WriteVideo、AI翻訳の揺れを抑える「カスタム翻訳」機能を提供開始

AIツール・サービス紹介

WriteVideoのカスタム翻訳機能

株式会社Xは、AI動画生成サービス「WriteVideo」に、ユーザーが翻訳結果を自由に固定・上書きできる「カスタム翻訳」機能を新たに提供開始しました。この機能により、AI翻訳で起こりがちな表現のバラつきをなくし、動画内のナレーションやテロップ、説明文の翻訳表現を、ユーザーの意図通りに統一できるようになります。

サービスサイト:https://www.writevideo.ai/

なぜ「カスタム翻訳」が必要なのか?

WriteVideoは、日本語のテキストから英語や中国語など複数の言語に自動で翻訳し、多言語対応の動画を簡単に作れる便利なサービスです。しかし、AIによる自動翻訳(機械翻訳)は、文章の状況や前後のつながり、AIの判断によって、同じ日本語でも異なる訳が生成されることがあります。これはAI翻訳の性質上避けられないことですが、以下のような場面で困ることがありました。

  • 社内研修動画で、専門用語の英訳が動画ごとに少しずつ違う

  • サービス名や機能名が、動画内で複数の表記になってしまう

  • 一度確認して直した翻訳が、動画を再生成すると元の別の訳に戻ってしまう

このような課題に対し、「この日本語は、この訳語で固定したい」という多くの声が寄せられていました。

「カスタム翻訳」機能でできること

今回追加された「カスタム翻訳」機能は、特定の日本語に対して、ユーザーが希望する翻訳結果を指定して保存できる仕組みです。AIが自動で生成した翻訳を使うのではなく、ユーザーが入力した訳文を優先的に使うことで、翻訳を固定します。一度登録した翻訳は、同じ日本語表現が出てきたときに、AI翻訳よりも優先して適用されます。

1. 翻訳結果を自分で上書きできる

動画の文章を翻訳したときに、「この表現は別の言い方にしたい」と感じた場合、ユーザー自身で翻訳文を入力し、その内容を保存できます。この設定は、その場限りの修正ではなく、今後同じ日本語が出てきたときにも再利用されます。

カスタム翻訳の画面

2. 適用する範囲を選べる

カスタム翻訳は、使う目的に合わせて適用範囲を細かく選べます。

  • 会社: 社内全体で同じ訳語を使いたい場合

  • アカウント: 個人やチーム単位で管理したい場合

  • プロジェクト: 特定の動画シリーズの中だけで使いたい場合

  • 行のみ: その一文だけ一時的に固定したい場合

これにより、「会社共通の専門用語」と「特定の動画だけで使う表現」を分けて管理できます。

3. 複数の言語にそれぞれ設定できる

一つの日本語表現に対して、英語、中国語など言語ごとに異なる訳文を登録できます。例えば、日本語の「構成」という言葉に対して、英語では「Structure」、中国語では「结构」というように、それぞれ固定することが可能です。

どんな場面で役立つ?

  • 社内研修・マニュアル動画: 専門用語や社内独自の言い回しを、いつも同じ訳語で表示したい場合に便利です。

  • 多言語での顧客向け説明動画: サービス名や機能名、操作名称などを、国や動画によってブレさせたくない場合に役立ちます。

提供開始について

  • 機能名: カスタム翻訳(翻訳固定機能)

  • 提供開始日: 2026年1月

  • 利用方法: WriteVideoの編集画面内の翻訳設定から利用できます。

WriteVideoの基本的な使い方(4つのステップ)

① 作り方を選ぶ:テキスト入力か資料アップロードか

作りたい動画の内容を文章で直接入力するか、PowerPoint、Word、PDFなどの資料をアップロードして、動画の元になる構成案を作成します。

作り方を選ぶ画面

② 構成案を自動生成:アウトラインと台本を作成

入力した内容をもとに、動画の流れ(アウトライン)と、キャラクターが話す文章(台本)のたたき台が自動で作られます。アウトラインは「何を、どの順番で伝えるか」を整理した設計図のようなものです。

構成案生成完了画面

③ 編集して仕上げる:内容や見た目を調整

生成された台本や構成を編集画面で修正し、目的に合わせて仕上げていきます。話す内容、デザインテンプレート、動画のシーン分割などを同じ画面で調整できます。

編集画面

④ 公開・共有:多言語対応も可能

完成した動画は、共有できる形で公開できます。同じ構成を使って多言語展開することも可能で、用途や地域に合わせた運用ができます。

紹介パートナー制度について

WriteVideoの導入をさらに広げるため、DX支援を行う企業などと協力する「紹介パートナー制度」が始まりました。WriteVideoを紹介することで報酬が支払われる制度で、支援団体、教育機関、翻訳会社など、様々な業種からの参加が可能です。

運営会社について

WriteVideoを運営する株式会社Xは、エンジニアの半数以上が外国籍という、グローバル展開を進めるスタートアップ企業です。AIとxR技術を活用したサービスで、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しています。

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