ZETTAI WORKSがWebAR技術で新しい体験を提供 グラフィック認識型ARをビジネスに展開

AIツール・サービス紹介

WebAR技術で広がる新しい体験

株式会社ZETTAI WORKSは、WebARという技術を使って、印刷物などに描かれたデザインやグラフィックをスマートフォンのカメラで認識するだけでAR(拡張現実)体験ができるサービスを、実際に多くの人に使われる規模で提供し始めました。この技術では、専用のアプリをダウンロードする必要がなく、スマートフォンのブラウザ上でAR体験を始めることができます。

この取り組みは、店頭で限定的に配布されるキャンペーンで活用され、1日に数百回ものAR起動があっても、安定して動作していることが確認されています。

WebARってなに?

WebARとは、ウェブブラウザを使ってAR(拡張現実)を楽しむことができる技術です。これまでのARは、専用のアプリをインストールする必要がある場合が多かったのですが、WebARなら、ウェブサイトを見るように手軽にARを体験できます。

近年、アメリカやヨーロッパを中心に、WebARに関する技術のルール作りや、誰でも自由に使えるオープンソース化が進んでいます。これにより、特定のアプリに頼らずにAR表現ができるようになり、ZETTAI WORKSでは、URLの共有やアプリの案内がなくても、グラフィックを読み取るだけでAR体験が始まるようなサービスを開発してきました。

安定したAR体験を実現するための工夫

ZETTAI WORKSが今回展開したサービスでは、実際に多くの人が使うことを考えて、いくつかの工夫がされています。

  • ARで表示される映像の画質や長さ、スマートフォンの負担を調整する

  • 撮影しながらすぐに確認・修正ができる体制を整える

  • 認識後に表示される情報を段階的に見せるように整理する

  • スマートフォンに過度な負担をかけないシステムにする

  • お店の中や屋外など、さまざまな場所で何度も試して確認する

これらの工夫により、使う人によってAR体験に差が出ないよう、安定して楽しめるWebARが実現されています。

はるやま商事「褒められスーツ」でのAR体験

この取り組みの一例として、はるやま商事株式会社が展開する「褒められスーツ」の購入者向けキャンペーンで、このWebAR技術が使われました。

ARお守り型チャーム

対象商品に付属しているデザインをスマートフォンで読み取ると、ブラウザ上でAR映像が起動します。これにより、お店で見た後も、自宅などで同じAR体験を楽しむことができます。このキャンペーンは、2025年12月19日(金)から2026年3月31日(火)まで、全国の「はるやま」店舗(ネットショップを除く)で実施され、なくなり次第終了となります。

対象は、今春卒業する新社会人・新入生、および就職活動中の方で、AR体験起動用デザイン付き配布物が一人につき1点限りで提供されました。この期間中、1日に数百回もの起動が継続的に発生しましたが、システムは安定して稼働しました。

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今後の展望

ZETTAI WORKSは、今回の経験を活かして、キャラクターの造形物、商品のパッケージ、イベントで配られるものなど、さまざまな「形あるデザイン」をきっかけにしたWebAR体験を広げていくことを考えています。お店、家庭、イベント会場といった異なる場所でも、グラフィックを認識するAR体験がどのように活用できるか、今後も検証していく予定です。

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