AIの力で食品ロスを減らす!岡山大学「のこり福キャンペーン2026」がスタート

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食品ロス削減への新たな挑戦「のこり福キャンペーン2026」

世界中で大きな問題となっている「食品ロス」。まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を減らすため、岡山大学が中心となり、新しい取り組み「のこり福キャンペーン2026」が始まります。このキャンペーンでは、AI(人工知能)の力を借りて、スーパーマーケットの食品ロス削減に挑戦します。

岡山大学のこり福キャンペーン2026

「のこり福キャンペーン2026」とは?

このキャンペーンは、2026年1月9日から3月31日まで実施されます。岡山大学生活協同組合、生活協同組合おかやまコープ、株式会社天満屋ストアの3事業者4店舗が参加し、食品ロス削減を目指します。キャンペーンの名前は、岡山大学公認サークル・環境部ECOLOの元部員が提案した「のこり福」という、食品ロスを減らして福を招くような素敵な願いが込められています。

AIが活躍!割引食品を見つける仕組み

キャンペーンの最大の特徴は、AI技術の活用です。参加店舗の食品売場にはWebカメラが設置され、割引された食品の様子を静止画像として取得します。次に、AIが文字を読み取る技術である「AI-OCR」が、割引食品のラベルに書かれた商品名、元の価格、割引率(または割引額)を正確に読み取ります。

読み取られた情報は、スマートフォン用アプリにリアルタイムで配信されます。これにより、消費者は自宅や移動中でも、どのお店にどんな割引食品があるのかを簡単に知ることができます。

キャンペーンの仕組みとアプリ画面

アプリでお得に、社会貢献も!

アプリの利用者には、割引食品の購入を促すポイント還元のクーポンが特典として付与されます。さらに、クーポンを利用して割引食品を購入するごとに、一部店舗では1件あたり10円がフードバンク団体に寄付され、その活動が支援されます。消費者はお得に買い物をしながら、食品ロス削減と社会貢献に繋がる行動ができる仕組みです。

キャンペーンの効果を科学的に検証

このキャンペーン期間中には、アプリの利用データ、レジでの販売記録(POSデータ)、お店を訪れる人々の動き(人流データ)などが集められ、分析されます。これにより、キャンペーンがどのくらい食品ロス削減に貢献したのか、その効果が科学的に検証されます。

今後の展望

岡山大学は、今回の研究成果を参加事業者やスーパーマーケットの業界団体、農林水産省などの行政機関に報告する予定です。得られた有用な知見を広く共有し、社会に役立てることで、さらなる食品ロス削減への貢献を目指します。

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