AIを「創る側」へ!学生向け実践型ハッカソン「AI Hackathon Origin 2026」大阪で開催

開発・プログラミング

AIを「創る側」へ!学生向け実践型ハッカソン「AI Hackathon Origin 2026」開催

AI(人工知能)が私たちの生活や仕事に深く関わるようになった今、「AIを使う」だけでなく「AIを創る」ことに挑戦する機会が求められています。そんな中、合同会社OneRiseは、学生がAIを武器に新しい価値を生み出すための実践的なハッカソン「AI Hackathon Origin 2026」を、2026年3月24日(火)から26日(木)の3日間、大阪のQUINTBRIDGEで開催します。

このハッカソンは、主に関西地方の学生がチームを組み、AIを使ったアイデアやプロダクトを短期間で形にするイベントです。参加費は無料で、100名の学生が募集されています。定員に達し次第、早めに締め切られる可能性があるので、興味のある方は早めのチェックがおすすめです。

関西の学生限定AIハッカソン「AI Hackathon Origin 2026」の告知画像

AIを「なんとなく使う」から「実践で使う」へ

近年、ChatGPTのような生成AIの技術は急速に進化し、様々な分野で活用されています。しかし、学生の中には「AIに興味はあるけれど、実際に何を作ればいいのか分からない」「学んだ知識をどう実践に活かせばいいのか迷っている」という声も少なくありません。

OneRiseは、これまで学生が自ら考え、挑戦し、行動するきっかけを作るためのイベントやコミュニティを運営してきました。今回の「AI Hackathon Origin 2026」もその一環で、「最初の一歩=Origin」を大切にするという考え方に基づいています。このイベントは、学生が自分の興味や課題意識をスタート地点にして、AIを使って具体的な価値を形にする経験を重視しています。

ChatGPTに詳細な指示を出して物理問題を解説させているプレゼンテーション風景

コワーキングスペースでグループワークに取り組む学生たち

「Origin Summit Kyoto 2025 Vol.2」ビジネスコンテストの授賞式で喜ぶ受賞者たち

挑戦のプロセスを重視するハッカソン

このハッカソンが目指しているのは、単に優れた成果物を競い合うことだけではありません。限られた時間の中で、チームとして課題を見つけ、仮説を立て、AIを使って検証し、最終的なアウトプットを生み出す「プロセスそのもの」に大きな価値を置いています。

参加者は、このイベントを通して次のような力を身につけることができます。

  • AIの基礎から応用までを体系的に学ぶ機会

  • チームで協力して開発を進め、意思決定を行う力

  • 「なんとなくAIを使う」レベルから「実践的にAIを使いこなす」レベルへの移行

「AI Hackathon Origin 2026」は、学生がAIをより身近に感じ、自分自身の可能性を広げるきっかけとなることを目指しています。

高度なAI環境と専門家のサポート

このハッカソンでは、参加者がより深くAIを学び、実践できるように充実した環境が用意されています。

  • Manus AI 最上級プランを活用した実践環境
    AIエージェントプラットフォーム「Manus AI」の最上級プランが提供されます。これにより、普段なかなか触れる機会のない高度なAI機能を使いこなし、アイデアの整理から検証、実際の開発までを体験できます。AIを「試す」だけでなく「徹底的に使い倒す」ことで、深い理解と実践的な学びが促されます。

    AIエージェントプラットフォーム「Manus AI」のロゴ

  • 専門性の高いフィードバック
    共催企業であるディープテック領域に詳しい「株式会社MATLyS」をはじめ、様々な協賛企業のエンジニアやビジネス開発担当者がイベントに参加し、技術やビジネスの視点から参加者のアイデアや成果物に対してアドバイスを行います。これにより、参加者は自分の作ったものを客観的に見つめ直し、次の成長へとつなげることができます。

    共催企業である株式会社MATLySのロゴ

開発とビジネスを結びつける人材が集結

「AI Hackathon Origin 2026」では、2つのタイプの人材を意識して集めるように設計されています。

  1. DevBiz人材
    インターンシップや自主的な活動を通じて、生成AIや様々なAIツールを業務や企画レベルで使いこなし、技術とビジネスの橋渡しができる学生が想定されています。
  2. エンジニア人材
    実際にプログラミングやプロダクト開発に取り組んでおり、AIを含む技術を使って手を動かしながら価値を形にしている学生が対象です。

京都大学、大阪大学、神戸大学といった関西の主要大学から合計80名から100名ほどの学生が募集され、チーム内での学び合いや互いに刺激し合う環境が作られます。

合同会社OneRiseについて

合同会社OneRiseは、「学生が一歩踏み出す挑戦のきっかけをつくる」ことをミッションに、学生向けのイベントやコミュニティ運営、企業と学生をつなぐマーケティング支援事業を展開しています。学生向けの挑戦イベント「Origin」シリーズをはじめ、関西を中心に大学生のネットワークを築き、学生の主体性を引き出す運営ノウハウが強みです。

代表の坂元柾毅氏は、大学1年生から企業のインターンを経験し、関西で大学生向けのビジネスコンテストを運営する学生団体を設立しました。東京と比べて関西のビジネス環境を変えたいという思いからOneRiseを創業。「全ての人に挑戦と機会を」という理念のもと、学生と企業の縁を結び、価値を最大化することに尽力しています。

合同会社OneRise代表の坂元柾毅氏

まとめ

AIハッカソン「Origin 2026」は、学生にとってAIの世界への挑戦の入り口であり、知識を学び、実際に手を動かす実践が交差する貴重な場です。学生がAIと真剣に向き合い、自らの手でアイデアを形にする経験は、これからの学びや将来のキャリアにおいて大きな意味を持つでしょう。

OneRiseは、このような挑戦の場を提供することで、若者に未来を切り拓くための選択肢を与え続けていきます。

「Origin Summit Kyoto 2025 Vol.2」での集合写真

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