ズーパーズースがDNP XR STUDIOに参画
合同会社ズーパーズースは、2025年11月より、大日本印刷株式会社(DNP)が東京・市谷に開設した、AIとXRを融合したバーチャルプロダクションスタジオ「DNP XR STUDIO」にパートナー企業として加わりました。

映像制作の課題と新しいスタジオの役割
広告、音楽、ゲーム、ライブ配信など、さまざまな分野でXRや3D映像の需要が高まっています。しかし、実際の制作現場では、ロケ地や専門人材の不足、天候による撮影の遅れといった問題が課題となっていました。
このような課題を解決するため、DNPはAI、XR、専用の設備、そして専門の制作・技術チームを一つにした新しい映像制作の拠点として「DNP XR STUDIO」を開設しました。
ズーパーズースは、映画監督の中島 良氏が2020年に立ち上げた映像制作会社です。これまで、生成AIを使いこなして3D AIレンダリングやAIロトスコーピングアニメーションといった技術を駆使し、実写とアニメーションの境目をなくすような映像制作に取り組んできました。今回の「DNP XR STUDIO」への参画を通して、ズーパーズースはXRや映像業界とのつながりをさらに広げ、業界が抱える共通の課題に対する解決策を提供していきます。
ズーパーズースは、「DNP XR STUDIO」との協力によって、これから大量のコンテンツが生まれる時代において、人間のパフォーマンスを活かし、AIだけでは生み出せない特別な価値を提供することを目指しています。また、新しい技術の検証や知識の共有を進め、日本発の映像表現とコンテンツ産業全体のレベルアップを「共創の場」として目指していくとのことです。
スタジオオープニング見学会と講演
2025年11月13日には、スタジオのオープニング見学会が開催され、映像制作やコンテンツ制作分野の業界関係者50名以上が参加し、好評を博しました。
見学会では、ズーパーズース代表で映画監督の中島 良氏が講演を行いました。講演では、従来の映像制作の進め方の中で、生成AIをどのように実用的に活用していくかについて紹介されました。例えば、撮影後にライティングを変更する技術や、実写映像とアニメキャラクターの表現を組み合わせる制作方法など、具体的な事例を交えながら、新しい映像表現の可能性が示されました。

中島氏は、制作現場での人間の演技やパフォーマンスが最も重要であり、生成AIはアイデアを広げるための「拡張ツール」として使うことが大切だと述べました。これにより、生成AIを使うことで、これまでの制作方法では難しかった個性的で新しい表現が短い期間で実現できるようになります。AIによってたくさんのコンテンツが作られる時代において、AIだけでは作れない付加価値を、XRスタジオという「現場」から生み出すことを目指しているとのことです。
DNP XR STUDIOの特長と施設概要
「DNP XR STUDIO」は、業界標準のモーションキャプチャやLEDウォール、そして生成AI技術を活用した効率的な制作支援を提供しています。スタジオの詳しい情報や設備については、DNPの公式プレスリリースで確認できます。
施設概要
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名称: DNP XR STUDIO
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所在地: 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1 DNP市谷鷹匠町ビル
合同会社ズーパーズースについて
映画監督の中島 良氏が2020年に設立した映像制作会社です。生成AIを活用し、実写とアニメーションの境界をなくす制作手法に取り組んでいます。
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所在地: 〒166-0015 東京都杉並区成田東5-33-10
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設立: 2020年2月
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URL: https://mocap.co.jp

