音声認識・AI要約サービス「QuickSummary2.0」が大幅アップデート、コンタクトセンター業務を効率化

AIツール・サービス紹介

株式会社エーアイスクエアは、コンタクトセンター向けの音声認識・AI要約サービス「QuickSummary2.0」の大幅なアップデートを実施しました。今回の更新により、オペレーターが通話中に使いやすい操作画面(UI)になり、音声認識や要約の処理速度、要約の正確性が大きく向上しました。これにより、コンタクトセンターでのAI活用がさらに進み、業務の効率化と顧客対応の品質向上に貢献します。

QuickSummary2.0の画面イメージ

アップデートの背景

コンタクトセンター業界では、人手不足や顧客対応の品質を一定に保つことなど、多くの課題を抱えています。一方で、最近注目されている「生成AI」を活用して、業務をもっと効率的にしようという動きが広がっています。特に、音声認識や要約の技術はコンタクトセンターで急速に導入されており、「QuickSummary2.0」を利用している現場からも、機能や性能に関して具体的な要望が寄せられていました。これらの現場の声に応える形で、今回のアップデートが実施されました。

機能強化のポイント

①応対中に使いやすいUIへ刷新

オペレーターがお客様と話している最中でも、直感的に操作できるように、画面のデザインや操作の流れが全面的に見直されました。通話内容と要約結果の確認、必要な情報へのアクセスがすべて一つの画面で完結できるようになり、また、画面の大きさに合わせて表示が変わる「レスポンシブ対応」により、複数のシステム画面を開いている場合でも使いやすくなっています。

②音声認識スピードが大幅向上(30秒単位 → 最短5秒単位)

これまで約30秒ごとに表示されていた音声認識の結果が、最短5秒単位で表示されるようになりました。これにより、通話中の会話内容がほぼリアルタイムで文字になるため、聞き逃しを防ぎ、確認作業も効率的になります。長時間の複雑な問い合わせでも、会話の流れをしっかり把握しながら、安定した対応が可能になります。

③生成要約スピードの大幅向上(約10秒 → 約5秒)

通話終了後に自動で作られる要約の処理時間が大幅に短縮され、約5秒で要約結果が表示されるようになりました。顧客情報管理システム(CRM)への登録や履歴入力がすぐにできるようになるため、通話後の事務作業にかかる時間を最小限に抑え、業務全体の生産性向上につながります。

④生成要約精度の向上

生成AIの利用モデルが変更され、要約の正確さや、必要な情報が漏れなく含まれているかどうかがさらに向上しました。会話の中から重要なことやお客様の要望を的確に抽出し、CRMへの登録、よくある質問(FAQ)の作成、お客様の声(VoC)の分析など、実際の業務でそのまま使える要約結果が安定して作られます。これにより、特定の担当者にしかできないと思われがちだった後処理業務の標準化にも役立ちます。

⑤CRM連携APIの機能拡張

生成された要約結果を直接CRMに自動で入力できるAPI(システム連携の仕組み)が新しく追加されました。これにより、通話が終わった後、オペレーターが手作業で入力することなく、要約結果が自動でCRMに登録され、後処理時間を大幅に減らすことができます。

「QuickSummary2.0」について

「QuickSummary2.0」は、エーアイスクエアが提供する音声認識・AI要約サービスです。通話内容を高精度で文字にし、CRM登録やFAQ作成、VoC分析などに活用できる要約結果を自動で生成します。現在、約30社・3,300席以上のコンタクトセンターで利用されており、生産性向上、応対品質改善、コスト削減に貢献しています。金融、製造、通信など、特にセキュリティが求められる業界にも対応しており、外部と接続しない「閉域ネットワーク」での利用も可能です。

高い拡張性と柔軟な連携性を持っており、既存の電話システム(PBX/CTI)やCRMシステムとの連携も簡単に行えます。継続的なアップデートにより、AIの要約精度やオペレーション現場での使いやすさを高め、企業規模を問わず安心して導入できるソリューションとして進化を続けています。

QuickSummary2.0のCRM連携機能の画面

主な特徴

  • 高精度な音声認識: 基本となるAIモデルの性能に加え、専門用語の辞書を使った独自の誤変換修正機能も搭載しており、90%を超える高い認識精度を実現しています。辞書に言葉を登録することで、さらに精度を高めることができます。

  • 必要な形式に自動要約: 通話終了後、オペレーターが必要とする形式の要約を自動で作成します。例えば、CRM登録用、FAQ抽出用、VoC抽出用など、用途に合わせた最適な要約が得られます。通話内容や目的に応じて、画面上から要約のスタイル(長さや形式など)を選ぶことも可能です。

  • 要約パターンを自由に追加・修正: 管理画面からユーザー自身が新しい要約パターンを作成・修正でき、その変更はすぐに反映されます。運用中に得られたフィードバックをすぐに活かせるため、要約の精度や使い勝手を段階的に改善できます。

  • ご利用中のシステムと連携: 既存の音声認識システムや電話システム(PBX/CTI)、CRMシステムと連携させられるため、通話記録や要約結果を現在の業務システムにスムーズに統合できます。これにより、導入時の手間を抑えられます。

  • 利用しやすい料金: 独自のAIモデルを使った前処理により、AIが処理する情報量(トークン数)を削減できるため、費用を抑えて利用できます。また、要望に合わせて固定料金と利用量に応じた料金(従量料金)が選べます。

今後の展開

エーアイスクエアは、今後も「QuickSummary2.0」の機能強化を続け、モニタリングや分析機能、AIエージェントとの連携など、生成AIを活用した新しい価値の提供を進めていきます。これらの取り組みを通じて、コンタクトセンター業務のさらなる高度化と、お客様の体験(顧客体験)の向上を支援していく方針です。

株式会社エーアイスクエアについて

株式会社エーアイスクエアは、「企業とお客さまのコミュニケーションをAIで豊かに」という信念のもと、コンタクトセンターの分野でAI技術を活用したソリューションを提供しています。音声認識・生成AI要約サービス「QuickSummary2.0」やAIエージェントなどを通じて、業務効率化と顧客満足度向上を実現しています。

  • 本社: 東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F

  • 設立: 2015年12月1日

  • 代表者: 代表取締役 堀友彦

  • 資本金: 9,000万円

  • 事業内容: 人工知能(AI)を活用した各種ITサービス提供およびコンサルティング等

  • URL: https://www.ai2-jp.com/

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