システム開発の未来を拓く「G.RAD.E for AI-D」
近年、ITエンジニアの不足や、より短い期間でシステムを開発する必要性が高まる中、開発現場では大きな負担を抱えています。また、注目を集める生成AIが直接プログラムのコードを作る方法は、複雑な要望に応えるのが難しかったり、作ったシステムの品質や信頼性を長く保つのが難しいという課題がありました。
このような課題を解決するため、株式会社ウイングは、生成AIと「ローコード開発」という、少ないコードでシステムを作る手法を組み合わせた新しいソリューション「G.RAD.E for AI-D(グレードフォーエイド)」の開発を発表しました。このソリューションは、システム開発の計画段階から、実際にコードを書く作業、そしてテストを行うまで、開発のあらゆる段階で生成AIがエンジニアを強力にサポートします。
「G.RAD.E for AI-D」は、ローコード開発ツールである「GeneXus」と生成AIを組み合わせたプラットフォームとして、日本で初めての試みとされています。この取り組みにより、最大で50%の生産性向上と、高い品質の維持を両立させ、開発現場のデジタル変革(DX)を加速させることを目指しています。
本製品は、2026年2月より段階的に機能を公開していく予定です。詳しい情報は公式サイトで確認できます。
https://weing-genexus.com/about/about-gfa.html
「G.RAD.E for AI-D」が解決する課題
「G.RAD.E for AI-D」は、実際のシステム開発は実績のあるローコード開発ツールGeneXusによる自動生成を活用します。さらに、GeneXusに渡すための設計情報や、完成したシステムの開発ドキュメント、テスト仕様書といった、これまで人の手作業が多く、特定の知識を持つ人に頼りがちだった工程に生成AIを導入することで、これらの課題を解決します。これにより、システムの品質を保ちながら、エンジニアがより創造的で重要な業務に集中できる環境を提供します。

「G.RAD.E for AI-D」の主な特徴
1. 品質と安定性:生成AIとローコード開発のハイブリッドアプローチ
生成AIが直接コードを作る際に心配される品質のばらつきをなくします。長い実績を持つローコード開発ツールGeneXusがシステムを自動で生成する機能を核とすることで、高い品質を安定して提供します。
2. 設計自動生成:開発知識がなくても高品質な設計情報を自動作成
システムの要望(要件定義情報)を入力するだけで、GeneXusでシステムを作るための高品質な設計情報を自動で生成します。これにより、システム開発の専門知識がなくても、開発の初期段階で特定の知識を持つ人に頼りきりになる状態を防ぎます。将来的には、人間が話す言葉(自然言語)から直接要件定義情報を作成する生成AIエージェントの提供も予定されています。
3. ドキュメント自動生成:システムと「差分の無い」ドキュメント・テスト仕様書を同時作成
実際に作られるシステムと内容にずれがない(一貫性のある)設計書やテスト仕様書などのドキュメントを自動で作成します。これにより、開発の終盤に発生する煩雑なドキュメント作成作業から解放され、システムの確認や見直し(検証・レビュー)の効率を大きく向上させます。

段階的なリリーススケジュール
「G.RAD.E for AI-D」は、急速に進化するAI技術を迅速に製品に取り入れ、またユーザーからの意見をもとに品質を高めるため、「機能ごとの順次リリース(段階的公開)」という方法を採用しています。
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フェーズ1(2026年2月頃): 設計情報作成、ドキュメント生成のベータ版提供を開始します。これは先行登録ユーザーが対象です。
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フェーズ2(2026年7月頃): 「G.RAD.E for AI-D」の正式版を提供開始します。
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フェーズ3(2026年12月頃): 全ての機能を提供するフル機能版と、企業向けの機能拡張を行います。
※開発の状況によっては、スケジュールや機能公開の順序が変わる可能性があります。最新の情報は公式サイトで随時更新されます。
リリース記念セミナー開催のお知らせ
「G.RAD.E for AI-D」のリリースを記念して、オンラインセミナーが開催されます。
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タイトル: 「作る」から「創る」へ。SIerの生存戦略 ~「G.RAD.E for AI-D」が実現する、開発からの脱却と進化〜
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日時: 2026年2月12日(木)14:00~15:30
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開催形式: Zoomによるオンライン開催
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主な内容: 生成AIの登場が、システム開発を行う企業(SIer)の生き残りにどのような戦略を求めるのか。「G.RAD.E for AI-D」がシステム開発にどのような変化をもたらすのかを解説します。
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参加費: 無料
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申し込み方法: 以下のURLからお申し込みください。
https://weing-dx.com/gradeseminar20260212/
今後の展望
株式会社ウイングは、「G.RAD.E for AI-D」を通じて、システム開発のあり方を根本から変革することを目指しています。今後3年以内に200社の企業に導入されることを目標とし、各企業が抱える人材不足によるビジネスの停滞を解消できるよう、開発を進めていく方針です。

