AIや電気自動車(EV)など、私たちの生活を豊かにする最新技術の裏側には、実は「半導体」という小さな部品の存在が欠かせません。この半導体は、今や国を挙げて力を入れるべき大切な技術として注目されており、2026年には世界で約1兆ドルもの巨大な市場になると見込まれています。そんな半導体の最先端技術が一堂に会する展示会「第40回 ネプコン ジャパン」が、2026年1月21日から東京ビッグサイトで開催されます。

なぜ今、半導体がこんなに注目されているの?
最近、スマートフォンや車の生産が一時的に止まってしまうというニュースを聞いたことがあるかもしれません。これは、半導体が足りなくなったことが原因でした。このように、半導体は私たちの身の回りにある多くの製品に使われており、その供給が滞ると大きな影響が出ます。
さらに、AI(人工知能)がどんどん進化し、データセンター(たくさんのコンピューターが集まる施設)の電力消費がとても増えています。また、電気自動車(EV)の普及も進んでいますが、充電時間をもっと短くしたり、一度の充電で走れる距離を長くしたりすることが求められています。
これらの課題を解決し、より良い未来を作るために、「半導体」の技術がとても重要視されているのです。日本政府も、半導体を「国家戦略」として位置づけ、研究開発に力を入れる企業への減税を検討するなど、積極的に支援しています。
半導体が解決する未来の課題
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データセンターの電力問題: AIが使う電力が増える中で、半導体の技術が進めば、データセンターの電気代を抑え、環境にも優しいITインフラを作ることができます。
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EVの進化: 「パワー半導体」という特別な半導体を使うと、電気自動車の充電時間を約30%短くしたり、より長く走れるようになったりする事例もあります。これは、地球温暖化対策にもつながる大切な技術です。
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半導体の性能を最大限に引き出す「後工程技術」: 半導体は、作られた後に、性能を最大限に引き出すための「最後の仕上げ」が必要です。この「後工程技術」は、日本企業が特に得意としており、世界中のメーカーからも注目されています。
「ネプコン ジャパン」で未来の技術を体験!
東京ビッグサイトで開催される「第40回 ネプコン ジャパン」は、これらの最先端の半導体技術を一堂に見ることができるアジア最大級の専門展示会です。
注目展示会1:パワーデバイス&モジュール EXPO
この展示会では、電力の制御に関する最新技術が集まります。AIの普及による電力問題やEVの充電課題、再生可能エネルギーの普及に必要な送電技術など、社会が抱える問題を解決する半導体技術に触れることができます。
出展企業の一部をご紹介します。
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三菱電機 (株): 発電から消費まで、電力の安定供給と最適な制御を追求する技術が高く評価されています。

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富士電機 (株): 高性能で高品質なパワー半導体を提供し、産業や社会の省エネ化に貢献しています。

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インフィニオン テクノロジーズ ジャパン (株): パワーシステムとIoT(モノのインターネット)分野で世界をリードし、脱炭素化とデジタル化を推進しています。

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東芝デバイス&ストレージ (株): パワー半導体の生産能力を増強し、技術革新を支えています。
注目展示会2:半導体・センサ パッケージング展 -半導体後工程の専門展(通称:ISP)-
半導体の性能を最終的に決める「後工程」の技術が集まる専門展です。世界初や日本初の装置や技術も多数展示され、半導体の性能を最大限に引き出すための工夫を見ることができます。
出展企業の一部をご紹介します。
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ケーエルエー・テンコール (株): 半導体の検査や計測装置を提供し、製品の品質向上に貢献しています。

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(株) カイジョー: 超音波を使った技術で、半導体の接合や洗浄、計測の分野で製品開発を行っています。

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上村工業 (株): めっき技術の専門家として、半導体パッケージの高密度化を支える薬品や設備を展示します。

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東レ (株): 素材や装置、分析の技術を組み合わせ、半導体製造の革新を進めています。

開催概要
「第40回 ネプコン ジャパン」は、未来の産業を支える半導体技術の「今」を知る貴重な機会です。ぜひこの機会に、東京ビッグサイトへ足を運んでみませんか。
- 展示会名: 第40回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-
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会期: 2026年1月21日(水) – 23日(金) 10:00 – 17:00
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会場: 東京ビッグサイト
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主催: RX Japan合同会社
一般来場を希望される方は、以下のリンクより事前登録が可能です。
https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/register.html

