白内障手術後の見え方をARで体験!無料アプリ「AR Eye」が多焦点眼内レンズの種類を比較可能に
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、白内障手術の術前・術後の見え方をシミュレーションできる無料AR(拡張現実)アプリ「AR Eye(エイアール・アイ)」のバージョンアップ版の提供を開始しました。このアプリは、スマートフォンのカメラを通して現実の風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示し、白内障の症状や手術後の見え方をリアルに体験できるようにするものです。

新しいバージョンで多様な見え方を体験
今回のバージョンアップでは、白内障手術で使われる多焦点眼内レンズの種類として、新たに「連続焦点/3焦点」タイプと「焦点拡張」タイプの見え方を比較できるようになりました。利用者は、「単焦点眼内レンズ」「多焦点眼内レンズ 連続焦点/3焦点」「多焦点眼内レンズ 焦点拡張」それぞれの見え方や、夜間の光の見え方、遠距離・近距離の見え方を疑似体験できます。
多焦点眼内レンズの「連続焦点/3焦点」タイプは、遠くから近くまで連続的に視力を保ち、夜間の光のまぶしさ(ハロー)などを減らして、昼夜問わず質の高い見え方を目指したレンズです。「焦点拡張」タイプは、遠くから日常生活に必要な近くまでピントが合う範囲を広げ、単焦点眼内レンズに近い形でまぶしさ(グレア・ハロー)を抑えた見え方が特徴です。
これにより、利用者はクリアに見たい距離や夜間の運転機会など、自身のライフスタイルにより合った眼内レンズを選ぶ際の参考にできます。
アプリの活用とメリット
このアプリは、眼科医が診察時に患者さんへの説明に活用できるほか、患者さんが日常生活の中で手術後の見え方を体験することで、自分に合った眼内レンズを理解する手助けとなります。また、白内障を発症した場合の見え方も確認できるため、患者さんのご家族が、患者さんの感じている不自由さを体験し、白内障への理解を深めることにも役立ちます。
アプリ内には、多焦点眼内レンズを使った白内障治療について相談・受診できる医療施設を簡単に見つけられるリンクも用意されています。
白内障とは
白内障は、加齢などが原因で目の中のレンズの役割を果たす水晶体が白く濁り、見えにくくなる病気です。50代で約40%、60代で約70%、70代で90%、80代ではほぼ100%の人が発症すると言われています(1)。白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを挿入します。手術後は視機能の改善が期待されますが、眼内レンズの種類によって見え方が異なるため、術後の見え方にギャップを感じる人もいます。
年間約180万件が行われる白内障手術は、国内で最も多い外科手術の一つです(2)。挿入する眼内レンズには、1カ所にピントを合わせる「単焦点眼内レンズ」と、複数の距離にピントを合わせる「多焦点眼内レンズ」があります。単焦点レンズはピントを合わせた距離ははっきり見えますが、他の距離を見るには眼鏡が必要になることがあります。多焦点レンズは手術後にあまり眼鏡を使いたくない人に向いていますが、光のまぶしさ(グレアやハロー)を感じる場合があり、特に夜間に車の運転が多い人は注意が必要です。しかし、近年は多焦点レンズの機能も進化し、選択肢が広がっています。
(1)Minds 白内障診療ガイドラインの策定に関する研究(H13-21EBM-012)
(2)厚生労働省「第8回NBDオープンデータ」
アプリ監修医師
「AR Eye」アプリは、東京歯科大学水道橋病院 名誉教授・特任教授のビッセン宮島弘子先生が監修しています。ビッセン宮島弘子先生は、白内障や屈折矯正手術分野で日本のパイオニアとして活躍されています。

先生が監修するウェブサイト「白内障のぎもん」も参考にしてみてください。
「AR Eye」アプリのダウンロード方法
「AR Eye」アプリは、AndroidまたはiOSのスマートフォンやタブレットで利用できます。以下のQRコードから無料でダウンロード可能です。


