AIが光電センサー開発を加速!設計・評価資料を分析し、新しい発明を生み出す「AI IPGenius」とは

AIツール・サービス紹介

AIが光電センサー開発の「知恵」を掘り起こす!「AI IPGenius」の最新事例

リーガルテック株式会社は、企業の研究開発や技術部門が新しい発明を考えるのを助けるAIツール「AI IPGenius」を提供しています。このAIは、普段の業務でたくさん作られる設計や評価に関する資料を分析し、これまで見過ごされがちだった技術の「違い」を見つけ出して、新しい発明のヒントを整理する役割を果たします。

AI IPGenius on IDXの紹介

なぜAI IPGeniusが必要とされているのか

工場などで使われる光電センサーは、物の動きを正確に検知するためにとても大切な装置です。しかし、検出の精度を高めたり、最適な設置方法を見つけたりするには、試作品を作って評価を繰り返す必要があり、その過程で多くの記録が残ります。

例えば、どのように物を検知するか、どこに設置するか、物の色や周りの環境がどう影響するかなど、わずかな条件の違いが検出結果に大きく影響するため、研究ノートや技術メモ、評価レポートといった形で膨大な情報が日々蓄積されていきます。

これらの記録は、担当者や案件ごとにバラバラに保管されることが多く、過去の検討内容をまとめて見返すのが難しいという課題がありました。そのため、せっかくの工夫や発見が、新しい発明のアイデアとして十分に活用されないこともあったのです。過去の試行錯誤から生まれた「知恵」を、次の技術開発や発明につなげるための仕組みが求められていました。

光電センサー開発でのAI活用事例

ある産業機器メーカーの研究開発部門では、光電センサーの開発において「AI IPGenius」を導入しました。具体的には、以下のような資料をAIに入力して解析を行いました。

  • 研究ノート

  • 会議の議事録

  • 試作の記録

  • 過去の技術資料

AIによる発明要素整理の画面

「AI IPGenius」はこれらの資料をまとめて分析し、次のような情報を整理してくれました。

  • センサーの光の当て方や設置距離による検出条件の違い

  • 周りの光や物の反射率の変化に対応するための改善点

  • 検出の安定性を高めるための調整内容の比較

  • 従来の技術と比べて新しさがあるかもしれない技術的なポイント

  • 過去の試作評価結果と今の検討との関連性

研究者は、AIが抽出したこれらの技術ポイントをもとに、光電センサーの構成や検出条件について議論を深め、新しいテーマの検討や情報の整理に役立てることができました。さらに、抽出された技術ポイントは「MyTokkyo.Ai」という別のツールと連携し、関連する既存技術や特許をすぐに検索できる体制も整えられました。

AI IPGenius on IDXとは

「AI IPGenius」は、企業の研究開発部門に蓄積された様々なデータ(非構造データと呼ばれます)を解析し、発明を検討するのに必要な技術情報を探し、整理し、大切な部分を抜き出すことができる「知の資産化ナレッジベース」です。

PDF、PowerPoint、Wordといったよく使われる文書だけでなく、研究ノート、技術メモ、試作評価資料など、形式がバラバラな社内資料もまとめて理解し、技術情報を整理して活用するのを助けます。

AI孔明検索インターフェース

主な機能は以下の通りです。

  • 非構造データ解析: 研究ノートや試作ログなど、形式が統一されていない資料もまとめて分析し、技術情報を一元的に把握できます。

  • 発明ポイント抽出: 技術的な課題、それを解決する方法、得られる効果の関係を整理し、これまでの技術と比べて新しい点になり得る技術的なポイントを提示します。

  • 類似技術検索: 「MyTokkyo.Ai」と連携することで、AIが抽出した技術ポイントを元に、関連する技術や既存の特許をすぐに調べることができます。

  • 共有資料解析: 部署内に散らばって保管されている技術資料をまとめて分析し、情報共有をスムーズにします。

また、「AI IPGenius」は、外部に情報が漏れないように管理された「IDX基盤」という環境で利用できます。これにより、大切な技術情報を外部に送ることなく、安全に蓄積・解析し、発明検討に必要な情報を整理することが可能です。

期待される効果

このAIを活用することで、次のような良い効果が期待されています。

  • 過去の資料を探す時間の短縮

  • 光電センサー開発に関する技術情報の整理と「見える化」

  • 新しい発明を見つけるための検討のサポート

  • 技術テーマの検討がより効率的になる

  • 知識の共有が促進される

研究者が判断するのを助ける役割として、日々の業務の負担を減らすことに貢献するでしょう。

今後の展開

リーガルテック株式会社は、これからも研究現場での活用をサポートしていくために、「AI IPGenius」の機能や提供方法について検討を続けていく方針です。研究ノートや技術メモなどの様々なデータを使いやすい環境を整えることで、過去の検討履歴や知識を振り返りながら、研究や議論をスムーズに進められる状態を目指しています。

これからも、研究現場の実際の業務に寄り添った形で、運用面も含めて取り組みを進めていくとのことです。

製品ページ: https://www.legaltech.co.jp/ipgenius/

リーガルテック株式会社について

リーガルテック株式会社は、2021年3月に設立された企業で、代表取締役社長は平井 智之氏です。東京都港区に本社を構えています。

提供している主なサービスは以下の通りです。

  • 特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」

  • 知の資産化ナレッジベース「AI IPGenius」

  • 秘密情報共有データルーム「リーガルテックVDR」

会社URL: https://www.legaltech.co.jp/

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