AIが危険を察知!もしもの時に自動で助けを呼ぶ「緊急通報システム」特許の提供がスタート
株式会社ポイント機構は、AI(人工知能)を活用した新しい「緊急通報システム」の特許(特許第7796450号)を取得し、そのライセンス提供を開始しました。
この特許は、代表取締役の竹内 祐樹氏が「様々な犯罪をなくしたい」「緊急時に自動で安否確認や救助ができる環境を作りたい」という強い想いから企画されました。自動車窃盗や無人店舗の荒らし、自動販売機の荒らしといった犯罪の減少、そして人々が安心と笑顔で暮らせる未来を目指しています。
音と位置情報で危険を自動で判断・通報
この画期的なシステムは、「音」「位置情報」「状況の推定」「連絡先の検索と選択」という4つの中核技術を組み合わせることで、自動通報を実現します。

特許技術の主な流れ
- 音を集める: ユーザーの声や周囲の音(破壊音、衝突音、火災音など)を常に集めます。
- 場所を特定する: 端末の位置情報を取得します。
- 音データを記憶する: 集めた音のデータを一時的、または継続的に保存します。
- 状況を推定する: 集めた音データや位置情報をもとに、事故や急病、事件などの危険な状況を判断します。
- 連絡先を探して選ぶ: 状況に合わせて、事前に設定された複数の連絡先(家族、施設、警備会社、保険会社、警察、救急など)の中から最適な通報先を自動で選び出します。
- 自動で通報する: 設定された通信手段(電話、メッセージ、アプリ通知など)を使って、自動で通報を行います。
この特許技術について、より詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
従来の課題を解決し、より確実な緊急通報へ
これまでの緊急通報システムは、ボタンを押したり、アプリを起動したりと、本人が操作することが前提となるものがほとんどでした。そのため、意識を失ったり、パニックになったり、拘束されたりといった状況では、うまく機能しない可能性がありました。
しかし、この新しい特許は、本人が操作できない状況でも、音や位置情報から危険を察知し、自動で最適な場所に通報する仕組みを持っています。これにより、より確実な初動対応が可能になります。
幅広い分野での活用が期待される
この「緊急通報システム」は、様々な製品やサービスに組み込むことができます。
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見守り: ランドセル、スマートウォッチ、見守りタグなど、家庭や通学時の安全確保に。
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介護・医療: ベッド、室内センサー、ウェアラブル機器、施設システムなど、高齢者や要介護者の急変時に。
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車載: ドライブレコーダー、車載インフォテインメントシステム、保険テレマティクスなど、交通事故や運転中の急病時に。
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防犯・警備: 無人店舗、施設警備、破壊音検知システム、緊急通報サービスなど、犯罪の早期発見と対応に。
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自治体・学校: 地域見守り、通学路の安全確保、災害時の対応補助など、広範囲での安全ソリューションに。
導入による主な効果
このシステムを導入することで、以下のような効果が期待されます。
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操作不能時でも初動を確保: 本人が操作できない状況でも、危険を検知して通報できます。
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通報先の最適化: 状況に合わせて最適な連絡先が選ばれるため、通報先が固定されることで起こる問題を解決します。
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到達性の向上: 複数の手段で通報したり、再通報したりすることで、「連絡が届かない」というリスクを減らします。
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証拠性の向上: 自動で状況を記録し、暗号化して保存することで、後の説明や手続き、対応をスムーズにします。
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高度化の余地: AIの学習モデルを活用することで、誤検知を減らし、状況判断の精度をさらに高めることができます。
株式会社ポイント機構は、この特許を通じて、社会の様々な問題を改善・解決し、未来の日本を安心と安全、そして笑顔で満たしていきたいと述べています。
知的財産情報
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特許番号: 特許第7796450号
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発明の名称: 緊急通報システム、およびそのプログラム
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登録日: 2025年12月25日

