FLIGHTSは、建設・測量現場で使われるハンドヘルド型レーザースキャナー「FLIGHTS SCAN HANDY」シリーズに、新たなラインナップを追加しました。
「FLIGHTS SCAN HANDY 2」と、さらに高性能な「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus(3モデル)」の計4タイプが、2026年1月29日から販売開始されます。

新シリーズ登場の背景
近年、建設現場では3次元データ(物の形や位置を立体的にとらえたデータ)の活用がどんどん進んでいます。特に「手軽に使えるハンドヘルド型(手で持って使うタイプ)」のレーザースキャナーへの注目が高まっています。しかし、地下や複雑な場所でも正確さを保ちたい、広い範囲を短時間で測りたいといった、より多様なニーズが増えていました。
FLIGHTSはこれらの声に応えるため、従来の「FLIGHTS SCAN HANDY」が持っていた「軽くて持ち運びやすく、動きやすい」という良い点をそのままに、新しい技術を搭載した製品を開発しました。
新ラインナップには、最新の「Visual SLAM(ビジュアルスラム)」技術と「3DGS(3D Gaussian Splatting)」という技術が組み込まれており、現場の規模や目的に合わせて最適なモデルを選べるようになっています。これにより、小さな屋内の計測から、トンネル、広大な造成地まで、あらゆる建設現場のデジタル化を強力に後押しすることが期待されます。
新製品ラインナップの主な特徴
新モデルすべてに共通して搭載されているのが「Visual SLAM」という技術です。これは、GPS(GNSS)の電波が届かない地下空間や、目印が少ないトンネルのような場所でも、カメラの映像から自分の位置を正確に推定し、周囲の地図を同時に作っていくことができる画期的な技術です。これにより、どんな環境でも安定して測量ができるようになります。
FLIGHTS SCAN HANDY 2

このモデルは、従来の「FLIGHTS SCAN HANDY」の使いやすさはそのままに、Visual SLAMが加わることでさらに進化しました。2つのパノラマカメラを搭載し、これらを使ったVisual SLAMによって、スキャン作業の安定性が大きく向上しています。地下や特徴の少ないトンネルなどでも、安定して正確な地図データを作ることができます。
高精度な点群データ(無数の点の集まりで立体物を表現するデータ)の色付けや、リアルな3Dモデル(3DGSモデル)の作成にも対応しており、手軽に高品質なデータを手に入れたい方におすすめです。
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相対的な精度: 2cm以下
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絶対的な精度: 3cm以下
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特徴: デュアルカメラ搭載、Visual SLAM対応

詳細はこちらで確認できます: FLIGHTS SCAN HANDY 2
FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus

こちらはシリーズの中で最も高性能なハイエンドモデルです(2026年1月時点)。前・右・左に合計3つのパノラマカメラと、SLAM用のデュアルカメラを搭載しています。これにより、あらゆる方向から非常に精細なデータを取得でき、点群データの色付けもより鮮やかになり、現実そっくりの空間再現(3DGS)が可能になります。
また、高性能なレーザーセンサーを搭載しているため、従来のモデルと比べて約1.5倍から4倍の長い距離を計測でき、スキャン速度も約1.6倍から3.2倍と高速化されています。時間や環境に左右されずに、高精度なデータを効率よく取得したい現場に最適です。
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相対的な精度: 1cm以下
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絶対的な精度: 3cm以下
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特徴: トリプルパノラマカメラ、Visual SLAM、3つのセンサーから選択可能


詳細はこちらで確認できます: FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus
現場に合わせて選べる3つのモデル
「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus」は、仕事の内容や現場の規模に合わせて最適なセンサーを選べるように、以下の3つのモデルが用意されています。
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XT16: 小規模から中規模の現場、土工の補完測量(足りない部分を測量すること)をしたい方向け
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XT32: 小規模から中規模の現場、複雑な形の構造物がある場所の補完測量をしたい方向け
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M2X: 大規模な現場、広い範囲を効率的に測量したり3Dモデルを作ったりしたい方向け
販売情報
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受注開始日: 2026年1月29日
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出荷開始日: 順次お届けされます。
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価格: お問い合わせください。
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無料実演会: 全国で順次開催される予定です。詳細は以下のWebサイトで確認できます。
製品のデザインや仕様は、今後変更される可能性があります。
株式会社FLIGHTSについて

株式会社FLIGHTSは、建設業界の専門的な計測業務に特化し、ドローンなどの技術を使って「計測業務を効率化すること」と「計測で得られたデータをデジタル化すること」を進めるテクノロジースタートアップ企業です。大手建設コンサルタントや航空測量会社での経験を持つメンバーが中心となり、実際の業務内容や必要な要件、関連する法律などを深く理解した上で製品開発を行っているのが特徴です。主な事業として、測量業務向けのLiDAR(レーザー光を使った計測技術)「FLIGHTS SCAN」や、橋の点検に使うソフトウェア「FLIGHTS CONTROL」などを開発・提供しています。
- 公式サイト: https://flightsinc.jp/

