「フリーランスサミット2026」で生成AIの光と影に迫る
日本労働組合総連合会(連合)が実施する「フリーランスサミット2026」の運営事務局として、紀尾井町戦略研究所株式会社(KSI)が参加しています。このサミットは参加費無料で、事前の登録が必要です。
今回のサミットでは、「~その生成AI、誰かの権利を守っていますか? 侵害していますか?~」というテーマを掲げ、文章や絵、音楽などを自動で作るAI(生成AI)が持つ新しい表現の可能性やビジネスチャンスに加えて、AIが学ぶための情報(学習データ)による誰かの作品を勝手に使うこと(権利侵害)や他の人になりすますこと(なりすまし)といった問題点について、具体的な状況を深く掘り下げます。
このテーマにおいて、第一線で活躍するクリエイターたちが参加し、漫画、音楽、声優のそれぞれの分野で、生成AIが実際にどのように動くのかを実演デモで紹介します。

漫画・音楽・声優の各分野でリアルなデモを実施
漫画編:森川ジョージ氏が画風生成を実演
漫画家の森川ジョージ氏(代表作「はじめの一歩」)が登壇します。生成AIに森川ジョージ氏のような絵を指示すると、どのような画像が作られるのかを実演します。また、森川氏が強く影響を受けた先輩漫画家の画風を元にAIが絵を作ると、森川氏の絵にどれくらい近づくのかも実験します。これまでアナログな創作活動の中で行われてきた、元の作品を元に新しい作品を作ること(二次創作)について、デジタルの世界でどう考えていくべきか、という表現の根本が考察されます。
音楽編:土屋学氏がAI楽曲の可能性と権利を解説
音楽家の土屋学氏(日本音楽家ユニオン 代表運営委員)が、完全に生成AIで作られた楽曲がどこまで高い完成度を持つのかを実演デモで紹介します。生成AIによる楽曲制作の可能性とともに、音楽家が守られるべき権利のあり方や、学習データとして利用されたクリエイターへの報酬の分配方法などが考察されます。
声優編:池水通洋氏、佐々木優子氏が「声」の権利を考える
声優の池水通洋氏(日本俳優連合 代表理事)と佐々木優子氏が登壇します。日本では、演技をする人の「声」の権利が法的に十分に守られていない現状があり、生成AIの時代にふさわしい公的な権利保護のあり方が議論されています。生成AI時代において、公式な「声」のデータベースが整備されれば、権利保護とビジネスをどのように両立できるのかを、民間から先行して進められている公式音声データベース「J-VOX-PRO(仮称)」のデモを通じて考察します。
基調講演や交流会も充実
「フリーランスサミット2026」では、生成AIが日本のフリーランス、特にクリエイティブな仕事に与える影響や課題について、骨董通り法律事務所の弁護士である福井健策氏による基調講演も行われます。さらに、公正な契約や適切な報酬についての話し合い、そして「フリーランスのおしゃべりCafé」と題した交流会も実施されます。これは、フリーランス同士の横のつながりを深めることや、構成組織・地方連合会などとフリーランスをつなぐことを目的としています。フリーランスの方々はもちろん、発注する立場の方々も含め、多くの方の参加が期待されています。
開催概要
- 日程:2026年2月7日(土)13:00~19:10(開場12:30)
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会場:Open Collaboration Hub LODGE(東京都千代田区 東京ガーデンテラス紀尾井町17F)
- オンラインでの参加も可能です。
- 参加費:無料
- 申し込み:事前登録が必要です。

より詳しい情報や参加登録は、以下の特設ページをご確認ください。
フリーランスサミット2026公式ページ
https://jtuc-network-support.com/freelancesummit2026

