コンタクトセンターのAI活用最前線!「人ならではの対応」の価値とAIサポートへの期待とは?

ビジネス活用

コンタクトセンターの現場から見えた「人」と「AI」の未来

近年、AI(人工知能)の技術が急速に進む中で、「私たちの仕事はAIに置き換わるのか?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。特に、お客様と直接やり取りをするコンタクトセンター(コールセンター)の現場では、この変化を肌で感じていることでしょう。そんな中、株式会社PKSHA Technologyがコンタクトセンターで働く328人を対象に、AIに対する意識調査を行いました。この調査から、「人ならではの対応」の価値と、AIがどのようにサポートできるのかが明らかになりました。

コンタクトセンター従事者 意識調査

8割以上が「人ならではの対応」に価値を実感

調査の結果、コンタクトセンターで働く人の82.9%が「人の対応でしか解決できない問い合わせがある」と答えています。これは、お客様の感情を理解し、状況を深く聞き取るなど、AIだけでは難しい「心」を通わせる対応に、大きな価値があると感じているためです。

人がやらないと解決できないカスタマーサポートがあると思うか

具体的な理由としては、「顧客の要望や状況を深く聞き取ることが必要な応対」が48.5%、「顧客の感情への配慮が必要な応対」が47.9%と、人間らしい共感や理解が求められる場面が多いことがわかります。

約79%がAIによるサポートを要望

一方で、お客様対応の現場では「知識不足」や「カスタマーハラスメント(カスハラ)」といった難しい問題に直面することもあります。このような課題を解決するために、約79%の人が「AIにサポートしてもらいながら対応したい」と回答しました。

特に期待されているAIの機能は以下の通りです。

  • 応対に必要な情報(ナレッジ)の自動提示(37.5%): お客様との会話内容に合わせて、必要な情報をAIが自動で探し出し、オペレーターに教えてくれる機能です。

  • カスタマーハラスメントなどのリスクを判断して上司に報告(33.2%): 危険な状況をAIが察知し、オペレーターを守るためのサポートをしてくれる機能です。

AIに期待する支援内容

しかし、実際にAIを導入しているコンタクトセンターはまだ少なく、オペレーターを支援するAIの導入率は31.4%に留まっているのが現状です。

「PKSHA Speech Insight」で人とAIが協力する新しいコンタクトセンターへ

PKSHA Technologyは、AIを単に仕事を効率化する道具としてだけでなく、働く人の満足度(EX:従業員体験)を高め、結果としてお客様の満足度(CX:顧客体験)を最高にすることを目指しています。

「PKSHA Speech Insight」は、AI音声認識技術を活用し、オペレーターがお客様との「人対人の対話」に集中できる環境を作ることを目的としています。AIがお客様の意図を理解し、必要な情報を自動で提示したり、ハラスメントからオペレーターを守ったりすることで、より質の高い応対が可能になります。

PKSHA TECHNOLOGY

今後の展望:AIによる応対品質評価の自動化

PKSHA Technologyは、「PKSHA Speech Insight」を使って、お客様との応対中のサポートだけでなく、応対後の品質管理(QA活動)もAIで自動化していく計画です。現在、QA活動が効果を上げていると感じている現場は31.1%と低いですが、AIがすべてのお客様対応を客観的に評価し、素早くフィードバックすることで、スーパーバイザー(SV)の負担を減らし、チーム全体のスキルアップにつながることが期待されます。

PKSHA Technologyは、2026年までに国内の多くの企業にこのシステムを導入し、コンタクトセンターを「お客様の感情と知性が交わる、新しい価値を生み出す場所」へと進化させていくことを目指しています。

詳細レポートと製品情報

今回の意識調査の詳しい結果や、現場の課題をAIで解決するための具体的な方法をまとめたホワイトペーパーが公開されています。コンタクトセンターの運営改善や、AIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に興味がある方は、ぜひダウンロードしてみてください。

また、「PKSHA Speech Insight」について、さらに詳しく知りたい方は、以下の製品ページをご覧ください。


株式会社PKSHA Technologyについて

PKSHA Technologyは、「未来のソフトウエアを形にする」という目標のもと、社会の課題を解決する様々なAIやAIエージェントを提供している会社です。金融や製造、教育など、様々な業界に合わせたAIソリューションや、「PKSHA AI ヘルプデスク」「PKSHA Chat Agent」といったAIサービスを通じて、未来の働き方をサポートし、人とソフトウエアが協力して進化する社会を目指しています。

  • 会社名:株式会社PKSHA Technology

  • 所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F

  • 代表者:代表取締役 上野山 勝也

  • URL:https://www.pkshatech.com/

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