業務データを自然言語で分析、生成AI連携ソリューション「TALON AI Connect」提供開始
企業がビジネスをより良く進めるために、業務で集めたデータを分析・活用することはとても大切です。しかし、これまではデータを分析するために、専門的な知識やスキルが必要でした。そんな中、最近進化している「生成AI」を使えば、私たちが普段使っている言葉(自然言語)でデータ分析ができるようになりつつあります。ですが、会社の重要な業務システムと生成AIを安全につなぐ仕組みが求められていました。
株式会社HOIPOIは、この課題を解決するため、ローコード開発ツール「TALON(タロン)」で作られた業務システムと生成AIを連携させる新ソリューション「TALON AI Connect」の提供を開始しました。

TALON AI Connectとは
「TALON AI Connect」は、「MCP(Model Context Protocol)」というオープンな決まりに沿って作られたサーバーソフトウェアです。これにより、Claude DesktopやGemini CLIといったMCPに対応している生成AIサービスから、「TALON」で開発された業務システムに直接アクセスできるようになります。
このツールを使えば、SQLやプログラミングの専門知識がなくても、私たちが普段話す言葉で業務データを検索したり、分析したり、更新したりすることが可能になります。
主な特徴
1. 自然言語で業務データを分析
「先月の売上傾向を教えて」「在庫が少ない商品をリストアップして」といったように、普段の言葉でAIに質問するだけで、業務データの検索や分析、更新ができます。

2. 安全なアクセス制御
「TALON」が持っている認証の仕組みと連携するため、利用者のアクセス権限に合わせて情報が管理されます。そのため、権限がないデータにはアクセスできないので、情報が漏れてしまう心配がありません。

3. トークン消費を最大99%削減
生成AIを使う際にかかるコスト(トークン消費)を抑えるための便利な機能が2つあります。
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フィールド選択機能: 必要な項目だけを選んで取得することで、トークン消費を減らします。(例えば、20項目から3項目に減らすと約85%削減できます。)
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サーバーサイド集計機能: 大量のデータをAIに渡す前に、サーバー側で先に集計して、その結果だけをAIに返すことで、トークン消費を大幅に削減します。(例えば、8,500件のデータを24行に圧縮すると約99%削減できます。)

4. 複数の生成AIサービスに対応
オープン標準のMCPプロトコルを使っているため、Claude DesktopやGemini CLIなど、様々なMCP対応の生成AIサービスと連携できます。これにより、特定のAIサービスに縛られることなく、自由にサービスを選んで利用できます。
活用例
「TALON AI Connect」は、様々な部門で活用が期待できます。
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営業部門: 「今月の受注状況を前年同月と比較して」
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在庫管理: 「発注点を下回っている商品を抽出して」
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経理部門: 「売掛金が滞留している取引先をリストアップして」
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経営層: 「部門別の売上推移をグラフ化して」

提供形態と無償提供について
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製品名:TALON AI Connect
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対応環境:Node.js 22以上
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連携AI:Claude Desktop、Gemini CLI など MCP対応サービス
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対応TALON:Ver 6.2.3以上推奨(データ絞り込み機能はVer 6.2.15以上)
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製品ページ:TALON AI Connect
サービス品質の向上を目指し、当面の間、「TALON AI Connect」は無料で提供されます。正式なサービス化の際には、改めて詳細が案内される予定です。
今後の展望
株式会社HOIPOIは、これからも「TALON AI Connect」の機能をさらに充実させ、より多くの業務シーンでAIが活用されるよう支援していくとのことです。

