「CES 2026」で発表!サイバーリンクとAMDがAIでより速く、もっと簡単にメディア制作ができる新技術を公開

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「CES 2026」で発表!サイバーリンクとAMDがAIでより速く、もっと簡単にメディア制作ができる新技術を公開

2026年1月6日、世界最大級の家電・テクノロジー見本市「Consumer Electronics Show(CES 2026)」において、サイバーリンク株式会社(以下、サイバーリンク)とAMDが、未来のデジタル制作体験を大きく変える協業を発表しました。この発表では、AMDの最新プロセッサー「Ryzen™ AI 400シリーズ」を搭載した「AI PC」が、クリエイターや一般のユーザーにとって、いかに強力な味方になるかが紹介されました。

CESの展示会場

AI PCでクリエイティブが加速する

今回の協業の大きなポイントは、AIの力をパソコンの中で直接活用することです。AMDの新しい「Ryzen™ AI 400シリーズ」プロセッサーは、AI処理を得意とする特別な部分(AIエンジン)を持っているため、これまでよりもずっと速くAIの計算ができます。

CESの会場では、サイバーリンクのAI写真編集ソフト「PhotoDirector」と、AIを活用したマーケティングデザインツール「Promeo」を使って、その速さが実演されました。テストの結果、AIが画像を分析する速度が以前の約2倍に向上し、AIがテキストから画像を生成する性能も改善されたとのことです。これにより、よりスムーズで効率的な制作作業が可能になり、質の高いコンテンツを短時間で作れるようになります。

サイバーリンクの共同社長であるVincent Lin氏は、「AMDとの協業は、私たちがマルチメディアソフトウェアの分野でリーダーシップを発揮し、高効率なAI制作ツールの開発に継続的に取り組んでいる証です。世界中のクリエイターに、シームレスで高速、そして賢いデジタル制作体験を提供していきます」と述べています。

また、AMDでISVエネーブリングを統括するシニアディレクターのJosh Hort氏は、「AMDは、パソコンで直接、速く、効率的で使いやすいAI体験を提供することに力を入れています。サイバーリンクとの協業は、クリエイティブな用途からビジネス用途まで、AIがパソコンの中でリアルタイムに働くことで、どのように役立つかを示しています。これにより、ユーザーは自分のデータをパソコンの中に安全に保ちながら、より速くコンテンツを作り、改善できるようになります」とコメントしています。

サイバーリンクのAIツールがさらに進化

展示では、実際の利用シーンを想定したデモンストレーションが行われました。

PhotoDirector

AIが画像を分析する機能を使って、たくさんの画像をまとめて編集したり、写真の背景を簡単に変えたり、新しいエフェクトを作ったりできるようになります。個人の趣味の写真からプロの仕事まで、写真編集にかかる時間を大幅に減らすことが期待されます。

Promeo

ビジネスやマーケティングのために作られたツールで、AIが商品画像を生成したり、魅力的なテンプレートや素材を提供したりします。中小企業やマーケティングチームが、SNS投稿用の画像、広告素材、販促用のビジュアルなどを、効率よく素早く作れるようサポートします。

オンデバイスAIで安心・安全な制作環境

AMD Ryzen™ AI 400シリーズ・プロセッサは、AI処理能力が高いだけでなく、パソコンの中で直接AI処理を行う「オンデバイスAI」を可能にします。これにより、インターネット上のクラウドサービスに頼ることが減り、コンテンツを作るコストを抑えられます。さらに、画像やデータが自分のパソコンの中に保存されるため、プライバシーやセキュリティがしっかり守られるというメリットもあります。

このオンデバイスAIの強みを活かすことで、PhotoDirectorやPromeoは、効率的でリアルタイムなAI制作作業を提供し、クリエイターやビジネスユーザーに柔軟で信頼性の高いAI体験をもたらします。

CES 2026でのデモンストレーションでは、AI PCが個人のクリエイティブ作業からビジネス用途まで、一台で幅広く使えることが示されました。これにより、アイデアがひらめいてから最終的な作品が完成するまでの一連の作業を、一台のAI PCでスムーズに行えるようになります。

サイバーリンクは2026年に向けて、AMDをはじめとするパートナー企業と協力し、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた新しい技術開発を進め、世界中でAI PCがもっと広まるように取り組んでいくとのことです。

サイバーリンクについて、さらに詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。

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