AIが見守る新しい暮らしの安全網
株式会社X-bridge(クロスブリッジ)が開発した独自のAIシステム「トラブル早期発見システム™(特許出願中)」が、独居高齢者の深夜の異変を検知し、早期対応につながる実証実験に成功しました。このシステムは、人の目が届きにくい場所で起こりうる「静かなリスク」をAIが高精度に捉え、迅速な情報共有を可能にするものです。

深夜の転倒可能性を検知、早期介入へ
2026年1月12日未明、このシステムは独居高齢者宅で転倒の可能性を検知し、事前に設定された連絡先へアラートを送信しました。この通知を受け取った医師(※)により、速やかに状況確認と必要な対応が行われ、ユーザーの重篤化を回避する一助となりました。
これは、発見が遅れがちな深夜帯において、AIによる解析結果の通知が機能し、早期の状況確認と判断が行われた具体的な事例です。これにより、独居高齢者にとって特に重要な「連絡の空白時間」を短縮できる可能性が示されました。
※本事例における医師の対応は、本サービス(トラブル早期発見システム™)の業務内容には含まれません。本システムは、ユーザーが指定した連絡先へ情報を通知する「情報提供サービス」です。
これまでの見守り技術との違い
これまでの家庭内見守り技術には、いくつかの課題がありました。
-
設置型センサーの課題: 従来のセンサーは、動きや特定のパターンしか検知できないため、日常の些細な動きで通知が頻発し、本当に重要な変化が見過ごされがちでした。また、人が24時間画面に張り付いていないと、緊急事態への対応が遅れる可能性がありました。
-
装着型センサーの課題: 身体に装着する高精度な機器もありますが、常に身につけることへの心理的な抵抗が大きく、継続が難しいという問題がありました。
X-bridgeの「トラブル早期発見システム™」は、これらの課題を解決する新しい安全網を提供します。
X-bridgeが提供する新しい価値
-
ユーザー設定に基づく通知設計: 通知先や通知手段、優先順位をユーザーが自由に設定できます。これにより、必要な情報を、必要な相手へ確実に届けられます。
-
転倒だけではない広範囲な生活リスク通知: 身体的な変化だけでなく、火災の兆候や予期せぬトラブルなど、平時とは異なる変化を多角的に検知し、高精度に共有します。
-
究極の負担レス: 対象者は特別な操作や装着をする必要がなく、普段通り生活するだけでAIが状況を解析します。充電などの負担も最小限に抑えられ、無理なく継続できます。
未来への展望
株式会社X-bridgeは、この技術を研究段階に留めず、広く一般家庭への普及を目指しています。本年度中のサービス開始を目指し、さらなる開発と実証実験を継続していくとのことです。
このテクノロジーは、「2025年問題」や「2030年問題」といった社会課題、そして介護人材不足の解決に貢献し、誰もが住み慣れた家で安心して暮らせる社会の実現を目指しています。
株式会社X-bridgeは、循環器専門医とAI研究者が共同で設立した企業です。高度なAI技術と臨床現場の知見を融合させ、プライバシーに配慮しながら、AIが24時間365日、生活空間の変化を解析し、必要な情報を届ける「空間ケア」ソリューションを提供しています。
現在、同社は社会実装フェーズへの移行と事業拡大のため、資金調達および資本業務提携を積極的に検討しています。医療・介護DX(デジタルトランスフォーメーション)の新たなスタンダードを共に構築するパートナーからの問い合わせを広く受け付けています。

