英検®2級の単語・熟語学習がさらに効率的に!スタスタAppsに「思い出す学習」と「忘れにくい復習」の新機能が登場

教育・学習

スタスタAppsが英検®2級向けの新機能「単語・熟語学習」を提供開始

スタディスタジオ株式会社が提供する英検®学習支援Webアプリ「スタスタApps」は、2026年2月11日より、英検®2級向けの新しい「単語・熟語学習」機能の提供を開始しました。

この新機能は、単語帳のように眺めるだけでなく、「自分で思い出して答える」練習を中心に、復習のタイミングをAIが自動で調整する「間隔反復(spaced repetition)型」の語彙学習システムです。短期的な正解だけでなく、時間が経っても忘れずに使える長期的な記憶を目指して開発されました。

英検専門塾が監修し、学習科学に基づいたFSRS系間隔反復スケジューラを採用した単語・熟語学習アプリの広告画像。

▼英検®単語・熟語学習
https://apps.studystudio.jp/vocab

新機能のポイント:英検®2級の単語1,300語と熟語500語に対応

今回提供される英検®2級向けの単語・熟語学習機能の概要は以下の通りです。

  • 単語数: 1,300語(英検®2級レベル)

  • 熟語数: 500語(英検®2級レベル)

  • 学習形式:

    • 単語は日本語から英語を入力する形式

    • 熟語は穴埋め形式で入力

  • 学習の中心: 答えを見るだけでなく、「思い出して答える」練習

  • 復習: 学習結果に応じて次回の復習タイミングを自動調整(間隔反復)

  • 進捗: ダッシュボードで「今日の学習枚数」「正答率」「学習済み/未学習/復習」を分かりやすく表示

まずは英検®2級のみの提供ですが、今後対応級は順次拡大が検討されています。また、現時点では完全に無料で利用できます。

単語学習アプリ「スタスタApps」の画面で、2級の単語を日→英形式で学習している様子

英語の熟語学習アプリの画面です。2級の熟語「look ____ [目的語]」の穴埋め問題が表示

なぜ「思い出して答える」学習が大切なのか?

英検®対策において語彙学習は非常に重要ですが、単語帳をただ読み返すだけでは、試験本番や時間が経った時に「知っているはずなのに思い出せない」という状況になりがちです。

この新機能では、提示された日本語(単語)や穴埋め(熟語)から英語を入力して回答する形式を採用しています。これは、「想起(retrieval practice)」と呼ばれる「思い出す練習」を中心にする学習方法です。学習科学の知見によると、単に読み返すよりも、自分で思い出す練習をした方が、時間が経った後の記憶の定着に有利であるとされています。

  • 単語: 日本語を見て英語を入力することで、思い出す力を鍛えます。

  • 熟語: 穴埋め形式で、熟語を文の型として使えるように練習します。

忘れにくい復習を自動化する「間隔反復スケジューラ」

同じ回数学ぶなら、まとめて一気に学習するよりも、時間を空けて繰り返し学習する方が記憶に残りやすいという「分散学習(spaced practice)」の考え方があります。

しかし、分散学習は「いつ復習すれば良いか」を自分で管理するのが難しく、途中で挫折してしまう原因にもなりがちです。そこで、この機能では、復習のタイミングをAIが自動でスケジューリングします。これにより、学習者は迷うことなく継続して学習に取り組むことができます。

学習エンジンの仕組み

本機能は「間隔反復スケジューラ(spaced repetition scheduler)」という考え方を採用しています。これは、それぞれの単語や熟語(カード)の学習状況を記録し、正解・不正解に応じて次回の復習日時を自動で更新する仕組みです。

英語の熟語学習アプリで、「look ____ on」の穴埋め問題に「back」と回答し、正解した画面。

  • 各カードには「次回復習日」が設定され、学習の成否によって復習間隔が自動で更新されます。

  • 復習が必要なカードを優先し、復習が溜まりすぎないように新しい学習の投入量を調整します。

  • 学習の負担と記憶の定着のバランスを取りながら、無理なく続けられる学習を目指します。

さらに、英検®対策として重要な語彙を優先的に学習できるよう、単語・熟語にはA/B/Cの優先度が設定されています。この優先度は、単に表示されるだけでなく、学習エンジンの動き(新しい学習の投入比率や復習の頻度)にも反映され、重要語ほど忘れにくいように設計されています。

英語の熟語学習アプリの画面で、穴埋め問題「keep up ____ [目的語]」に対し「on」と誤答

学習をサポートする様々な工夫

優先度A/B/Cは「学習投資の優先順位」

この機能におけるA/B/Cの優先度は、語彙の難易度ではなく、英検®合格に向けた学習の重要度を示しています。

  • A: 合格に直結しやすい核となる語彙。先に習得することで、得点アップと実践的な運用に効果があります。

  • B: 標準的な語彙。Aの次に確実に積み重ねるべきものです。

  • C: 上乗せとなる語彙。取りこぼしを減らし、安定した得点や他の受験者との差をつける領域です。

優先度が高いほど復習の頻度が高くなるように設計されており、限られた学習時間の中で、重要な語彙に重点的に取り組めるようになっています。

レビュー評価の自動化

学習アプリで毎回手動で「Hard/Good/Easy」といった評価を選ぶのは手間がかかり、判断にばらつきも生じやすくなります。この機能では、正誤に加えて回答時間などの情報も使い、同じ正解でも「すぐに思い出せたのか」「時間がかかったのか」を自動で判断し、次回の復習スケジュールに反映させます。これにより、学習体験をシンプルに保ちながら、復習の質を高めることを目指しています。

誤判定を減らす工夫

入力形式の学習では、大文字・小文字、スペース、ハイフン、アポストロフィなどの表記の違いによって誤判定が起きると、学習の質が低下してしまいます。本機能では、入力された文字と正しい答えを同じ方法で処理し、必要に応じて複数の正解パターンを許容することで、学習の公平性と正確性を高めています。

ダッシュボードで「今日やるべきこと」がひと目で分かる

学習ダッシュボードでは、その日の学習枚数、正答率、学習済み・未学習・復習の状況、優先度ごとの進捗などが分かりやすく表示されます。「何をどれだけ進めたか」「次にどこを学習すべきか」がひと目で確認できるため、日々の学習を継続する上での判断材料となります。

単語学習アプリのダッシュボード画面で、2級の単語と熟語の学習進捗が表示されています。

今後の展開と注意事項

スタスタAppsは、まずは英検®2級向けの機能提供から開始し、今後対応する級を順次拡大していく予定です。また、現時点での提供範囲は完全に無料で利用できます(将来的に上位機能が追加される場合、有料となる可能性があります)。

なお、本機能で提供される語彙・熟語リストは、英検®協会が公式に認定しているものではありません。公開情報などに基づき、学習として効果的で継続しやすい形を目指して設計されています。

※英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。本サービスは同協会の承認・推奨を受けたものではありません。

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