クロスコ株式会社は、Web講演会(ウェビナー)の体験を大きく変えるAI(人工知能)を活用した新しい取り組み「AX(AI Transformation)」を発表しました。この取り組みの一環として、二つの新サービス「TSUMAREACTION(ツマリアクション)」と「TSUMARI NOTE(ツマリノート)」の提供を開始します。
Web講演会をAIでさらに賢く
クロスコ株式会社は、Web講演会の動画コンテンツに含まれる情報が、主催者、聴講者、講演者にとって非常に価値のあるものだと考えています。そこで、AIを使ってこれらの情報を深く分析し、様々な形で役立つ情報として提供するサービス群を開発しました。
このシステムは、Web講演会を重ねるごとにAIが学習し、より正確な情報を提供できるようになる「循環型サイクル」を持っているのが特徴です。

聴講者の「気持ち」が見える「TSUMAREACTION」
新サービスの一つ「TSUMAREACTION(ツマリアクション)」は、Web講演会中に聴講者がどのように感じているかをAIが分析し、「インサイト分析」として提供します。これは、まるで聴講者一人ひとりの心の中をのぞき見できるようなサービスです。
具体的には、講演者が話す言葉をAIがリアルタイムで解析し、キーワードとして画面に表示します。聴講者は、共感したキーワードをクリックするだけで簡単に反応を示すことができ、他の参加者の反応も一覧できるため、参加意欲が高まる仕組みになっています。

聴講者の反応データはリアルタイムで反映されるだけでなく、講演会後には、これらの履歴から詳細なインサイト分析レポートが作成されます。このレポートでは、聴講者全体の反応傾向や、個別の聴講者の興味関心に基づいて、その後のフォローアップ戦略まで提案されます。

講演内容を「要点」でまとめる「TSUMARI NOTE」
もう一つの新サービス「TSUMARI NOTE(ツマリノート)」は、講演会が終わった後に、その内容をAIが「つまり」要点として分かりやすくまとめた「聴講録」を提供するサービスです。
専門的な内容の講演会では、専門用語や文脈を正確に理解した要約は難しいものですが、「TSUMARI NOTE」は学習プロセスを組み込むことで、その精度を大幅に向上させています。
このサービスでは、AIが動画全体の文脈を理解して重要なポイントだけを抽出し、スライド画像と話者の説明を関連付けて、ビジネスでそのまま活用できる整った形式の資料として提供されます。さらに、複数の話者がいる場合の「話者判別」や、主要な外国語への「翻訳機能」もオプションとして利用可能です。
昨年度にサービスを開始したAIダイジェスト動画作成サービス「TSUMARI VIDEO(ツマリビデオ)」と組み合わせることで、さらに効果的な活用が期待できます。
実施回数が増えるほど賢くなるシステム
Web講演会を行う大きな目的の一つは、参加者や視聴者の意向などのマーケティングデータを集めることにあります。しかし、これまでは正確なインサイト(深い洞察)を得ることが難しいという課題がありました。
クロスコ株式会社が構築したこのシステムは、Web講演会を実施するたびにAIが学習し、情報の精度が向上します。これにより、個別の聴講者のインサイトを客観的なデータに基づいて把握し、その後の戦略的なフォローアップまで可能になります。
今後の提供予定
これらの新サービスは、2025年度内(2026年3月末まで)に正式リリースされ、2026年度から提供が開始される予定です。サービスリリース時には、各メニューのライセンスやパッケージプランの詳細が公開されます。
クロスコ株式会社について
クロスコ株式会社は1984年の創業以来、テレビや広告業界向けの映像技術サービスや、企業の映像制作、ライブ配信支援を行ってきました。「映像や動画を使ったコミュニケーションの最大化」を目指し、お客様の事業課題に寄り添うパートナーとして、様々な課題解決を映像・動画活用で支援しています。
会社概要は以下の通りです。
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商号:クロスコ株式会社
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代表者:代表取締役社長 永澤 浩行
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所在地:〒106-0032 東京都港区六本木7-18-23 EX六本木ビル5F
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設立:1984年11月
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資本金:1億円

