03-6807-3898(広報担当)

