
株式会社メリルは、ボッシュ株式会社向けに、300名を超える従業員が参加するAI活用研修を実施しました。この研修は、「”知っている人”から”使える人”になるためのAI活用研修」と題され、生成AI時代の実践的なAI活用方法を、基礎知識から具体的な活用事例まで、体系的に解説しました。
研修開催の背景
2022年11月にChatGPTが登場して以来、ビジネス環境は大きく変化し、生成AIは業務効率を大きく左右する「必須スキル」となっています。しかし、多くのビジネスパーソンがAIの存在は「知っている」ものの、実際に業務で「使いこなせている」人はまだ少ないのが現状です。
AIツールを一度試したものの、期待通りの結果が得られずに利用を諦めてしまったり、どのように活用すれば良いか分からず放置してしまったりするケースも少なくありません。ボッシュ株式会社では、このような状況を打開し、グループ全体でAIを「使える」から「使いこなせる」状態を目指すため、今回の研修開催に至りました。
研修内容のポイント
研修では、「”知っている人”から”使える人”になる」ことをテーマに、AIの基礎から実践的な活用方法まで解説されました。生成AIの仕組みや「なぜAIは言葉を話せるのか」といった本質的な部分を説明し、生産性が最大3倍向上するというデータも示しながら、効果的な活用の土台を築きました。
研修の中盤では、「役割を与える」「目的と背景を伝える」など、AIから質の高い回答を引き出すための「プロンプト」作成の6つの原則が、具体的な例とともに紹介されました。実践編では、議事録作成やメール返信といった基本的な活用法に加え、NotebookLMを使った高精度リサーチ、Cursorでのモックアップ制作、AIファインチューニングなどの高度な活用法も実演されました。最後に、ChatHub、Aqua Voice、Plaud Noteといった業務効率を向上させるおすすめAIツールが紹介され、参加者の実務での活用が促されました。
研修当日の様子と参加者の声

研修には、AIを少し使ったことがある初心者から、使いこなしたい中級者まで、幅広いレベルのボッシュ株式会社の社員が参加しました。全員が共通の理解を持てるよう、基礎から丁寧に説明が始まりました。
YouTubeチャンネル「ウェブ職TV」の運営者としても知られる株式会社メリル代表取締役の中島大介氏が講師を務め、「難しい専門用語をわかりやすく、楽しく」伝えるスタイルで研修を進行しました。AI(人工知能)、LLM(大規模言語モデル)、プロンプト、ハルシネーション(AIが生成する誤情報)、GPTsといった基本用語が丁寧に解説されました。
「なぜAIは言葉を話せるのか?」という本質的な問いに対しては、Transformerという技術原理が「次に来そうな単語の確率分布を計算して選ぶ」という分かりやすい説明で紐解かれ、参加者の理解を深めました。「AIは考えているのではなく、確率で単語を選んでいる」という仕組みを知ることで、AIの得意なことと苦手なことへの理解がより深まったようです。

研修の後半では、AIから質の高い回答を引き出すための「プロンプト作成術」が詳しく解説されました。多くの人がAI活用でつまずく原因は、効果的な指示の出し方を知らないことにあるため、この内容は特に重要です。
特に好評だったのは、新規事業企画書を作成する詳細なプロンプト例の紹介でした。背景情報、出力形式、制約条件、段階的な指示、検証指示まで盛り込まれた実践的なプロンプトを見ることで、参加者は「ここまで具体的に指示すれば良いのか」という具体的な気づきを得ました。講師である中島氏の「常にAIを活用している」「ドライブ中もAIと会話している」という実践的な姿勢も、多くの参加者から共感を得たようです。

研修終了後、参加者からは多くの肯定的なフィードバックが寄せられました。
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AI活用の可能性に関する学び: 生成AIでできることの幅広さや進化の速さに驚いたという声が多く、「AIで何ができるのかを考える視点が身についた」「使い方次第で可能性が大きく広がると感じた」といった意見が見られました。
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実践的な活用事例の価値: NotebookLMやChatHubといった具体的なツールや活用例が紹介され、実務での活用をより具体的にイメージできたという評価がありました。「検索や資料整理など、すぐに試せそうな機能がある」「業務効率化につながりそう」といった声から、実践を意識した内容が高く評価されたことが分かります。
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行動変容のきっかけ: 多くの参加者が「まずは使ってみることが大切」「AIと共に仕事をする意識を持ちたい」と感じたと回答しており、AI活用への心理的なハードルが下がった様子がうかがえました。ハルシネーションや倫理面への懸念を認識しつつも、使わないのはもったいないと捉え、日常業務の中で少しずつAIを取り入れていきたいという前向きな姿勢が見られました。
このように、参加者からは「実践的」「分かりやすい」「すぐに活用できる」といった高い評価が寄せられ、研修の目的である「理解する・想像する・活用する」が十分に達成されたことが確認されています。
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企業向けAI研修について
株式会社メリルでは、本研修にご興味をお持ちの法人様からのお申し込みを受け付けています。内容と日程調整の上、担当者より連絡があります。
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応募されたすべての企業様への研修実施を約束するものではありません。採用された企業様にのみ連絡があります。
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オフライン開催の場合、株式会社メリル指定地域(大阪)以外での実施には交通費の負担をお願いしています。
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研修内容を自社サイトやYouTubeなどで公開いただける企業が優先されます。
無料LLMO診断サービスも提供
株式会社メリルは、Webサイトが生成AIにどのように認識され、どの程度引用・参照されているかを分析し、AI時代に適応するための具体的な改善策を提案する「LLMO診断サービス」も提供しています。診断期間は通常1〜2週間程度で、結果レポートと改善提案が提供されます。
株式会社メリルについて
株式会社メリルは「弱者の反撃」をミッションに掲げ、2015年の設立以来、中小企業向けにWebマーケティング領域での価値提供を行っています。AI時代の到来を見据え、今後も最新技術とマーケティングノウハウを融合した革新的なサービスの提供を通じて、企業の成長を支援していくとのことです。
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