「先生の話、忘れちゃった」という経験はありませんか?診察室で医師から説明を受けたものの、家に帰ると内容を忘れてしまったり、家族にうまく伝えられなかったりすることは少なくありません。また、全国のクリニックには、その道のプロである院長先生たちが長年かけて培ってきた「独自の専門性」や「患者さんに伝わる究極の説明方法」がたくさんあります。しかし、これまでは診察室という限られた空間の中で、その貴重な知恵が共有されることなく、一人ひとりの患者さんへの説明が終わると同時に消えてしまうという課題がありました。
こうした課題を解決するため、現役の眼科医である井手 武氏が代表を務める株式会社NYAUWは、診察室専用のデジタル支援ツール「Drs Explanation(ドクターズ・エクスプラネーション)」を公開しました。このアプリは、多忙な外来診療の現場で「本当に必要なこと」を追求して開発されました。
Drs Explanationの主な機能
「Drs Explanation」は、患者さんの納得と安心を最大化し、医師同士の知識共有を促進するための、以下の主要な機能を備えています。
1. 診察室の「デジタルお助けボタン」
診察中にパソコン画面上のボタンを一度押すだけで、患者さんへの説明資料をすぐに表示できます。難しい操作は不要で、診察のスピードを落とすことなく、質の高い説明を提供することが可能です。
2. 「スマホで持ち帰り(デジタル・テイクアウト)」
表示した説明資料は、QRコードを使って患者さんのスマートフォンへ簡単に共有できます。患者さんは自宅に帰ってから、資料を家族と一緒に見直すことができ、「主治医が手元にいる」ような安心感を得られます。
3. 「知恵のシェアリング」
医師同士が「いい説明」を共有し合う文化をアプリ内に実装しています。これにより、各クリニックに眠る独自の専門知識がオープンになり、地域医療全体の質を向上させることにつながります。
各ステークホルダーへの提供価値
医師向け
自身の知識や工夫が、全国の他の診察室でも役立つようになることで、貢献が可視化されます。アプリ内の「TICKER」機能では、自分や他の医師が作成した説明ボタンがリアルタイムで流れ、「誰かの役に立っている」という実感が得られ、日々の外来診療の疲れを癒やす助けとなるでしょう。また、他の医師が工夫を凝らした「伝え方」を簡単に取り入れ、自身の診療レベルをアップデートする学びの場としても活用できます。
製薬・医療機器企業向け
医師が日常的に使うアプリ内の「Ticker」に貴社の資材を配置することで、診療中の医師へダイレクトに情報を届けられます。また、事前にクリック回数をチャージする機能により、広告予算の柔軟な管理・運用をサポートします。
開発者の想い
株式会社NYAUWは、現役のクリニック院長が立ち上げた「現場のため息解決企業」です。代表の井手 武氏は、「クリニックの先生方は、それぞれ素晴らしい専門性を持っています。その知恵を診察室の中に閉じ込めておくのは、医療にとって大きな損失です。みんなでシェアして、みんなでパクり合う。そして患者さんに納得して帰ってもらう。TICKERに流れる情報は、私たちが孤独な開業医ではなく、一つのチームとして機能し始めた証です。」と語っています。
本アプリの開発の裏側については、以下のnote記事で詳しく読むことができます。
開発記(全12回)
サービス画面の例
瞬間起動の重要性
診察中にスムーズにアプリを起動できるよう、わずか0.3秒で表示されるように設計されています。

現在の画面イメージ
現在のアプリ画面の例です。ユーザーが増えることで、より多くの医療説明が共有され、医療説明の標準化や向上を目指しています。

ボタン作成機能
テキストを一部入力するだけで、AIが他の先生が作成した関連するボタンリストを表示します。気に入ったものは「+採用」ボタン一つで、すぐに自分のアプリに取り込めます。

ボタン簡単並べ替え機能
ドラッグ&ドロップ操作で、ボタンの並び順を簡単に変更できます。

QRコード共有機能
ボタンの右上にカーソルを合わせるとQRコードが表示され、患者さんはスマートフォンで読み取って説明資料を持ち帰ることができます。印刷機能も備わっています。

Ticker機能
診察の合間には、他の先生が作成したボタンの情報が流れてくる「Ticker」機能で、手軽に新しい知識を学ぶことができます。どのような診療科の、どのような専門性の情報かも一目でわかります。企業の方もこのプラットフォームを利用して、医師へ情報を提供することが可能です。

サービス概要
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名称: Drs Explanation(ドクターズ・エクスプラネーション)
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対象: 全国の医師、歯科医師、クリニック経営者、製薬・医療機器メーカー
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運営: 株式会社NYAUW
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医師参加表明サイト: 現在、α版として本サービスの理念に賛同する有志の医師を以下のフォームで募集しています。
参加表明フォーム -
広告Ticker掲載希望企業・団体様: tokyoeyeasagaya@hotmail.com までご連絡ください。
