株式会社Forcesteed Roboticsが、ugo株式会社が開発した「AIロボット向け模倣学習キット」の国内提供を開始しました。
このキットは、ロボットが人の動きを真似て学習する「模倣学習」という技術に特化しており、VLAモデル(Vision-Language-Action)研究や、実世界を理解して行動するフィジカルAIの開発を加速させるための国産プラットフォームとして注目されています。
模倣学習キットとは?
ugoが提供するこのキットは、人がロボットを操作する様子(デモンストレーション)をデータとして集め、ロボットがその動きを学習する「模倣学習」に最適な研究開発用のロボットです。
主な特徴
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国産ロボット: 双腕7DoF(自由度)のアームと、自分で動ける仕組みを持った国産ロボット「ugo Pro R&Dモデル」です。
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直感的な操作: 専用のバイラテラルコントローラを使うことで、遠隔からでも簡単にロボットを操作できます。
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最新技術に対応: LeRobot OSSというオープンソースの基準に沿っており、ACT、SmolVLA、Diffusion Policyといった主要なAIモデルに対応しています。
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高品質データ収集: ロボットの行動学習に必要な、RGB映像、関節の角度、力やトルクなどの高品質なデータを集めることができます。
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安心のサポート: 国内メーカーが提供するため、保守やセキュリティ面でも安心です。
このキットは、製造、物流、建設、農業、ヘルスケア、小売など、さまざまな産業での応用が期待されています。

提供開始の背景
世界では、Physical Intelligence(フィジカルAI)やHumanoid Robotics(人型ロボット)の分野で、VLAモデルの研究が急速に進んでいます。これらの研究では、「大量のロボット動作データ」を集めることが成功の鍵となります。
ugoのキットは、海外製の研究ロボットと比べて、国産であることによる使いやすさや安全性、双腕と移動体を組み合わせたデータ収集の汎用性、そして国内での迅速なサポート体制が強みです。これらの点が、Forcesteed Roboticsの顧客である製造業や物流業、研究機関のニーズに非常に合致しているため、今回の提供開始に至りました。
Forcesteed Roboticsは、ugoと協力し、日本国内のフィジカルAI研究を支えるエコシステムの拡大に貢献していくとのことです。
Forcesteed Roboticsによる手厚いサポート
Forcesteed Roboticsは、単にキットを販売するだけでなく、お客様がこのキットを最大限に活用できるよう、以下のような幅広い支援を提供します。
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導入コンサルティング(どんな用途で使うか、どうデータを集めるかなどの設計支援)
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模倣学習・VLAモデル学習環境の構築(自社の設備やクラウド上での環境づくり)
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AIモデル学習の代行(ACT、SmolVLA、Diffusion Policyなどのモデル学習)
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評価・PoC(概念実証)の支援
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研究支援・技術的な伴走
ugoのロボットとForcesteed Roboticsが持つAI技術(Vision-Language-Action、Transformerベースの制御技術など)を組み合わせることで、日本企業のフィジカルAI開発を強力にサポートしていく方針です。
会社概要
株式会社Forcesteed Robotics
所在地:東京都江東区青海2丁目7番4号 The SOHO 815
設立:2024年07月29日
代表取締役:大澤弘幸、諸岡亜貴子
事業内容:AI・画像認識・ロボティクス技術の研究開発および社会実装など
ウェブサイト:https://www.forcesteed.com/

ugo株式会社
所在地:東京都千代田区東神田1−7−8
設立:2018年2月20日
代表者:代表取締役CEO 松井健
ウェブサイト:https://corp.ugo.plus/


